ショッピングサイト「KURADASHI」と提携したキャンペーンにて、プログラムエントリー者数・運用相談予約数が過去最高に

ショッピングサイト「KURADASHI」と提携したキャンペーンにて、プログラムエントリー者数・運用相談予約数が過去最高に
背景・目的

SBI新生銀行さまでは、ESG(環境・社会・企業統治)に特化した金融機関を目指す方針を掲げるなか、新生銀行のCSV・ESGを考えるワークショップを通じて本キャンペーンの企画・実施に至った。従来の価格訴求型ではなく社会課題解決型コンテンツを制作することによって、利用者の態度変容、ビジネス成果への貢献を図った。

地方創生とフードバンク支援活動を通してフードロス削減に取り組んでいる「KURADASHI」の利用促進は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の「12. つくる責任 つかう責任」の達成にも寄与できると考えている。

成果
  • 施策を実施した2021年8月に、月間新生ポイントプログラムエントリー者数・運用相談予約数が過去最高を記録。
  • ページ訪問者がプログラムに参加する割合が、通常コンテンツに比べ6.4%増。

 

メンバーズでは、SBI新生銀行さまのサイト運用・制作、MA運用、SNS運用の支援を行っています。今回、ユーザーにとって身近なフードロス削減を掲げる「KURADASHI」を活用した2つのキャンペーンの実施に伴い、社会課題解決型コンテンツの企画プランニング・クリエイティブ制作を行いました。

 

  • 新生銀行が新生ポイントプログラムのエントリー者数×1円分を、フードロス削減活動に取り組む「クラダシ基金」に寄付をするキャンペーン
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  • 店頭・ビデオ通話で運用相談を行った対象顧客にフードロス削減を掲げるショッピングサイト「KURADASHI」で利用できるクーポンを付与するキャンペーン
    詳しくはこちら

 

 

施策実現の背景/過程

コロナ禍で持続可能な社会の実現に対する関心が高まる中、新生銀行はESG(環境・社会・企業統治)に特化した金融機関を目指す方針を明らかにしました。2021年4月にはメンバーズと新生銀行の社員さまとで、新生銀行のESGを考えるワークショップを実施し、CSV(※)起点のマーケティングへの理解を深める機会となりました。

 

SBI新生銀行さまより、ワークショップで興味を持っていただいたCSVの考え方を盛り込んだキャンペーン企画を発案・ご共有いただき、コンテンツ企画・クリエイティブ制作などを当社でご支援しました。


※CSV:Creating Shared Value(共有価値の創造)とは、企業による経済利益活動と社会的価値の創出(=社会課題を解決すること)を両立させること、およびそのための経営戦略のフレームワーク。
 
 
 
 

メンバーズの役割

SBI新生銀行さまのデジタルビジネスを総合的にご支援しているからこそ、コンテンツ企画~クリエイティブ制作やSNS活用まで一気通貫してサポートし、成果の最大化を目指しました。

 

・コンテンツ企画

従来のポイント獲得のための機能訴求型ではなく、社会課題解決型コンテンツを企画・制作。当社で「気軽に、おトクにフードロス削減に貢献できる」というフードロスに着目したメッセージを提案し、コンテンツに反映した。

 

 

 

・クリエイティブ制作

・レコメンド

SBI新生銀行さまが所有する顧客行動データをもとに適切な対象者へキャンペーンバナーをレコメンドするよう設計・配信。

 

 

 

・SNS投稿

Facebook、Twitter、LINEの投稿文作成、画像制作、投稿まで一貫して支援。

 

 

 

施策内容

仮説

「社会貢献に興味があるけど、自分1人では何をしたらよいのかよくわからない」というユーザーが一定数いるのではないかと仮定し、気軽にフードロスの削減を支援できるキャンペーンを実施することでユーザーからの共感を生み、ビジネス成果にも繋がるのではないかという仮説を立てました。

 

 

 

制作コンテンツについて

ユーザーの行動がSDGsの貢献に繋がること、フードロス削減を掲げる「KURADASHI」について理解、共感できるような流れを意識してクリエイティブを作成しました。
デザイン面ではページ全体やメインビジュアルにSDGsの17の目標のカラーを用いたり、ショッピングのワクワク感を表現したことがポイントです。

 

SBI新生銀行さま制作コンテンツ1

 

 

SBI新生銀行さま制作コンテンツ2

 

 

 

取り組みの成果

(1)新生ポイントプログラム

  • 施策を実施した2021年8月に、月間プログラムエントリー者数が過去最高を記録。
  • キャンペーンページ経由のプログラム参加率が、通常コンテンツに比べ6.4%増。
  • キャンペーンページ経由のプログラム参加率が、参加率の高い「新生ポイントプログラム」紹介ページ経由の割合とほぼ同等。

 

 

 

(2)運用相談予約

  • 施策を実施した2021年8月に、月間運用相談予約数が過去最高を記録。

 

 

 

 

ご担当者さまからのコメント

ニュースなどで耳にする機会が増えた「SDGs」「フードロス(食品ロス)削減」に興味があるお客さまに、いつもご利用いただいている銀行サービスを通して、何かサポートができないかと考え、企画しました。"社会貢献"を前面に出した際に、お客さまが少し身構えてしまわないかという懸念がありましたが、「ショッピングでおトクに社会貢献」というサブタイトルや、写真を活用したポップなページデザインをご提案いただいたことで、参加しやすいキャンペーンに仕上げていただきました。


結果として、月間運用相談予約数が過去最高を記録し、多くのお客さまにご参加いただくことができました。

(最終更新日:2022年1月)

 

サービスのご案内

 

お客さま情報

株式会社SBI新生銀行さまのロゴ
社名 株式会社SBI新生銀行
業界 金融
課題 社会課題を解決したい デジタルマーケティングを最適化したい
主な支援サービス 社会課題解決支援

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