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子育てメディアにおける、親子でSDGsを学ぶことを目的とした特設コンテンツを企画。新設から5ヶ月でPV数が約4倍に成長

背景・目的 |
メディアとしての価値向上を目指す中で、世の中のSDGs教育への関心の高まりにあわせ、子育て世代の共感を得ながらSDGsの認知拡大を後押しする特設コンテンツを企画・作成しました。 |
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成果 |
・SDGsコンテンツのPV数は、コンテンツ新設から5ヶ月で約4倍に |
施策実現の背景/過程
2020年の新指導要領に持続可能な社会の造り手を育てていく取り組みが定められ、文科省によって明示的にされることで、「SDGs教育」がより社会的に求められる教育領域となりました。また、コロナ禍における家庭をもつ女性の生活意識・消費行動変化調査においても、環境や社会に配慮した子育てをしていくことの重要性が高まっているという回答が多く見られています。
このような背景から、HugKum編集部さまにSDGsコンテンツの立ち上げをご提案したところ、小学館さま社内でもSDGsへの取り組みをさらに加速させていきたいタイミングであるとお伺いし、今回の企画がスタートしました。
メンバーズの役割・施策内容
・ワークショップによるコンテンツ方針の策定
HugKum編集部さまと複数回のワークショップを実施。世の中の動きや子育て世代が身近に感じている社会課題について全員で共有しながら、HugKumとしてのコンテンツのあり方を策定しました。
・具体的なコンテンツ設計、クリエイティブ作成
ワークショップを通じて見えた読者である子育て世代が持つSDGsに対する視点軸と、SDGsにおける社会課題軸の両面から記事をカテゴリ分けするなどで、読者にとって親しみやすいサイト設計にすることを目指しました。
取り組みの成果
(1)SDGsコンテンツのPV数は、コンテンツ新設から5ヶ月で約4倍に。子育て世代や社会に対してHugKumサイトの存在意義の提示し、価値向上につながる。
SDGsコンテンツのPV数は、開設当初から増加し、現在は立ち上げ時と比較して約4倍のPV数を獲得できるコンテンツに成長しました。子育て世代や社会にとって、SDGsの認知拡大というメディアの存在意義を示し、HugKumサイト全体の価値向上に寄与しました。
(2)SDGsコンテンツをきっかけに、企業タイアップ企画が実現。小学館さまのビジネス成果に寄与。
SDGsコンテンツをきっかけに理念に協賛いただける企業との新しい関係性が生まれ、「商品を紹介する」記事ではなく、インタビュー記事やタイアップ企画などコンテンツの提供幅が拡がり、小学館さまのビジネス成果にも寄与しました。
参考:サントリーに聞く、企業としてのSDGsとの向き合い方。「水育」からペットボトルの技術革新まで
ご担当者さまからのコメント
子どもたちの教育をとりまく環境が大きく変わっていくなか、私たち編集部としてもSDGsをどう取り扱っていくか思案しているところに、タイムリーなご提案をいただきました。
メンバーズの皆さまには特集としての箱を作っていただくだけでなく、数回に渡るワークショップを実施することで、編集部員がもつ潜在意識を引き出していただきました。また、SDGsといっても範囲が広く、部員それぞれの興味の方向も違ったため、あえてそれを出し、各々がやりたい企画をやっていく方針にすることも、ワークショップを行ったからこそ見えたことです。
SDGs特集をすることで、社内の「小学一年生」などの雑誌との連携も生まれましたし、来年度は子ども、親子向けにイベントなども企画しております。ウェブメディアに大きな魅力と強みが加わり、嬉しく思っております。
HugKum編集長・村上奈穂
(最終更新日:2021年12月)
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