メンバーズでは、SBI新生銀行さまのサイト運用・制作、MA運用、SNS運用の支援を行っています。今回、ユーザーにとって身近なフードロス削減を掲げる「KURADASHI」を活用した2つのキャンペーンの実施に伴い、社会課題解決型コンテンツの企画プランニング・クリエイティブ制作を行いました。
コロナ禍で持続可能な社会の実現に対する関心が高まる中、新生銀行はESG(環境・社会・企業統治)に特化した金融機関を目指す方針を明らかにしました。2021年4月にはメンバーズと新生銀行の社員さまとで、新生銀行のESGを考えるワークショップを実施し、CSV(※)起点のマーケティングへの理解を深める機会となりました。
SBI新生銀行さまより、ワークショップで興味を持っていただいたCSVの考え方を盛り込んだキャンペーン企画を発案・ご共有いただき、コンテンツ企画・クリエイティブ制作などを当社でご支援しました。
SBI新生銀行さまのデジタルビジネスを総合的にご支援しているからこそ、コンテンツ企画~クリエイティブ制作やSNS活用まで一気通貫してサポートし、成果の最大化を目指しました。
従来のポイント獲得のための機能訴求型ではなく、社会課題解決型コンテンツを企画・制作。当社で「気軽に、おトクにフードロス削減に貢献できる」というフードロスに着目したメッセージを提案し、コンテンツに反映した。
4つのキャンペーンページに加え、バナー・メルマガを新たに制作。
https://www.shinseibank.com/feature/point_donation/
https://www.shinseibank.com/powerflex/cam/cam_2108offer_branch.html
https://www.shinseibank.com/powerflex/cam/cam_2108offer_video.html
https://www.shinseibank.com/campaign/2108kuradashi/
SBI新生銀行さまが所有する顧客行動データをもとに適切な対象者へキャンペーンバナーをレコメンドするよう設計・配信。
Facebook、Twitter、LINEの投稿文作成、画像制作、投稿まで一貫して支援。
「社会貢献に興味があるけど、自分1人では何をしたらよいのかよくわからない」というユーザーが一定数いるのではないかと仮定し、気軽にフードロスの削減を支援できるキャンペーンを実施することでユーザーからの共感を生み、ビジネス成果にも繋がるのではないかという仮説を立てました。
ユーザーの行動がSDGsの貢献に繋がること、フードロス削減を掲げる「KURADASHI」について理解、共感できるような流れを意識してクリエイティブを作成しました。
デザイン面ではページ全体やメインビジュアルにSDGsの17の目標のカラーを用いたり、ショッピングのワクワク感を表現したことがポイントです。
ニュースなどで耳にする機会が増えた「SDGs」「フードロス(食品ロス)削減」に興味があるお客さまに、いつもご利用いただいている銀行サービスを通して、何かサポートができないかと考え、企画しました。"社会貢献"を前面に出した際に、お客さまが少し身構えてしまわないかという懸念がありましたが、「ショッピングでおトクに社会貢献」というサブタイトルや、写真を活用したポップなページデザインをご提案いただいたことで、参加しやすいキャンペーンに仕上げていただきました。
結果として、月間運用相談予約数が過去最高を記録し、多くのお客さまにご参加いただくことができました。
(最終更新日:2022年1月)