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UXリサーチと広告配信を組み合わせたアジャイル型の仮説検証で、新たなバリュープロポジション・ターゲットを発見

背景・目的 |
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成果 |
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メンバーズの役割
- 事前リサーチ(デスクリサーチ、クイックアンケート、ユーザーインタビューなど)
- バリュープロポジション仮説設計ワークショップ
- バナー制作:合計51点
- ユーザーインタビュー:合計24名
施策内容
施策①:仮設設計のワークショップの実施
「7BOX」という仮説設計のワークフレームを用いて、プログラムの最初にワークショップを実施。
関係者間で目線合わせをしながらアイデアを練り、バリュープロポジションの仮説を設計しました。

バリュープロポジション

仮説設計のワークフレーム「7BOX」
施策②:広告配信による仮説検証
施策①で設計した仮説ごとに全51点のバナーを制作。
広告として実際の市場に投下し、ユーザーからの反応を定量的に計測・分析しました。
広告として実際の市場に投下し、ユーザーからの反応を定量的に計測・分析しました。

施策③:バリュープロポジション・クリエイティブのブラッシュアップ
最初に設計したバリュープロポジションとクリエイティブをそのまま使い続けるのではなく、定量(広告配信データ)と定性(ユーザーインタビュー)の調査を通じて得た示唆を元にブラッシュアップ。
再度広告配信を行なって市場投下することで、仮説に立ち返り改善を繰り返すサイクルを実現しました。
取り組みの成果
成果①:広告の効率改善
配信した広告バナーのうち、8件のバナーにおいて既存広告よりも高いCTRを創出。
CTRを最大で1.6倍まで改善し、広告の効率改善に寄与しました。
成果②:アジャイル型の仮説検証による有効なバリュープロポジションとターゲットの発見
インタビュー調査と広告配信で市場の反応を見ながらブラッシュアップをアジャイル型で繰り返すことで、「環境配慮には費用が掛かる」「利便性とのトレードオフ」という意識を払しょくできるバリュープロポジションが有効であることを発見しました。
また、仮説設計の段階では想定できなかったターゲットが市場に存在することを確認し、新たなコミュニケーション施策の可能性を見出すことができました。
お客さまからのコメント
GREENMODELの価値を良いと感じる潜在層にアプローチすること、またワークショップから抽出したバリュープロポジションを表現に落とし込むことができました。ユーザーの生の声を聞くことができたことが、今までの広告制作と大きく異なりました。今後の更なる成果に期待しています。
サービスのご案内
(最終更新日:2024年7月)
お客さま情報
社名 | 積水化学工業株式会社 |
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業界 | 素材・素材加工品 |
課題 | リサーチ・企画をおこないたい 顧客体験・UXを向上させたい |
主な支援サービス | サービスデザイン・UX |
