広告運用の内製化を実施した結果、獲得単価(CPA)を57%削減し、申込件数が約3倍に

広告運用の内製化を実施した結果、獲得単価(CPA)を57%削減し、申込件数が約3倍に
背景・目的
  • 広告代理店の改善スピードが遅く感じている
  • 広告代理店から報告を受けている成果が妥当なのか判断できない
  • 広告代理店に運用を委託しているため広告データやナレッジが社内に残らない
  • 代理店に支払っている手数料を削減しつつ、成果を安定化させたい
  • 改善サイクルをよりクイックに回して広告の成果改善を行いたい
  • 社内でデータを保持することで、他のマーケティング施策に流用したい
成果
  • クレジットカードの申し込み件数が広告代理店運用時よりも約295%まで伸長
  • 申し込み単価が57%削減に成功
  • 社内で運用することで改善スピードが向上
  • 社員に当事者意識が生まれ、業務のモチベーションが向上

施策内容

施策①:広告業務未経験の担当者へのスキルトランスファー支援

社内でデジタル広告の運用体制を構築するために、運用に必要なスキル定義からスタート。ゴールから逆算して初心者から広告運用者となるまでの育成ロードマップを作成しました。実際の取り組みとしては2つ。


①週一回、レクチャー会を開催、広告媒体概要や広告運用改善に関するインプットを実施。
②実際にお客さまが業務を行い、メンバーズがフィードバックする形でアウトプットの機会を創出。

 

インプットだけでなくアウトプットを織り交ぜながらトレーニングすることで、より効率的で実務に準ずるスキルを育成しました。また、レクチャー会で使用した資料や動画は納品し、担当者が変更された場合でも同じ水準のスキルトランスファーが行えるような環境を作っています。

育成計画の概要

 

施策②:広告アカウントのリプレイス支援

運用を委託していた代理店から広告アカウントを社内に移管しました。移管に必要なデータを洗い出したうえで、代理店に連携依頼をする際にもメンバーズが仲介することで円滑にコミュニケーションをとることができ、効率的に短期間でアカウントの移管に成功しました。

 

 

 

施策③:デジタル広告目標の策定と運用体制の構築

広告施策を精緻に評価するためにビジネス目標(クレジットカードの実行金額)から逆算して年間の広告目標を策定。そこから月ごと、施策ごとにブレイクダウンし、一ヵ月サイクルで評価できる体制を確立。


また、社内報告に必要なフローやフォーマットの整備もサポート。広告レポートを半自動的に作成できるシステムを構築することで社内の報告工数を削減しつつ、広告成果を正しく評価できる体制を構築しました。

 

 

 

取り組みの成果

・クレジットカードの申し込み件数を約295%まで伸長。獲得単価(CPA)は57%削減※1

広告代理店手数料の削減と改善スピードが改善したことにより、広告成果が大幅改善。

 

・デジタル広告の評価をより精緻化し、成果を実感

お客さま自身でデジタル広告を運用するなかで、成果に対して責任感と当事者意識が生まれ、ビジネス目標に基づいた広告成果を評価することで、結果に対する納得感を醸成。

 

デジタル広告内製化運用成果

※1:代理店運用時(内製化切替前 :2023年8月)と内製化切替後(2024年8月)を比較
 
(最終更新日:2024年5月) 
 

サービスのご案内

 

 

お客さま情報

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社名 九州カード株式会社
業界 金融
課題 デジタルマーケティングを最適化したい DXの内製化を推進したい
主な支援サービス インターネット広告

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