「7BOX」という仮説設計のワークフレームを用いて、プログラムの最初にワークショップを実施。
関係者間で目線合わせをしながらアイデアを練り、バリュープロポジションの仮説を設計しました。
最初に設計したバリュープロポジションとクリエイティブをそのまま使い続けるのではなく、定量(広告配信データ)と定性(ユーザーインタビュー)の調査を通じて得た示唆を元にブラッシュアップ。
再度広告配信を行なって市場投下することで、仮説に立ち返り改善を繰り返すサイクルを実現しました。
配信した広告バナーのうち、8件のバナーにおいて既存広告よりも高いCTRを創出。
CTRを最大で1.6倍まで改善し、広告の効率改善に寄与しました。
インタビュー調査と広告配信で市場の反応を見ながらブラッシュアップをアジャイル型で繰り返すことで、「環境配慮には費用が掛かる」「利便性とのトレードオフ」という意識を払しょくできるバリュープロポジションが有効であることを発見しました。
また、仮説設計の段階では想定できなかったターゲットが市場に存在することを確認し、新たなコミュニケーション施策の可能性を見出すことができました。
(最終更新日:2024年7月)