脱炭素DX すべてのDXは脱炭素社会実現のために
企業がDXを通じて持続可能なビジネス成長と脱炭素社会創造を同時に実現する「脱炭素DX」をテーマに、事例やどのように取り組むべきかを1冊の書籍にまとめました。
書籍概要
●好評につき増刷されました(2022年4月)
【著】株式会社メンバーズ ゼロカーボンマーケティング研究会
【出版社】プレジデント社
【定価】単行本 1,500円+税/電子書籍 1,426円+税
2021年9月30日発売
【目次】
第1章/先進企業がこぞって「脱炭素化」するワケ
第2章/これからの生活者に選ばれるには
第3章/「脱炭素DX」でピンチをチャンスに
第4章/一挙公開! 3社の取り組み事例
第5章/あなたの企業の存在意義は?
第6章/変貌するキャピタリズム(京都大学大学院 諸富 徹 教授 特別寄稿)
あなたの会社は、気候変動問題をビジネスでどう解決しますか?
産業革命以来の脱炭素化時代を「好機」ととらえ、来るべき時代に対して、ポジティブにトランスフォームしていくためのヒントブック。
世界中が脱炭素化にシフトし、消費者のSDGs意識が高まるいま、「脱炭素社会の実現」に意識を向けない企業は経営が苦しくなるいっぽう。
しかも脱炭素化の推進にはDX(デジタルトランスフォーメーション)が欠かせない。もはや「脱炭素」と「DX」は別物ではないのだ。
そこで本書では、脱炭素化社会実現のための重要手段としてのDXの意義と意味を正しく理解し、活用するための指針を提示する。
ヒントとなるのが、「炭素生産性」という考え方。企業が生み出す付加価値を、CO2排出量で割った数値だ。
炭素生産性を高めるアプローチはいくつもある。例えば、商品生産時のエネルギーを再生可能エネルギーに変える「エネルギー・シフト」、配送を効率化する「ロジスティックス・シフト」、不要になったものを回収し再利用する「サーキュラー・シフト」……。
本書ではそれらの先行事例を豊富に掲載し、読者へヒントを提供。
加えて、企業価値を高めるための発想術についても解説している。
巻末には京都大学大学院・諸富徹教授による特別寄稿「変貌するキャピタリズム」を収録。
【推薦コメント】
味の素株式会社 取締役・代表執行役副社長 CDO
福士 博司氏(Japan CDO of The Year 2020 受賞)
DXと脱炭素、どちらもこれからの経営には必須であり、一体として取り組んでこそ飛躍的な企業価値の向上が実現します。
トレンドマイクロ株式会社 取締役副社長
大三川 彰彦氏
企業経営に従事する中で、国内における脱炭素社会の機運の高まりを日々感じています。
トレンドマイクロにおいても、SDGsの達成を経営課題と捉え、より良い世界と未来の創造に向けた取り組みを進めています。
世界中で脱炭素化が進む中で、本書が脱炭素社会実現のための指針となることを確信しております。
株式会社新生銀行 専務執行役員
清水 哲朗氏
新生銀行ではESG銀行を掲げていますが、DXによってさらに脱炭素化を進められるというのは新たな視点でした。
野村證券株式会社 執行役員
松下 徹氏
金融の世界でもESG投資が非常に注目されていることを感じています。DXも脱炭素も、今後さらに重要トピックになっていくでしょう。
【売上の一部を森林保全に役立てます】
本書の売上冊数に応じて、森林保全活動を行う一般社団法人「more trees」に寄付しました。(2023年1月末)
more treesとは?
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家・坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体です。
都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っています。
more treesのWebサイトはこちら
おすすめセミナー
書籍発売記念セミナー
「脱炭素DX」脱炭素と事業成長の両立を考える
「脱炭素DX」をテーマとして各分野の有識者、企業ゲストをお招きし、事例のご紹介やそれぞれの立場からのご意見、お話を伺いました。
- 最新の世界・国内の潮流に関する講演
- 本書で紹介している生活者意識調査の最新版の結果を専門家とともに分析・解説
- 脱炭素DXを実践されているゲスト企業へのインタビュー
【社会視点からのDX事例】第6弾 DX先進国デンマークに学ぶDX成功のヒント
「共創」「多様性」「教育」「組織」「UX/デザイン」といったキーワードから、DX先進国であるデンマークの事例や思想を紐解き、企業でDXをビジネスにうまく取り入れ、活用し続けるヒントをご紹介します。
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関連資料
株式会社メンバーズ サービスのご紹介
メンバーズでは脱炭素社会の創造に向けた企業のDX推進支援や、ビジネスアイデア創出支援を行っております。お気軽にご相談ください。
DX PRODUCER
貴社ビジネスを本質的に理解し、かつ専門性の高いDXプロデューサーやクリエーターが、事前企画・設計段階から貴社のDXを支援いたします。多様な課題を抽出し、それぞれのタスク管理、計画化を推進。フェーズごとの専任体制で、提供価値の最大化やビジネス成果創出に向けた施策を実行します。
グリーン・イノベーション・デザイン・ワークショップ
当社のパートナーである、デンマークのデザイン会社Bespoke社のメソッド「Futures Design」をベースに、日本企業向けにカスタマイズした未来共創型ワークショップです。参加者は「あるべき姿」ではなく「ありたい姿」を想像し、バックキャスティングで脱炭素時代の企業のあり方や事業アイデアを創出するプログラムです。
サステナブルWebデザイン
インターネットの世界的な普及によってその電力消費による全世界のCO2排出量 は 、世界で5番目のCO2排出国であるドイツの排出量と同程度※と無視できない規模となっています。しかし、コンテンツ、デザイン、全体の設計を見直すことで、CO2排出量を低減しながら利用者にとっても快適なWebサービスが実現できます。メンバーズではサステナブルWebデザインを、Web制作およびデジタルマーケティングを本業としている当社が取り組むべき課題として認識し、社内に研究チームを立ち上げて、手法の確立と普及を推進しています。
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Fossil CO2 emissions of all world countries 2018 EU Commission
参照(https://publications.jrc.ec.europa.eu/repository/handle/JRC113738 )