複雑・属人化するサステナビリティ関連のデータ収集・分析をローコード開発とAIで効率化
~表計算ソフト活用からの脱却とシステム移行を安価・短納期で実現~
東京都中央区晴海1丁目8番10号
株式会社メンバーズ
代表取締役社長 髙野 明彦
(コード番号:2130 東証プライム市場)
DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードする株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、東証プライム:2130、以下「メンバーズ」)は、サステナビリティ関連業務のデータ収集・分析をローコードとAIを活用し効率化するサービスを開始します。
サービス開始にあたっての社会背景
東京証券取引所ではプライム上場企業のサステナビリティ関連情報開示を義務付け、また、海外メーカーからはサプライヤー選定時における条件としてサステナビリティ情報の提出を求められるなど、企業において関連データの収集、分析、レポート業務が重要になってきました。
しかし多くの場合、その情報収集においては関係者に表計算ソフトを共有し、入力してもらったファイルを活用するなど、DX化が遅れているのが現状です。また、システム化に移行しようとする場合多大な投資が必要になってしまい、さらに運用時には開発ベンダーに依頼しなければならないなどの課題も出てきています。
サステナビリティ業務における表計算ソフトなどによる集計・分析の業務の問題点
表計算ソフトはサステナビリティ部門が独自に作ることができ、費用も抑えられ、自身で更新ができるなどのメリットがある一方で、問題点もあります。
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データの一貫性と正確性の欠如:
表計算ソフトでは、データ入力の際に人為的なミスが生じやすく、データの一貫性と正確性を損なう原因となります。 -
スケーラビリティの問題:
大規模なデータセットや多数のユーザーが同時にデータにアクセスする場合、表計算ソフトは適していない場合があります。 -
データ共有とコラボレーションの難しさ:
表計算ソフトのファイルをメールで送信したり、ネットワークドライブに保存したりすることで、バージョンやアクセス権限の管理が難しくなり、効率的な共同作業を妨げる場合があります。 -
分析機能における限界:
高度な統計分析やデータビジュアライゼーションが必要な場合、機能的な限界が生じることがあります。
提供ソリューション概要
メンバーズではこれらの課題解決のために、Microsoft Power AppsやOutSystems(※)などのローコード開発アプリケーションを活用し、従来型のスクラッチな開発手法に比べて低コストかつ短納期で開発でき、運用時にも担当者が簡単に変更や追加ができるシステムを提供します。さらにAIおよび生成AIを併せて活用することで集計データの異常値検知、言語翻訳、グラフの自動化、FAQの作成、関係者のデータ提出期限のチェック・お知らせなど、煩雑で属人的な業務の効率化を推進することも可能です。
(1)ローコード開発
ローコード開発は、ソフトウェア開発のアプローチの一つで、従来のプログラミングによる開発作業を大幅に減少させることが可能です。プログラミングの専門知識が少ない人でも、アプリケーションやソフトウェアを迅速に開発でき、開発プロセスを外部パートナーなどに頼らず事業部が主体となって開発、運用することができます。Microsoft Power AppsやOutSystemsなどのローコード開発プラットフォームは、ソフトウェアの開発を簡素化し、高度なプログラミングスキルがなくてもアプリケーションを構築できるように設計されています。これらのプラットフォームでは、ドラッグ&ドロップのインターフェースや視覚的なモデリングソフト、事前に構築されたテンプレートなどの機能を使用することで、開発プロセスを効率化することが可能です。
さらにメンバーズはWeb構築・運用業務におけるUX設計にも長けており、単なる業務システムではなく、関係者にとって使い勝手が良いインターフェース構築も提供できるため、従来の集計業務コストの大幅な削減につながります。
ローコード開発の特長は以下となります。
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迅速な開発:
ローコード開発により、アプリケーションの開発および展開の時間を大幅に短縮することができます。 -
コスト削減:
開発期間の短縮により、プロジェクトのコストも削減することが可能です。 -
アクセシビリティの向上:
非技術者でも開発できるため、サステナビリティ関連の担当者が自身のニーズに合わせたソリューションを直接開発できます。 -
柔軟性とスケーラビリティ:
多くのプラットフォームは、カスタマイズが可能であり、ビジネスニーズや成長に合わせてスケールアップできます。
(2) AIおよび生成AIの活用
サステナビリティ関連の業務はその専門性、複雑性、更新性などにより、一部の社員に業務が偏る傾向にあります。また、収集するデータ項目が多岐にわたるため、インプットする側からの対応確認やミス防止などにおける、業務負荷も高まる傾向があります。メンバーズでは課題解決のためにAIおよび生成AIをローコード開発と併せて実装することで業務の効率化、非属人化を図ります。
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大量データの処理:
AIは膨大な量のデータを効率的に収集、処理し、分析することができるため、企業は環境や社会に関する複雑な情報を迅速に理解し、活用することができます。 -
高度な分析と洞察:
AI技術は、データパターンや傾向を識別し、重要な洞察を導き出すことができます。これにより、ESG関連のリスクや機会をより正確に評価することが可能になります。 -
自動化による効率化:
AIはデータ収集プロセスを自動化し、手作業によるエラーを減らし、作業の速度と正確性を向上させます。生成AIの活用により、収集されたデータから報告書や分析書を直接生成することも可能です。 -
リアルタイムのモニタリングと分析:
AIシステムは、環境や社会的影響のリアルタイムでのモニタリングを可能にし、変化やトレンドをスピーディに検出することができます。 -
サステナビリティのパフォーマンス向上:
AIを活用することで、企業や組織はサステナビリティの目標達成に向けた戦略や施策をより効果的に計画、実施することができます。 -
透明性の向上:
AI技術を用いてデータを収集・分析することで、企業のサステナビリティに対する取り組みがより透明性を持ち、ステークホルダーへの信頼性を高めることができます。
(3)問い合わせ先
※GXリテラシーとデジタルスキルを兼ね備えたGX人材による開発したシステムの運用へ向けた伴走支援など、企業の課題・ニーズに合わせた支援も可能です。
- Microsoft Power Appsは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。OutSystemsは、OutSystemsの登録商標です。
脱炭素DXソリューション
脱炭素を企業の持続的な成長のためのビジネス機会と捉え、脱炭素DX推進を支援するさまざまなサービスを提供しています。
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脱炭素DXソリューション
- メンバーズ、企業・製品単位の温室効果ガス排出データをもとに売上向上・コスト削減を実現する「脱炭素DXソリューション」を提供開始(2023年8月29日)
- URL:https://www.members.co.jp/company/news/2023/0829.html
- 脱炭素DXソリューションラインナップの紹介(動画)
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サステナブル×ローコード活用の紹介(セミナー動画)
- サステナブル業務におけるエクセル活用の課題とローコードを用いた解決法について紹介
- URL:https://knowledge.members.co.jp/download/video/093-sustainable-excel
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サステナブル×AI活用の紹介(セミナー動画)
- サステナブル・脱炭素推進業務におけるAI活用の可能性について紹介
- URL:https://knowledge.members.co.jp/download/video/094-ai-decarbon
- GX人材常駐サービス
- LCA算定サービス
- サステナブルWebデザインチェックサービス
メンバーズについて
メンバーズは、VISION2030として「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」ことを掲げ、DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードしてゆきます。
所在地 | 東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階) |
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代表者 | 代表取締役社長 髙野 明彦 |
資本金 | 1,057百万円(2024年3月末時点) |
Webサイト | https://www.members.co.jp/ |
SNS | Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp |
X(旧Twitter):https://twitter.com/Members_corp |