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LCA算定支援
エステー株式会社さま
今後のスコープ3および資源循環への対応における検討材料としてLCAを算定。「LCA体験パッケージ」を活用し、製品のライフサイクル全体の温室効果ガス排出量の算定を2か月で実施した。
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背景・目的 | 三菱マーケティング研究会と三菱CC研究会合同で、イノベーティブなアイデア創出およびプロトタイプの制作をゴールとしたプロジェクトが発足。デザイン思考を取り入れたワークショップの設計とファシリテーションを実施 |
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成果 | 4ヵ月計4回のワークショップにて「フードロス」「モビリティ」などのテーマで5つのビジネスアイデアを創出。その後、プロトタイプの制作が進行している |
施策 | 三菱マーケティング研究会と三菱CC研究会の合同プロジェクトにおける、脱炭素・気候変動をテーマとしたビジネスアイデア創出のご支援 |
支援サービス | CSV戦略コンサルティング・CSV型プロモーション実行支援 |
※取材内容は2022年12月当時のものになります
メンバーズでは2020年より三菱マーケティング研究会さまの未来創造プロセス(ビジネスアイデアの創出)に関するご支援をしております。今回は、三菱CC研究会さまとの合同プロジェクトにおいて、脱炭素・気候変動をテーマとしたビジネスアイデアの創出についてデザイン思考を用いたワークショップの実施をご支援いたしました。
三菱マーケティング研究会と三菱CC(Computer&Communication)研究会では、両研究会合同で新たなビジネスアイデアの創出とプロトタイプ検証を行うプロジェクトが2022年4月に立ち上げられました。イノベーティブなビジネスアイデアを創発するためにデザイン思考を取り入れたいというご担当者さまのご意向からメンバーズへお声がけいただきました。
本プロジェクトでは両研究会参加企業から17社27名が集い、グループ横断でビジネスアイデアを共創するプロセスをデンマークBespoke社の「Futures Design」メソッドを用いてご支援いたしました。
右より
株式会社メンバーズ 矢作 育恵
株式会社メンバーズ 久川 竜馬
三菱CC研究会 渡邊 陽介氏
三菱マーケティング研究会 伊藤 遼平氏
株式会社メンバーズ 我有 才怜
ワークショップの設計は、メンバーズが業務提携しているデンマークの未来デザイン会社Bespokeのメソッドである「Futures Design」を用いました。このメソッドは、デザイン思考と未来洞察を組み合わせたものです。特に今回の設計では、リサーチフェーズを重要視し、プロジェクトで取り上げる社会課題に関連しそうな「変化の兆し」(テクノロジーや価値観、ビジネスモデルの変化など)をリサーチして収集し、それらから何が読み取れるか洞察するワークを盛り込みました。
今回の参加者は初対面かつ異業種であったため、まずチームビルディングに寄与するワークなどを入れ、議論しやすい雰囲気づくりを心がけました。また、「発散」と「収束」を短時間で繰り返したり、言語だけでなく絵や写真などを用いて右脳的に表現するワークを行ったりしました。プロジェクトリーダーさまからは「そうしたプロフェッショナルなファシリテーションのおかげで、限られた時間内で良質なアイデアを創出することができたと思う」との感想をいただきました。
「ビジネスアイデアの創出」のためには、どのようなアイデアを出すことをゴールとするか、という「問い」が重要になります。今回のプロジェクト開始時に、プロジェクトリーダーさまから広く社会課題を起点としたテーマ設定のご意向をいただいていました。私たちは、気候変動は最大のグローバルリスクであり、未来のビジネスアイデアの創出にあたって不可欠の視点であるという認識から、気候変動問題をテーマの軸に据えることを提案しました。
「脱炭素・気候変動=エネルギーの話」というイメージを持つ方が多いため、当初は創造的なアイデアが出にくいのではないかと心配していたとのことでした。しかし、脱炭素や気候変動問題は食や土地利用、ジェンダーなど他の様々な領域と密接に関連するテーマであることをメンバーズからご説明したところ、社会的意義とビジネスの可能性を感じていただき、「気候変動問題解決に寄与するビジネスアイデア」というテーマ設定に至りました。
三菱グループには、150年を超える歴史の中で引き継がれてきた三綱領(さんこうりょう)という経営の根本理念がありますが、普段の業務の中でこうした理念を想起する機会はそれほどありません。
未来のビジネスを創造するにあたって「Start with WHY」(Simon Sinekが提唱したリーダーシップ論)は不可欠の視点であると考え、この三綱領をベースに、自社の存在意義や哲学を改めて問い直すワークを初日に行いました。自らの言葉で表現し、チームでベクトルを合わせたことでその後のプロセスにおいて立ち返る場所になっていました。
未来のビジネスアイデアを創出するにあたって、何も分からないところからいきなりアイデアを考え始めるのではなく、今現在の社会で起きている出来事を「未来への変化のシグナル」と捉え、リサーチを行います。今回のテーマ「脱炭素・気候変動」に関しても多方面からリサーチを行いました。
気候変動問題を環境問題や自然科学の側面でのみ捉えるのではなく、人権や地域社会、経済、人々の暮らし、また、国際的な安全保障などの側面からもリサーチすることを提案し、様々な角度からテーマを洞察しました。
今回のプロジェクトにあたっては、以下を重視してアイデア創出を行いました。
「Start with WHY」と「社会課題リサーチ」の手法は非常に有意義だったと感じています。またワークショップのファシリテーションでは、アイデアを引き出す雰囲気づくりや時間の使い方などのノウハウが大変参考になり、普段の業務にも持ち帰って実践しています。経験豊富なファシリテーターだからこそ、数か月という短いスパンでリサーチからビジネスアイデアのアウトプットまで至ることができたと感じています。
