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セカンドオピニオンでデジタル広告を最適化し、代理店依存から脱却

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メンバーズは、株式会社岩手銀行さまのデジタル広告運用をご支援しました。既存広告代理店との連携支援や計測環境の強化、広告運用の基礎知識から応用までのスキルトランスファーを実施。これにより、客観的な妥当性判断能力を養い、一部広告運用の内製化も実現しました。
施策内容
施策1:広告運用体制の改善支援
広告代理店との週次定例会への同席や、広告運用に関する妥当性評価、改善施策提案などを実施し、広告成果最大化を支援。KPIに対して不足する新規媒体の提案や、開始時期の優先度付け、予算・獲得目標シミュレーションの妥当性判断、訴求軸の整理、クリエイティブ改善、LP・フォーム分析など、多岐にわたる施策を実施することで広告成果を改善しました。


施策2:計測・分析環境の強化
広告効果測定プラットフォーム「AD EBiS」の導入や広告パラメータ発行フローの整備、GTMタグ管理表の整備などを通して計測環境を改善し、より正確な広告効果測定や分析を可能にしました。将来的な展望として、コンバージョンAPIツールの導入を検討しており、昨今のcookie規制への対策が可能なほか、広告効果計測の精度をより一層向上させることを目指しています。


施策3:スキルトランスファーと一部動画広告の内製化支援
広告運用に関するレクチャー会を適宜開催し、広告運用に必要な基礎知識や媒体別のスキル定義などを策定しました。内製化に向けたマニュアルやドキュメントの整備、ダッシュボードの開発など、行内の広告運用体制構築をサポートに加えて、認知施策としてYouTube広告の内製運用をスモールスタートで開始。広告配信プロセスへの理解を通じた行内リテラシーの向上、およびそれに伴うベンダー(広告代理店さま)のコントロール精度向上につながりました。


取り組みの成果
広告セカンドオピニオン支援の結果、代理店に依存していた従来の広告運用体制から脱却し、行内で広告戦略を主導的に議論できる体制を構築することで、より戦略的な意思決定が可能に。広告改善施策の実行頻度の増加・PDCAの加速につながりました。また、計測ツール「AD EBiS」の実装を通じて広告効果の計測精度を向上させ、代理店からの提案に対する客観的な妥当性判断を実現しました。
さらに、メンバーズによる広告知識のレクチャーや内製化支援を通じて、YouTube広告の内製運用体制を確立。ひと月あたり数万円程度の代理店手数料削減・動画広告運用ノウハウの蓄積に加え、他広告媒体の将来的な内製化の足がかりとなる取り組みとなりました。
ご担当者さまからのコメント
当行においては、広告代理店より運用成果の報告と配信提案を受けながらWeb広告の推進を図っていましたが、地方銀行という特性上、担当者の異動等で行内に知識やスキルが蓄積されず、運用成果や提案に関する妥当性判断ができずにいたところにメンバーズさまのご支援をいただきました。
Web広告の種類や用語といった初歩的な部分から各種媒体の運用指標や分析方法に至るまでの細やかなレクチャーに加え、Web広告の成果検証や方針決定に関するサポートをいただきました。各種媒体の管理画面や計測システムが広告代理店保有である中、専門家による客観的なご意見やご提案をいただける環境は非常に心強かったです。
運用関連ツールも多数ご紹介いただき、行内で正確かつ詳細な効果計測が可能になったほか、一部広告運用の内製化も実現しました。Web広告全体の運用成果も改善しており、これらはメンバーズさまのご支援なくして叶わなかったものと考えています。
(最終更新日:2025年06月)
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