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AIをパートナーへと進化させ企業の開発プロセス変革を実現する「AI駆動開発伴走支援サービス」を提供開始!PoCでWebアプリの開発速度約5倍を実現
DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードする株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、東証プライム:2130、以下「メンバーズ」)は、「AI駆動開発伴走支援サービス」の提供を2025年11月より開始します。
本サービスは、生成AI活用と開発プロセス変革に精通したプロフェッショナル人材が、企業におけるAI駆動開発への変革を、開発環境を整備する「トレーニング・ワークショップ」、プロセス設計などの「PoC(概念実証)伴走」、段階的な導入アプローチによる「定着・高度化」の3つのプログラムで伴走支援し、企業のAI駆動開発における内製化を確立します。3つのプログラムにより、企業が抱えるAI駆動開発における品質・セキュリティへの不安や人材・スキルの不足、管理保守性の懸念といった課題を解消します。メンバーズが実施した小規模アプリケーション開発のPoCでは、従来の手法と比較して開発速度約5倍を実現しています。
本サービスを通じ、AIを便利な道具からパートナーへと進化させ、企業における開発現場の生産性向上とビジネス変革を実現し、持続的な成長に貢献します。
背景
企業におけるAI活用が急速に加速する中、開発プロセス全体をAI活用前提で構築し、開発の速度・効率向上を可能にする「AI駆動開発」が注目されています。
メンバーズでは、デジタル人材の伴走による企業へのDX現場支援事業を展開しています。大手企業を中心に1,000社を超える支援実績を有しており、製造、金融、小売、ヘルスケア、ITといった幅広い業界で、AIの導入や開発などを支援してきました。支援の中で、AIを活用した開発における、AI生成コードの品質・セキュリティへの不安や、将来的な保守リスク、人材・スキルの不足、AI活用前提の業務プロセス変革の遅れといった課題が企業から寄せられています。これらの課題解消には、AI活用の知見に加え、AIと人が最適な役割分担のもと、人が介在して判断するプロセスを確立し、AIを使いこなすことが不可欠です。
こうした背景から、この度、生成AI活用と開発プロセス変革に精通したプロフェッショナル人材による「AI駆動開発伴走支援サービス」の提供を2025年11月より開始します。
小規模アプリケーション開発のPoC(概念実証)
内容
- 社内業務を想定した小規模アプリケーションについて、設計から開発完了までを対象に、AIツールを用いないエンジニアによる手動コーディングとAI駆動開発プロセスを、メンバーズが比較検証
- 複数名のエンジニアで検証
結果
- エンジニア1人あたりの開発時間が、平均約8割削減
- 手動コーディングと比較して開発速度約5倍を実現
サービス概要
(1)特徴
- AI時代に即した開発プロセスの変革と導入を支援
- AIが理解しやすい要件定義の記述法、プロンプトファースト志向の浸透、AIと人の最適な役割分担定義、開発体制の構築といった開発プロセス変革を取引先企業に伴走し推進
- AIに依存しない、自走できる組織の構築を支援
- プロフェッショナル人材がコードレビューやリファクタリングを伴走支援。企業のプロジェクトチーム全体のコード読解力や保守能力を向上させ、持続可能な内製開発体制を構築
- エンジニアの創造的な時間を創出
- テストコード生成やドキュメント作成などを自動化し、エンジニアが本来集中すべき創造的な業務時間を創出
- 新規施策の検討やより高度な実装への挑戦を可能にし、事業成長を加速
- スキルトランスファーによるノウハウ定着
- メンバーズのプロフェッショナル人材が取引先企業に常駐しプロジェクトチームに伴走。日々の業務における疑問や課題に即座に対応し、レビューやペアプログラミングを通じて、開発現場で使える生きたノウハウを定着
- AIが不得意な領域も含めた包括的な支援
- メンバーズには、エンジニアリング、プロジェクトマネジメント、デザインなど多様な専門スキルを持つプロフェッショナルなデジタル人材が約3,000人在籍。豊富なDX支援実績に基づき、適切な人材がAIが不得意な領域も包括的に支援
(2)プログラム
AI駆動開発への変革を「トレーニング・ワークショップ」、「PoC伴走」、「定着・高度化」の3つのプログラムで伴走支援し、企業のAI駆動開発における内製化を確立します。3つのプログラムを通じて、AIを便利な道具からパートナーへと進化させ、開発現場の生産性向上とビジネス変革実現のための、実践的な支援を提供します。
