サーキュラリティデッキ・ワークショップ

サーキュラーエコノミー先進国オランダで開発された「Circularity DECK(サーキュラリティデッキ)」を用いたワークショップを開催しています。企業規模や業種業界に関わらず、リニア型ビジネスモデルをサーキュラーエコノミーへ移行するために必要な視点/方針/アイデアを短時間で発案できる優れたワークショップです。

Circularity DECK 日本語版

「Circularity DECK」は、サーキュラーエコノミーの原則を理解し、企業内での共通理解や言語化、サーキュラーエコノミーに向けた新しいアイデアや取り組むべきアクションを特定するフレームワークをカードデッキにしたものです。

特長

  1. 学術的裏打ち
    マーストリヒト大学・持続可能性研究所ヤン・コニエツコ教授が2年の月日を重ねて開発
    数百の企業を分析し開発したメソドロジーを基礎に開発
  2. シンプル化、体系化、構造化されたカード・ツール
    EU/欧州研究会議(ERC)が資金提供する野心的な研究プロジェクトにも採用
    5戦略×3原則=51戦術にシンプル化、体系化、構造化されている汎用性ツール
  3. 時間軸、ビジネス規模軸を加えた分析手法
    AsIs(現在)、AsIs+(手の届く現実像)、ToBe(近未来)軸での51戦術配置分析
    市場ニーズやビジネス可能性を踏まえたアイデアの見える化
  4. ワークショップを通じた意識改革とアイデア源泉
    参加・体験型講座を意味するワークショップを通じて参加者の意識改革を図る
    社内で埋没しがちなアイデアを発掘
サーキュラー・ストラテジー 基本概念

Circularity DECK チュートリアル

Circularity DECK 解説動画(日本語字幕付き)

Circularity DECKはマーストリヒト持続可能性研究所の研究員であるJan Konietzko 教授によって開発されました。
次の動画ではJan教授自らサーキュラー・エコノミーとCircularity DECKを説明しています。

Circularity DECK チュートリアル動画(日本語字幕付き)

次の動画では、Jan教授が無料オンライン版Circularity DECKの利用方法について解説しています。
7分半の動画(日本語字幕付き)ですので、ぜひご参照ください。

Circularity DECKを利用したワークショップの事例

日本語化した後、今まで様々な業界の企業さまとCircularity DECKを利用したワークショップを開催、日本企業にあった運営方法をカスタマイズしてきました。ご興味ある方はぜひお問い合わせください。

ワークショップ開催企業さま

  • 大手日用品メーカー
  • 大手製造メーカー
  • 大手部品メーカー
  • シェアリングサービサー ほか多数

富士フイルムホールディングスさま 事例

出席:3グループ17名
形式:オフラインワークショップ
アジェンダ

Session 0 09:00~09:30(30Min) 挨拶&DECK紹介
Session 1 09:30~10:10(40Min) テーマ1分析
10:10~10:30(20Min) チーム別発表
Session 2 10:30~11:10(40Min) テーマ2分析
11:10~11:30(20Min) チーム別発表
まとめ 11:30~12:00(30Min)
取り組みの様子1
取り組みの様子2
取り組みの様子3
取り組みの様子4

お客さまの声

  • 普段は廃棄物をいかにリサイクルするかの目線で仕事をしているが、その前段階である「廃棄物になる前にできること」にどのような考え方があるのか知れたことは良かった。また、環境の為には金がかかるが仕方がないという固定概念から、環境で儲けるという新たな発想への転換ができたことは収穫であった。
  • サーキュラーエコノミーの【エコノミー】部分の重要性について、事例と共にお話を伺えたことで視野が広がりました。ワークショップでは他メンバーの意見の中に自分では思いつかないような観点も有ったので【気づきを得る】という効果はあったと思います。
  • カードの観点をヒントにアイディアを考えられたので多くの意見が出た。循環だけでなく経済を意識することを最初に説明してもらったので意識がそちらにも向いた。
  • 新規事業へのアイデア出しの方法として、新しいやり方を体験することができた。
  • サーキュラーエコノミービジネスの発想のきっかけを作りやすいツールかと思う。
  • 関連するワードからアイディア創出するワークショップはこれまで多く体験してきたが、Circularity DECKはまだ未体験だったので新しい観点を知れたのはよかった。
  • 自社製品について、カードを使って資源循環の観点でアピールできる部分が無いか評価してみたい。サーキュラー型のビジネスモデルが適用できる製品があるかも含め。
  • Circularity DECK(日本語版)を販売してほしい。
  • 初めての開催であったが、今後も継続して実施することで、より有効な活用およびアウトプット創出を実現できると感じた。
サービスに関するお問い合わせ

お役立ち情報

サーキュラーエコノミーのビジネス活用術 ~カードデッキによるアイデア発掘法~

サーキュラーエコノミーのビジネス活用術 ~カードデッキによるアイデア発掘法~

サーキュラーエコノミーを取り巻く環境と先行事例のご紹介、カードデッキ「Circularity DECK」を用いた分析をします。 ​詳しく見る
サーキュラーエコノミー ありがちな誤解と移行に向けた最初の一歩

サーキュラーエコノミー ありがちな誤解と移行に向けた最初の一歩

サーキュラーエコノミー(別名:循環経済)について、言葉の定義やよくある誤解など、サーキュラーエコノミーの本質を丁寧に解説。 セミナー後半では、サーキュラーエコノミー実践の第1歩として活用いただける循環経済推進ツール「Circularity DECK」をご紹介いたします。 ​詳しく見る

関連情報

サーキュラーエコノミー推進支援

企業内の意識改革、サーキュラーエコノミー型新ビジネスのアイデア創出・コンサルティングなど、幅広くご支援します。

CSV戦略コンサルティング・CSV型プロモーション実行支援

社会課題の解決とビジネス目標の達成を同時に実現させる「CSV(Creating Shared Value)」をご支援します。

メンバーズのCSV活動

クライアント企業へのご支援だけでなく、自社内でもSocial Good Action(SGA)=社会に対して良いインパクトをもたらす取り組みを2030年までに100個実現させるべく、SGA+100プロジェクトを実施しています。

Members+ 脱炭素DXレポート

メンバーズでは、「2030年CO2排出量 2013年度比46%削減」を後押しすべく、スコープ3の調査・研究に特化した「脱炭素DX研究所」を開設しました。企業のビジネスモデル変革と生活者のライフスタイル変革を促すコンテンツをお届けします。