ウェブガーデン仙台のリニューアルでは、カウンター、ブックシェルフ、デスクに地元産のリサイクル資源を利用しています。
オフィス内の家具には、宮城県内の間伐材を多く用いた国産材「燻煙乾燥木材」を活用しています。森林から調達した製材品・丸太材は、製品として供給される前に約2週間かけて燻煙乾燥しますが、今回用いた木材の燻煙乾燥の過程では化石燃料を使わず、伐採の際に出た端材やおが粉(おが屑)を使うため、有害物質を一切排出しません。また、燻煙乾燥により生成された木酢液や燃焼後の灰は肥料として田畑に還すため、生産過程でゴミを極限まで少なくした「ゴミゼロ木材」となっています。
また、カウンターやデスクの一部には宮城県登米市で採石した玄昌石のスレートを利用しています。スレートは日本家屋の屋根や壁に用いられる薄い板状の建材で、今回のリニューアルにあたっては同市内の養護学校の屋根で使われていた素材を再利用しています。