
マーケティングDX投資が一足飛びに進み、顧客基盤の利活用フェーズ、具体的な成果創出を求められるフェーズにいるという方も多くいらっしゃると思います。しかし、実際には描いていた理想のコミュニケーション戦略が実行に移されておらず、「戦略と実行の分断」を感じている方も多いのではないでしょうか。
このような問題をうけて、マーケティング効率と成果を高める組織の機能・仕組みを指す「マーケティングオペレーション(MOps)」が注目を集めています。 そこで今回は、「マーケティングオペレーション(MOps)の教科書」の著者である丸井達郎氏をお招きし、第一部では、MOpsの必要性、役割、そして企業が直面している様々な課題への対応方法などについて、先進事例も交えて紹介いただきます。
第二部では、日本企業でMOpsを実践するうえでの障壁と対処方法について、丸井氏とメンバーズのMOpsコンサルタントがトークセッション形式で議論します。
目次
【第一部】
「マーケティングオペレーション(MOps)」について
- 丸井 達郎 氏
【第二部】
トークセッション&質疑応答
- 丸井 達郎 氏
- 佐藤 直輝
登壇者紹介

丸井 達郎 氏
ゼロワングロース株式会社
代表取締役
株式会社マルケト(現アドビ株式会社)での大手クライアント向けの戦略コンサルティングおよびテクノロジースタートアップの海外展開を経て、2021年に01GROWTHを創業。GTM戦略、RevOps構築を通じて、レベニュー組織の持続的な成長を支援。仏INSEADにてCGM(Certificate in Global Management)プログラム修了。著書に『「数字指向」のマーケティング』『マーケティングオペレーション(MOps)の教科書』『レベニューオペレーション(RevOps)の教科書』(いずれもMarkeZine BOOKS)がある。

佐藤 直輝
株式会社メンバーズ ビジネスイーカンパニー
チームリーダー
前職はBtoBマーケティング支援会社でマーケティングプランナーとして約4年間従事。大手製造業、外資系IT企業を中心に20社以上を担当。マーケティング戦略の立案からデマンドジェネレーション施策の実行、MA-SFAの導入・利活用、インサイドセールス組織の立ち上げ等を経験。2023年にメンバーズ ビジネスイーカンパニーに入社し、大手エネルギー関連企業や大手総合IT商社のマーケティング活動の支援をPMとして統括。現在は「営業をデジタルで高度化する」に基づいたサービスの開発や、マーケティングオペレーションサービスの企画業務に従事している。