PDFファイルで表示[PDF/637KB]
DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードする株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、東証プライム:2130、以下「メンバーズ」)は、企業のDX推進にあたり、ビジネス部門とIT部門の架け橋となり、プロジェクトの企画・推進を行うテクニカルディレクターの提供に特化した専門組織「Tech Leapカンパニー(テックリープカンパニー)」を2025年4月1日付で設立したことをお知らせします。
企業におけるDX推進が加速する中、ビジネス成果創出を目指す企業においてITシステムの内製化の取り組みが重視されています(※1)。一方、システム内製化に必要なスキルを有する人材の不足を課題として挙げる企業は、約9割に上っています(※2)。また、システム内製化を含むDX推進をリードする人材を、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、データ活用・セキュリティなどITサイドと、戦略・マネジメント・プロセスといったビジネス変革の両方の知見を有した「ビジネスアーキテクト職」と定義していますが、企業において不足感が最も高い職種となっています(※3,4)。IPAでは、一人で担える人材の確保は容易ではなく組織的な対応が必要と指摘しており、システム内製化を含むDXを推進し、成果を創出するには、ビジネス部門とIT部門の連携が不可欠です。
メンバーズではこれまで、企業の高度な専門性を要するシステム開発や、外部パートナーを含むグローバルチームのビジネス部門とシステム部門の横断プロジェクト、システム企画部門への伴走を通じたスキルトランスファーなどを支援してきました。
この度、企業からの支援ニーズの高まりを受け、プロジェクト推進力、業務要件理解などの業務知識、システム知見を合わせ持ち、ビジネス部門とIT部門の架け橋となり、プロジェクトの企画・推進を行うテクニカルディレクターの提供に特化した専門組織「Tech Leapカンパニー」を2025年4月1日付で設立します。
これにより企業のDX推進を支援し、より良い社会・価値創造に貢献することを目指していきます。
中長期システム投資計画における主に上流工程において、システム企画から要件定義、構築までを、テクニカルディレクター人材が部門横断の専属チームとして伴走支援します。プロジェクト推進力、業務知識、システム知見を兼ね備えたプロフェッショナルなテクニカルディレクターが、取引先企業のビジネス部門とIT部門をつなぐことで、システム企画から構築までを一気通貫で支援します。
※支援領域のイメージ
※1:独立行政法人情報処理推進機構(IPA) IPA調査分析ディスカッション・ペーパー2024-01「DX動向2024-日本企業が直面するDXの2つの崖壁と課題」p12より
https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/discussion-paper/eid2eo0000008jv4-att/dx-two-cliff-walls.pdf
※2:独立行政法人情報処理推進機構(IPA) IPA調査分析ディスカッション・ペーパー2024-02「DX動向2024-深刻化するDXを推進する人材不足と課題」p5より
https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/discussion-paper/f55m8k00000039kf-att/dx-talent-shortage.pdf
※3:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「ビジネスアーキテクト」
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/businessarchitect/index.html
※4:独立行政法人情報処理推進機構(IPA) IPA調査分析ディスカッション・ペーパー2024-02「DX動向2024-深刻化するDXを推進する人材不足と課題」p3図表2-3より
https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/discussion-paper/f55m8k00000039kf-att/dx-talent-shortage.pdf
メンバーズは、デジタル人材の伴走による企業へのDX現場支援事業を展開しています。企業のDXプロジェクトを成功に導くため、Web制作/UIUX、デジタルマーケティング、デジタルサービス開発、データ活用支援、脱炭素DXの事業領域において、高い専門スキルを持つデジタル人材が取引先企業のチームの一員として、上位戦略を理解し実行に落とし込みながら、現場での内製によるDX推進を伴走支援することが特徴です。企業のDX推進を一気通貫で伴走支援することで、取引先企業のDX投資のROI最大化に貢献します。
また、メンバーズではグループミッション「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」とVISION2030(2030年の目指す姿)「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」の下、 CSV(Creating Shared Value、共通価値創造)経営を実践しています。企業活動を通して社会課題の解決に貢献することを目指し、CSV経営を世の中に広めるとともに、メンバーズ自身が率先して実践するためさまざまな取り組みを実行しています。1995年設立。2025年6月に設立30周年。東証プライム上場。
社名 | 株式会社メンバーズ |
---|---|
所在地 | 東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階) |
代表者 | 代表取締役社長 髙野 明彦 |
資本金 | 1,057百万円(2024年12月末時点) |
Webサイト | https://www.members.co.jp/ |
SNS | Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp |
X(旧Twitter):https://twitter.com/Members_corp |
取引先企業のビジネス変革・内製化DXの推進を支援するため、高付加価値なモダン技術領域に特化した社内専門組織であるカンパニー制度の拡大を推進しています。2025年4月1日現在、AI、データ活用、SaaS活用、脱炭素DX™など、多種多様なDX領域において21社の専門カンパニーが事業を展開し、DX現場支援により企業のDX投資のROI最大化実現を目指しています。
カンパニー一覧:https://www.members.co.jp/company/groups.html
お問い合わせは下記フォームもしくはメールにてお願いいたします。