ROAS最適化に向けてLINEセグメントの切り口不足を解消!内製データ活用によるCRM運用支援
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2025年の支援開始以降、メンバーズはユナイテッドアローズさまのチームの一員(あたかも社員®)として、LINE領域の課題抽出から施策の実行まで伴走支援しています。今回は、データ活用を軸としたCRM運用の具体的な支援事例を紹介します。
施策内容
施策1:現状整理(課題抽出~解決策の提案)
常駐開始から1ヵ月で、LINE領域における現状の課題を精査し、それらに対する具体的な解決策を整理。優先度の高い課題として「セグメントの高度化」に着目し、以下の施策を展開しました。
施策2:データ活用による最適なセグメントの策定
ROAS改善の一環として、データ活用を推進。Treasure Data™CDPを活用し、都度発生するキャンペーンに最適なセグメントの策定から抽出、活用まで一貫して支援しました。具体的には、以下のようなセグメントを配信リストとしてSFTPサーバーへ連携することで、担当者さまのみでセグメント配信が可能な状態に設定しました。
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新規ID連携ユーザー
- 各ブランドごとの「直近購買」「お気に入り登録」「閲覧」履歴保持ユーザー
- 直近でアウトレット品のみを閲覧しているユーザー
- 今年度のSALE品のみを購入しているユーザーetc
これらを実際の配信に活用しながら、より効果的なセグメントの選定・最適化を実施しました。
※SFTPサーバー:通信内容を暗号化し、安全にファイル転送をおこなうための仕組みを備えたサーバーのこと
具体例
背景:SALE告知を全体に配信したが、期間中に再度購買促進の配信をおこないたい。しかし、一律の再配信は過剰配信による離脱(ブロック)を招くリスクがあり、配信コストも膨大になる。
解決策:「今年度SALE品のみを購入しているユーザー」など、特に関心度が高い層に限定して配信。ターゲットを絞り込むことで、コストを抑えつつ効率的な売上向上を目指す。
施策3:ツール連携による運用業務の自動化
Treasure Data™CDPの利用にはSQLスキルが必須となるため、担当者さまのみで高度なセグメントを自由に作成できるような仕組みを構築。施策1で有効だったセグメントや活用頻度の高い切り口について、TROCCO®を活用し、定期的にLINE手動配信用のファイルとして自動出力する仕組みを構築しました。
※LINE手動配信にはLINEヤフー株式会社提供の公式アカウント管理システムであるOAM(Official Account Manager)を使用しており、直接のデータ連携ができない環境のため、ファイルの出力にて対応している。
支援体制
常駐型支援により、あたかもユナイテッドアローズさまのCRMチームの一員のような体制を提供。アサイン後、速やかに内情を把握することでLINE領域における各種課題と具体的な解決策を提案し、施策の実行から改善までを一気通貫でサポートしました。
体制図
取り組みの成果
本支援により、データ活用文化の醸成と運用の内製化・効率化を実現しました。
1. 内製化・文化醸成
LINEの手動配信業務において、データ活用を推進する文化を醸成。運用担当者さま自ら配信内容を加味したセグメントを容易に設定できる環境を構築し、ROAS最適化のためのセグメントの切り口や選択肢を増やすことに成功しました。
2. リードタイム短縮
データ課への配信対象者リスト抽出依頼が不要になったことで、運用フローが効率化され、リードタイムを1件あたり1~2週間短縮することができました。
ご担当者さまからのコメント
何事も前へ進めるためには事業部やIT部門など社内連携が必須かつ大事ですが、御社には自部門外との専門的な調整業務にも同席してもらい、「あたかも社員®のように」プロジェクトを推進いただきました。お陰様で目指すGOALに着実に近づいています。引き続きよろしくお願いします!
(最終更新日:2026年5月)
※あたかも社員は当社の登録商標です。あたかも社員(登録商標第6923667号)
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