2023年1月27日

メンバーズ主催「第6回大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」開催終了
本選出場30チームの中から企業賞5チーム、メンバーズ賞5チームが決定
~脱炭素社会の実現案など、企業が設定した社会課題の解決につながる斬新で具体的なアイデアが受賞~

東京都中央区晴海 1 丁目 8 番 10 号
株式会社メンバーズ
代表取締役社長 剣持 忠
(コード番号:2130 東証プライム市場)

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株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、「第6回大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」(以下「本コンテスト」)の本選を12月3日(土)にオンラインにて開催しました。

集合写真

本コンテストは、将来を担う学生が社会課題の解決に意識を向け、持続可能な社会の担い手となり、日本を代表する大手企業との共創によって、新たなCSV(※1)事業やプロモーションを創出し、持続可能な社会を実現することを目的に2017年より開催しており、今回で6回目の開催となります。

昨年度に引き続き「DESIGN THE FUTURE~持続可能な未来を実現するための未来創造型CSVビジネスアイデア~」をテーマとし、共創パートナーとして参加する「ANA ホールディングス」「カルビー」「トレンドマイクロ」「三井住友カード」「良品計画」の5社が脱炭素社会の実現に向けた企業テーマを設定しました。

本選には全国の155大学、145チーム・総勢513名から選ばれた30チームが出場し最終プレゼンテーションが行われ、「企業賞」5チーム、「メンバーズ賞」5チームが決定し、それぞれのチームには賞金5万円とトロフィーが贈呈されました。

<企業テーマ>

企業名 テーマ
ANA ホールディングス株式会社 脱炭素社会の実現のための“脱”航空会社ビジネスアイデア
カルビー株式会社 2030年までに食料廃棄物を半分に、お菓子の“価値”を2倍に。
トレンドマイクロ株式会社 安全なデジタルセカイで考える、デジタル活用促進のアイデア
三井住友カード株式会社 キャッシュレスな行動を通じて、社会課題解決を楽しく実現するには?
株式会社良品計画 山や木に関わる働く人を、2倍にするには?

<コンテスト結果>

◆企業賞
賞名 チーム名/大学名 概要
ANA ホールディングス賞 もぐら/産業能率大学 海洋保護をテーマに海中に新たな体験型アクティビティを創出するビジネスアイデア
カルビー賞 れっどあずあとまと/日本大学 シロアリと残渣を用いた人々の健康と世界の食料廃棄削減を促進するビジネスアイデア
トレンドマイクロ賞 プラタナス/成城大学、明治大学 小中学生向けの五感による体験型セキュリティサービスによるビジネスアイデア
三井住友カード賞 ぐらっぱーず/金沢大学 金沢における和傘とキャッシュレスを組み合わせた地域活性化型ビジネスアイデア
良品計画賞 みかん三人衆/千葉大学 様々な木の体験を通じて店舗を地域のコミュニティ化を促進するビジネスアイデア
◆メンバーズ賞
賞名 チーム名/大学名 概要
ANA ホールディングス
メンバーズ賞
産業能率大学 倉田ゼミチーム メタバースによる体験を通じて家族時間の創出とESDを促進するビジネスアイデア
カルビー
メンバーズ賞
あゆことイイコト/慶應義塾大学 アプリを活用した量り売り、ベンディングマシーンによる販促/ビジネスアイデア
トレンドマイクロ
メンバーズ賞
海林花/専修大学 アプリを活用した趣味を軸とした若者と高齢者をつなぐビジネスアイデア
三井住友カード
メンバーズ賞
モデルズ/神戸大学 産業能率大学 立命館大学 メタバースを活用しゲームによりエシカル消費を促進するビジネスアイデア
良品計画
メンバーズ賞
両手に蜜蜂/日本大学 国産材木をブランド化し高付加価値型商品を開発するビジネスアイデア
※受賞チームの受賞コメントは CSV コンテスト特設サイトに掲載しております。
https://csvcontest.members.co.jp/

●参加企業からのコメント

ANA ホールディングス株式会社 山本さま

学生の皆さま、沢山のご提案を頂き、ありがとうございました。
また、コンテスト主催のメンバーズ様、素晴らしいコンテストの企画・運営、ありがとうございました。
学生の皆さまは今、『こころが自由な本当に貴重な時期』を過ごされていると思います。
今回の体験で、『未来は自らの手で創っていくものだという「認識」を持ち、創っていけるという「自信」を育み、創っていこうとする「志」を立てる』、そんな機会になってほしいと思い、学生の皆さまや事務局の皆さまとコミュニケーションをさせて頂きました。
テーマに真摯に向き合い取り組まれた皆さまの意識の高さや行動力を、大変頼もしく感じました。
『自分らしく挑戦した記憶』を今後の挑戦の『起点』として、これからもずっと自分らしさを見失わずに、楽しんで自分の生きたい未来を創っていってください。応援しています!