本プロジェクトは1年間のプロジェクトであり、2022年11月現在はプロトタイプの制作途上ではありますが、まずはプロトタイプの制作をやり抜きたいと考えています。実際のビジネス化は会社横断では課題も多いですが、合同プロジェクトがハブ的機能を果たし、各社のアイデア創出を後押しできればと思っています。
CSV戦略コンサルティング・CSV型プロモーション実行支援
社会課題の解決とビジネス目標の達成を同時に実現させる「CSV(Creating Shared Value)」をご支援します。
デザインリサーチ「Futures Design」をベースにしたグリーン・イノベーション・デザイン・ワークショップ
デンマークの戦略的未来デザイン会社 Bespoke社 が開発したデザイン・リサーチ「Futures Design」をベースにしたワークショップです。フレームワークに沿って参加者自ら調査し、意見を出し合い、話し合うことでポジティブなアイデアを共創します。
エステー株式会社さま
今後のスコープ3および資源循環への対応における検討材料としてLCAを算定。「LCA体験パッケージ」を活用し、製品のライフサイクル全体の温室効果ガス排出量の算定を2か月で実施した。
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積水化学工業株式会社さま
UXリサーチと広告配信を組み合わせたアジャイル型の仮説検証(バリュープロトタイピング)で、新たなバリュープロポジション・ターゲットを発見。
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三井住友カード株式会社さま
「環境」に対する取り組みを訴求するページをサステナブルWebデザインに基づき制作。
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九州カード株式会社さま
広告代理店からの報告や改善スピードが遅いという課題に対して、広告運用の内製化を実施。その結果、獲得単価(CPA)を57%削減し、申込件数を約3倍に増やすことに成功。
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株式会社北九州パワーさま
Webサイトリニューアルにおいて、ノーコードツール(STUDIO)導入により、効率的なサイト運用、内製化を実現しCO2排出量の削減に貢献。
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株式会社ジェーシービーさま
国内初となるバイオマスカードの専用ページのコンセプト策定からサステナブルWebデザインを採用した制作、マーケティング施策の企画、PR記事制作を行い、バイオマスカードの認知拡大と入会促進に貢献
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株式会社西日本シティ銀行さま
デジタル広告内製化でコスト4割削減、申込件数1.6倍を実現しマーケティング投資のROIを改善
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パナソニック株式会社さま
ヘアードライヤー ナノケアの新色プロモーションにおいて、SDGs関心層に向けたキャンペーンを実施した結果、従来の機能訴求よりもXで2倍の反応を獲得
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株式会社SBI新生銀行さま
預入金額100億円達成!「あなたの預金が、未来を変える。」サステナビリティ円定期預金のコンセプト設計からサステナブルWebデザインによるLP作成・マーケティング施策を実施。生活者のサステナビリティ行動を喚起、95%が初めてのサステナビリティ金融商品保有と回答
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ベネッセホールディングスさま
生成AIを活用した「次世代型Webサイトプロジェクト」においてPoCを実施し、生成AIとノーコードツールの導入によりコスト4割削減、制作期間を半分以下に短縮
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SMBC日興証券株式会社さま
「社会をよくするお金の循環を共につくる」を目的とした
プロジェクトのコンセプトの設計から、施策の一つであるメディア立ち上げおよびコンテンツ制作の支援をおこない、高品質な記事発信によるESG投資への興味関心の向上に貢献
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三菱マーケティング研究会・三菱CC研究会さま
北欧型デザイン思考のワークショップを活用し、脱炭素・気候変動をテーマとしたビジネスアイデアの創出・グループ会社横断プロジェクト推進に貢献しました。
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日本ロレアル株式会社さま
サステナビリティプログラム専用ページの制作、SNSでの発信を通じたブランドのサステナビリティ活動の認知拡大に貢献しました。
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三井住友カード株式会社さま
キャッシュレス決済の利用促進やWEB明細への切り替えなどによる社会課題解決型プロジェクトを支援。身近な社会課題への取り組みや寄付金を活用した啓蒙コンテンツ制作、森の保全活動のスタートアップなどを通じソーシャルバリュー拡大にも寄与。
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株式会社NTTドコモさま
ESG投資サービスにおいて、社会課題解決型のCSV訴求で企画立案・コンテンツ制作。サービス利用者拡大に貢献しました。
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楽天グループ株式会社さま
CO2排出レベルに基づいて普段の暮らし方のサステナブル度を診断し、心地よい未来に向けて行動いただくためのコンテンツを企画・制作。ユーザーのサステナビリティに対する態度変容、ブランドイメージの向上に貢献。