①トレーニング・ワークショップ
- AI駆動開発の基礎から、ツールの概要理解、プロトタイプ作成といった実践的スキルまで、体系的な学習をサポート
- 直面しやすい課題や、品質担保のためのベストプラクティスを学ぶワークショップで、チームの基礎能力を底上げ
②PoC伴走支援
- メンバーズのプロフェッショナル人材がPoCに伴走
- 要件定義の壁打ちから、開発、効果検証、本格導入に向けた運用設計までを企業と共に推進
- 開発現場に即したAI活用の形を確立し、スムーズな実装を実現
③定着・高度化支援
- AI駆動開発を導入済み、またはPoCを完了した企業へ向け、効果を最大化するための定着と高度化を支援
- 開発スピードのさらなる向上や、AIによるテスト網羅性の強化、属人化の解消など、段階的な導入アプローチによりプロセス改善と人材強化の両面に伴走
- 持続的に進化できる開発体制や仕組みづくりの構築を支援
※各プログラムを取引先企業の課題やニーズに合わせ、最適な組み合わせ・順序で提供します。

(3)企業におけるAI駆動開発の課題
- 品質・セキュリティへの不安
- AI生成コードは脆弱性や品質のばらつきを含む可能性があるため、人によるレビューコストが増大し、かえって開発時間が長期化
- 人材・スキルの不足
- どの業務をAIに任せ人が何をすべきかという役割分担など、AI駆動開発をリードできる、AIや開発プロセス変革に関するナレッジや専門人材の不足
- AIへの過度な依存によるエンジニアスキルの形骸化や事業ドメイン知識の欠如
- 管理・保守性の懸念
- AIが生成したコードのロジックがブラックボックス化し、将来的な保守リスクとなるケースなど、開発速度を優先した結果、技術的負債が生じる懸念
(4)想定される企業・担当者
- 開発リソース不足に直面している大手企業の開発部門責任者・マネージャー
- 新規アプリケーションやシステム開発において、既存のコードを活用しスピーディな開発・構築を推進する新規開発の担当者
- 人員減少や生産性向上のため、既存システムの運用・開発における人員効率化を目指す既存変革の担当者など
(5)問い合わせ先
- AI領域のプロフェッショナル人材の提供を展開する専門組織 AIフォーオールカンパニー:問い合わせフォーム
メンバーズのAI活用・業務改革支援
(1)生成AIによる業務改革支援
(2)専門組織「AIフォーオールカンパニー」による伴走支援
メンバーズについて
メンバーズは、デジタル人材の伴走による企業へのDX現場支援事業を展開しています。AI、サービスデザイン・UX、プロジェクトマネジメント、プロダクト・システム開発、データ活用、マーケティング、SaaS活用、脱炭素DXといった事業領域において、高い専門スキルを持つデジタル人材が、取引先企業のチームの一員として、上位戦略を理解し実行工程に落としながら、内製型のDX推進を伴走支援することが特徴です。デジタル人材は、「あたかも社員」としてバリューを発揮し、取引先企業の組織の一員として成果向上を実現させます。
また、メンバーズではグループミッション「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」とVISION2030(2030年の目指す姿)「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」を掲げ、CSV(Creating Shared Value、共通価値創造)経営を実践しています。取引先企業へのCSV経営推進支援や、メンバーズ自身の率先したさまざまな取り組みを通じて、企業活動による社会課題の解決を目指しています。1995年設立。2025年6月に設立30周年。東証プライム上場。
| 社名 | 株式会社メンバーズ |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階) |
| 代表者 | 代表取締役社長 髙野 明彦 |
| 資本金 | 1,059百万円(2025年9月末時点) |
| Webサイト | https://www.members.co.jp/ |
| SNS | Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp |
| X(旧Twitter):https://x.com/Members_corp | |
| LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/members-co--ltd/ |