カルビー株式会社 後藤さま

初参戦のカルビーです。創業の精神に「未利用な食糧資源を活かした商品づくり」があり、「掘りだそう、自然の力。」をコーポレートメッセージとして掲げています。今回多数のエントリーに向き合ったことは、我々にとってまさに、皆さんの熱い想いとの真剣勝負!
まず、皆さんが提案のベースとして、弊社の活動を多様な視点で調べてくれたこと、そして、身近な商品を手に取ってアイデアを膨らませてくれたこと…。想像すると、ありがたく胸が熱くなりました。そして「これまでカルビーがこんなことやってるなんて知らなかった」といった多くの反応に、伝えたつもりが伝わっていない現実に猛省。今回の「食料廃棄物を半分に、お菓子の“価値”を2倍に。」というテーマは、我々にとってもまさに答えのない壮大な課題です。今回の提案を皆さんと我々双方の気づきとして、今後の世界を変えていくキッカケになることを祈ります。真剣に向き合ってくれたことに、感謝!

トレンドマイクロ株式会社 丸尾さま 稲田さま

昨年から参加させていただいており、今回で2回目の参加となりました。
前回同様、熱量の高さを感じるとともに、前回以上の参加者数に、学生の皆さまの社会への意識の高さも感じました。
ご提案いただいたアイデアは、社会人顔負けのクオリティのものから、粗いながらも学生らしい新しい視点のものまで、前回以上にバラエティに富んでおり、審査する上では難しさもありましたが、どのアイデアも刺激的で楽しみながら審査させていただきました。
この多様性こそ、学生コンテストの醍醐味であり、これからの社会に必要とされることなのではないかと、私自身考えるきっかけともなりました。
この度はこのような素晴らしいコンテストに携わる機会をいただきまして、誠にありがとうございました。
ご参加いただいた学生の皆さま、開催関係者の皆さまへも、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

三井住友カード株式会社 小西さま

今回、「キャッシュレスな行動を通じて、社会課題解決を楽しく実現するには?」というテーマのもと、自由な発想で多くの学生が企画・プレゼンしてくれました。どのチームの皆さんもまさに”キャッシュレス”と”社会課題”を身近な自分事として捉えていただき、どのプレゼンもリアルなテーマとして大変魅力的でした。
また、プレゼンも資料なども含めて入念に準備されており、プレゼン中は自然と内容に引き込まれたので素晴らしかったです。日本国内でもキャッシュレスは日々浸透しており、日常生活と切っては切れないテーマとなっています。次の未来を生きる学生の皆さまと一緒にアイデアを深め、新しい価値を提供できることを期待しています。短い時間でしたが、希望溢れる皆さんと議論でき、大変刺激になりました。ご参加いただき、ありがとうございました。

株式会社良品計画 林さま

この度は、機会をいただきありがとうございました。
オンラインではありましたが、その距離を忘れるくらい、プレゼンをしている時の皆様の熱が伝わり、真剣な目がとても印象に残っています。
今回、チームで取り組む中で、時には苦しんで、時には盛り上がりながら、面白がって話を組み立てられたのだろうなと、想像しています。
やはりそのプロセスを踏んで生まれるアイディアは、何よりも気合が入っていて、自分達でこれをやるんだ、社会を良くできるんだという、自分ごとに変わっているのだろうなと思っています。
同じ課題に向き合ったからには、これからまた、ビジネスや暮らしの中で出会うご縁があるかと思います。
そのつながりを大切に、一緒に活動できる事を楽しみにしています。

●第6回大学生CSVビジネスアイデアコンテストについて

本コンテストは、将来を担う学生が社会課題の解決に意識を向け、持続可能な社会の担い手となり、大手5社との共創によって、新たなCSV事業やプロモーションを創出し、持続可能な社会を実現することを目的として2017年より開催しており、今回で第6回目の開催となりました。
本コンテストに関する詳細は、特設サイト(https://csvcontest.members.co.jp/)または2022年10月24日に配信しました以下プレスリリースをご覧ください。
https://www.members.co.jp/company/news/2022/1024.html

※1 CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造):企業の競争戦略論の世界的第一人者として知られる米ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が米ハーバード・ビジネス・レビュー誌の2011年1月・2月合併号(日本語版はダイヤモンド社「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」2011年6月号)に寄稿した論文で提唱した概念。CSVとは、「社会的課題の解決と企業の利益、競争力向上を同時 に実現させ、社会と企業の両方に価値を生み出す取り組み」を意味します。

株式会社メンバーズ

所在地 東京都中央区晴海1丁目8番10号
晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階)
代表者 代表取締役社長 剣持 忠
資本金 1,016百万円(2022年9月末時点)
URL https://www.members.co.jp/
Facebook https://www.facebook.com/Memberscorp
Twitter https://twitter.com/Members_corp

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