勝ちパターンを発掘!生成AI活用で実現した自走型アドクリエイティブ改善支援

勝ちパターンを発掘!生成AI活用で実現した自走型アドクリエイティブ改善支援
課題
  • クリエイティブの訴求力が低く、広告成果が停滞傾向
  • クリエイティブ制作を代理店に一任しており、PDCAのスピード感に課題
  • データに基づいた検証サイクルが確立されておらず、成果が持続しない状況
解決策
  • 独自のアドクリエイティブ改善フローに基づき、デジタル施策全体の戦略立案と改善PDCAを実施
  • 生成AIを活用したクリエイティブ制作を内製化し、持続可能な運用体制を確立
効果
  • 本プロジェクトで制作したクリエイティブが占める割合が、全体の獲得CV数のうち91%
  • 第3回検証の時点で、制作したクリエイティブのCVR(コンバージョン率)が、全体平均CVRの約1.3倍
  • クリエイティブ制作の内製化支援を通じ、お客さま主導で成果改善PDCAを回せる運用体制を確立

メンバーズはこれまで、岩手銀行さまに対して広告運用セカンドオピニオンやLP制作などの支援をおこなってきました。今回は、岩手銀行さまのアドクリエイティブ改善と自走化をゴールとした独自の「アドクリエイティブ改善フロー」の導入と運用支援を実施しました。

施策内容

施策1:独自のPDCAフローによる戦略設計と定量分析

当社は、訴求軸検証と表現軸検証を2週間のサイクルで推進できる、データドリブンPDCAフローの導入を支援しました。ターゲット戦略を明確化し、独自の体系化された訴求軸・表現軸に基づき、2週間サイクルで改善するワークフローを構築しました。

配信成果の分析において、統計的手法を用いた分析フォーマットを適用し、成果に対する貢献度を客観的かつ定量的に判定することで、「勝ちパターン」を特定。この分析結果を基に、継続的に次回の検証テーマを策定し、2週間を1ラウンドとした検証サイクルを回すことで、成果の最大化を目指しました。

ラウンド管理表 ラウンド管理表
ラウンド管理表
クリエイティブ検証表 クリエイティブ検証表
クリエイティブ検証表

施策2:生成AIを活用した内製化支援

内製での持続可能な体制の構築に向けて、クリエイティブ制作に生成AIツールを導入し、岩手銀行の担当者さまがクリエイティブを内製できる環境を構築しました。支援開始時は当社が「仮説検証・データ分析」、岩手銀行さまが「クリエイティブ制作の高速な実行」を担う分業体制で検証サイクルを加速させました。

その後、当社のノウハウ(仮説検証やワークフロー)をトランスファーした結果、現在は岩手銀行の担当者さまご自身で分析や戦略策定まで含めたすべてのPDCAをおこない、継続的な成果創出を実現されています。

クリエイティブ制作画面クリエイティブ制作画面

取り組みの成果

制作した新規クリエイティブは、各検証において、全体平均(既存クリエイティブを含む)と比較してCVRが向上し、初動から高い成果を発揮しました。また、回を重ねるごとに成果への貢献度が拡大し、第3回検証時には全体平均に対して+0.53%のCVRを達成し、全体CV数のうち91%を本プロジェクトで制作したクリエイティブが獲得する結果となりました。

この結果は、当社のデータドリブンな改善フローと、岩手銀行さまの内製化による高速検証という相乗効果が、広告成果を継続的に伸長させる仕組みを構築したことを示しています。

  CVR 全体CV数に対する割合
  全体 本プロジェクト制作 本プロジェクト制作/全体
第1回 2.48% 4.8% 79%
第2回 1.13% 1.2% 96%
第3回 1.56% 2.09% 91%

ご担当者さまからのコメント

当行では、代理店とのイメージのすり合わせがうまくいかず、ディスプレイ系広告の配信成果の停滞が課題となっていました。クリエイティブ制作のツールやノウハウもありませんでしたが、メンバーズさまのご支援をいただき、現在では配信成果に基づく新規クリエイティブの制作から分析まで行内で完結しています。広告担当者のイメージをダイレクトにクリエイティブへ落とし込めるため、制作コストを最小限に抑えながら効率よく検証を継続できています。

(最終更新日:2026年01月)

 

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