昨今のAI関連サービスの拡大により、多くの企業が導入を検討するなど、生成AIをはじめとする先端技術の活用が急速に進んでいます。日本企業では、少子化による働き手の不足や主要先進国の中でも最下位水準とされる労働生産性の向上が課題となっており、業務の効率化や自動化を実現するためにAI技術を正しく導入・活用する取り組みが急務です(※1)。
一方で、AI人材は2030年までに最大14.5万人が不足すると予測されています(※2)。企業においては、専門人材の不足や社内のAIリテラシー不足、導入後の運用体制の未整備などにより、AI導入の成果が十分に発揮されないなどの課題が生じているのが現状です。
この度メンバーズでは、AI活用における企業の課題解消を目指し、2025年4月1日に専門組織「AIフォーオールカンパニー」を設立します。本カンパニーは企業のAI導入ステージに合わせた伴走型の内製化人材支援サービスの提供を通じて、AIトランスフォーメーション(AX)の推進を強力にサポートし、企業のAI活用における課題解決と生産性向上を後押しします。「一人ひとりが自分らしく働きながら活躍できる社会を創る」というミッションのもと、企業の持続的成長と競争優位性の確立に貢献し、企業が新たな価値を創造するための土台作りを支援していきます。
メンバーズは、デジタル人材の伴走による企業へのDX現場支援事業を展開しています。企業のDXプロジェクトを成功に導くため、Web制作/UIUX、デジタルマーケティング、デジタルサービス開発、データ活用支援、脱炭素DXの事業領域において、高い専門スキルを持つデジタル人材が取引先企業のチームの一員として、上位戦略を理解し実行に落とし込みながら、現場での内製によるDX推進を伴走支援することが特徴です。企業のDX推進を一気通貫で伴走支援することで、取引先企業のDX投資のROI最大化に貢献します。
また、メンバーズではグループミッション「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」とVISION2030(2030年の目指す姿)「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」の下、 CSV(Creating Shared Value、共通価値創造)経営を実践しています。企業活動を通して社会課題の解決に貢献することを目指し、CSV経営を世の中に広めるとともに、メンバーズ自身が率先して実践するため様々な取り組みを実行しています。1995年設立。東証プライム上場。
(1)会社概要