Facebook広告にCSV型の訴求を用いることで、従来型と比較しフォロー獲得率が2.15倍に

Facebook広告にCSV型の訴求を用いることで、従来型と比較しフォロー獲得率が2.15倍に
背景・目的

Facebook上の企業ブランディングを強化するため、企業理念への共感度が高いロイヤルユーザーとの接点を創出し、ファンを増加させたい。

成果
  • 従来型のサービスやキャンペーン訴求に加えて、社会課題解決を訴求したCSV型のクリエイティブにて広告配信
  • CSV型の訴求は従来型と比較して、フォロー獲得率が2.15倍に向上
 
メンバーズでは、株式会社ココカラファインヘルスケアさまのカスタマーサイト・ECサイト、SNS広告支援を行っています。今回、FacebookのPLA広告(Page Like Ads)※にて、社会課題解決を訴求するCSV型コンテンツが、従来の訴求方法と比べて非常に有効であることが分かりました。
 
※CSV:Creating Shared Value(共有価値の創造)とは、企業による経済利益活動と社会的価値の創出(=社会課題を解決すること)を両立させること、およびそのための経営戦略のフレームワーク。

※PLA広告(Page Like Ads):新規ファンの獲得を目的とした広告の総称。セグメントを絞って質のよいファンを獲得できる。
 
 
 

施策内容

仮説

価値主導の時代、従来の商品・価格訴求や会社・サービス訴求よりも、企業理念に基づく企業の社会的価値を訴求し、共に社会課題を解決する等の社会価値の共創を訴えるCSV型コンテンツのほうが、ユーザーからの共感を生み、成果をあげやすいという仮説を立てました。

 

 

方法

下記のプロセスにて、Facebook PLA広告におけるCSV型と従来型の成果を検証しました。

 

csv or 従来型
  1. SNSのご担当者さまとワークショップを実施して、ココカラファインさまの目指す未来やそのために解決すべき社会課題を洗い出し、広告のコンテンツ(バナー+広告文)を作成しました。

 

ワークショップで作成したマインドマップ

▲ワークショップで作成したマインドマップ

 お客さまとのワークショップの様子

▲お客さまとのワークショップの様子

 

  1. ワークショップで作成したCSV型のクリエイティブと、従来型(会社・サービス紹介型)のクリエイティブを、カスタムオーディエンス※と興味関心軸で設定した同様のセグメントに対してそれぞれ配信し、検証を行いました。また、セグメント作成に関しては社内でワークショップを実施し、ターゲット層のサイコグラフィック分析に基づき、設定する興味関心を決定しました。

    ※カスタムオーディエンス:Facebookの広告ターゲティングオプションの1つで、Facebook利用者の中から既存の顧客を見つけ出す機能。

 

CSV型・従来型

 

 

取り組みの成果

CSV型コンテンツを用いることで、従来型コンテンツと比べ、フォロー獲得率が2.15倍に向上しました。


CSV型と従来型コンテンツ、ファン獲得率の比較

Facebook等のソーシャルメディアは、消費者と企業が最も身近にインタラクションできる媒体の一つです。

 

そのような媒体においてCSV型コンテンツの有効性を示す今回の事例は、消費者行動のモチベーションが、利便性や機能性よりも価値や情緒への共感へと変化しつつあり、企業価値や社会課題解決を訴求することがマーケティングの基幹となる可能性があるという仮説を支持するものとなりました。

 

 

 

メンバーズ担当者からのコメント

私たちは、企業と消費者との新しい絆づくりを積極的にお手伝いし、消費者と企業が共に価値を創り出す社会の実現に大きく貢献するというメンバーズの企業活動そのものが、“より良い世界を創り、社会に貢献する”ものであると考えています。

 

これからもメンバーズは、ネットビジネスパートナーとして社会課題解決型マーケティング支援を推進してまいります。

(最終更新日:2019年7月)

 

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社名 株式会社ココカラファインヘルスケア
業界 小売
課題 社会課題を解決したい デジタルマーケティングを最適化したい
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