JCLP正会員企業として、気候変動問題への科学的分析の活性化を官邸および環境省・国土交通省・文部科学省に提言しました
メンバーズは、JCLP(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)正会員企業として、「異常気象と気候変動の関連を明らかにする科学的分析(イベント・アトリビューション)の活性化」を官邸および環境省・国土交通省・文部科学省へ提言しました。
イベント・アトリビューションとは、個々の豪雨、熱波、干ばつ等の異常気象の原因が、気候変動によるものであるかを確率的に特定する手法です。近年では、直近の異常気象と気候変動の相関を短期間に高精度で分析可能になったことでも注目されています。
日本全体の脱炭素化には、企業の取り組みに加えて、国民一人ひとりが気候変動への取り組みを自分ごととして認識・理解することが重要と言えます。
この度、目の前で発生している個々の豪雨、熱波、干ばつ等の異常気象と気候変動との関連を明らかにし、すみやかに国民に知らせることができるよう、官邸および関連省庁に以下を提言しました。
- イベント・アトリビューションを実施・発信する体制の整備と予算・人員の拡充
- 所管省庁が連携して十分な網羅性、適時性、発信力を具備した研究の推進・連携強化
- 海外の研究機関との連携によるイベント・アトリビューションの活性化への支援
参考:「脱炭素社会の早期実現を目指す234社が加盟するJCLP 異常気象と気候変動の関連を明らかにする科学的研究の活性化を求める提言書を公表」
https://japan-clp.jp/archives/13512
6月15日(木) 木原 誠二 内閣官房副長官に提言書を手交
左から、スリーエムジャパン株式会社 政務渉外本部 本部長 德永 章氏、スリーエムジャパン株式会社 代表取締役社長 宮崎 裕子氏、木原 誠二 内閣官房副長官、株式会社メンバーズ 常務執行役員 西澤 直樹
6月16日(金) 和田 篤也 環境事務次官に提言書を手交
左から、株式会社メンバーズ 常務執行役員 西澤 直樹、株式会社リコー 代表取締役会長 山下 良則氏、和田 篤也 環境事務次官、スリーエムジャパン株式会社 代表取締役社長 宮崎 裕子氏
6月19日(月) 斉藤 鉄夫 国土交通大臣に提言書を手交
左から、スリーエムジャパン株式会社 代表取締役社長 宮崎 裕子氏、斉藤 鉄夫 国土交通大臣、戸田建設株式会社 代表取締役会長 今井 雅則氏、株式会社メンバーズ CSV本部 広報・ブランディング室 室長 近藤 菜保子
6月30日(金) 永岡 桂子 文部科学大臣に提言書を手交
左から、株式会社メンバーズ 代表取締役兼社長執行役員 髙野 明彦、スリーエムジャパン株式会社 代表取締役社長 宮崎 裕子氏、永岡 桂子 文部科学大臣、戸田建設株式会社 代表取締役会長 今井 雅則氏、芙蓉総合リース株式会社 代表取締役副社長 細井 聡一氏
メンバーズは、2030年の目指す姿であるVISION2030(※)において、「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題を解決し、持続可能社会への変革をリードする。」を掲げ、顧客とともに気候変動問題をビジネスで解決することを目指しています。JCLPにおける活動にも積極的に参画し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。