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トレンドマイクロ株式会社さま
「ネット詐欺被害ゼロ」の実現を目指し、啓発コンテンツを企画・実践。9ヵ月間で17,367件の詐欺サイト報告・データ化を実現し、新サービスプロモーションを通じて社会課題解決に貢献。
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セイコーグループ株式会社さま
CSRページリニューアルとSDGsメディア「サステナブル・ストーリー」の立ち上げを実施 。SDGs活動の情報発信を強化し、リニューアル後のPV数は1.6倍に増加。
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株式会社SBI新生銀行さま
フードロス削減を掲げるショッピングサイト「KURADASHI」と提携したキャンペーンを実施した結果新生ポイントプログラムエントリー者数・運用相談予約数が、過去最高を記録。
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株式会社小学館さま
メディアとしての価値向上を目指す中で、世の中のSDGs教育への関心の高まりにあわせ、親子でSDGsを継続的に学んでいくためのコンテンツ企画、クリエイティブを制作。
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三井住友カード株式会社さま
キャッシュレス決済を通じて社会課題解決に貢献する「タッチハッピープロジェクト」を実施。タッチハッピー関連のメール平均開封率は、他のメールサービスに比べて約1.7倍に。
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パナソニック株式会社さま
アルカリ整水器のプロモーションにおいて、脱ペットボトルを促す「環境訴求」を実施した結果、従来型訴求よりも新規ユーザー割合が向上。
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パナソニック株式会社さま
Google 広告にて来店コンバージョンを活用した結果、広告経由での来店計測・可視化に成功し、広告表示回数の5.6%のユーザーが来店。
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株式会社ベネッセコーポレーションさま
一斉休園・休校をうけて、リモート環境のなか最短1週間で無償オンラインコンテンツ「オンライン幼稚園・オンライン教室“きょうの時間割”」などを公開し、自宅で待機する子どもたちの支援を実施。
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株式会社ベネッセコーポレーションさま
妊娠・出産・育児に役立つECサイト「たまひよSHOP」にて、社会課題解決型コンテンツを制作。ページフローに加えた結果、従来と比較し、CVRが1.8倍に向上。
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ANA X 株式会社さま
より良い社会づくりに役立つ商品や体験・サービスを提供する「ANA SOCIAL GOODS」プロジェクトを2016年から支援。既存商品と比較し、優良顧客層に対するエンゲージメント強化に貢献。
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株式会社ココカラファインヘルスケアさま
Facebook上の企業ブランディングを強化するため、社会課題解決を訴求したCSV型のクリエイティブにて広告配信をした結果、従来の広告と比較して、フォロー獲得率が2.15倍に向上した。
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スカパーJSAT株式会社さま
複数のSNSアカウントが存在しており、アカウント毎に異なる担当者が個別で投稿管理・分析を行っていたため、Social Studioというツールを導入しアカウントを一元管理。投稿管理品質の向上と、リアルタイムにユーザーの声の検知・検出できる体制を構築することに成功した。
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アパレル企業さま
高付加価値な運用領域への集約に向け、タスクルールの再定義や各種自動化ツールの導入した結果、運用コストが32.6%削減した。
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株式会社SBI新生銀行さま
マーケティングオートメーション(MA)の活用により、顧客の行動履歴に基づいてアプローチを最適化。
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SMBC信託銀行さま
「SMBC信託銀行」および「PRESTIA」ブランドの認知拡大と理解促進を行うため、インサイト発掘をしたうえでサイトリニューアルを実施。口座開設への送客を31%向上させることに成功した。
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パナソニックさま
「いい肉の日(11/29)」を絡めたSNS活用により、新商品認知度を31%向上させることに成功した。
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みずほ銀行さま
住宅ローン手続きで離脱する顧客が多いという課題に対し、お客さま専用サイト(申込ボード)を立ち上げて運用をした結果、CVRが20%~30%改善した。
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株式会社ベネッセコーポレーションさま
複数の制作・運用会社での運用体制を、メンバーズ1社に切り替え、業務フローの整理と改善を行った結果、クライアント企業側の業務負荷軽減に成功。さらに品質管理方法やルールの見直しにより、品質の維持・向上も実現できた。
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