支援事例

「環境」に対する取り組みを訴求するページをサステナブルWebデザインに基づき制作

作成者: 株式会社メンバーズ|2024.06.19

メンバーズでは、三井住友カード株式会社さまのデジタルマーケティング支援を行っています。今回、環境を中心にサステナビリティに対するサービスや取り組みを紹介するページを「サステナブルWebデザイン」の考え方に基づき制作し、2024年3月に公開しました。

 

施策実現の背景/過程

背景

三井住友カード株式会社ならびにSMBCグループは、社会課題の解決とSDGsの実現を推進するうえで、さまざまな取り組みを実施しています。サステナビリティについて記載しているページはありますが、一般の方にも取り組みを認知され、共感を生むために新たなページを制作する運びとなりました。
メンバーズで、社会課題解決型プロジェクト「タッチハッピー」やサイト運用などのご支援をしていた経緯から、ページ制作のご依頼をいただき、本施策がスタートしました。

課題

  • サステナビリティに対する取り組みを一般の方にも伝えたい。
  • 三井住友カードさまの取り組みに共感してくれるユーザーを増やしたい。

施策

  • 三井住友カードさまの取り組みに共感していただけるよう、5つの重要課題のうち「環境」を中心としてサステナビリティに対する取り組みやサービスを情緒的にまとめて紹介するページを制作。
  • サステナブルWebデザインの考えに基づきページをデザイン・コーディング。

 


メンバーズの役割・施策内容

メンバーズでは、三井住友カードさまの取り組みに共感する人々を増やすため、当社が定める「サステナブルWebデザインガイドライン」を基にしたメッセージ性のあるサイト制作を実施しました。

コンセプトの設計

サステナビリティ分野でリーダーシップをとっている海外の大手企業の環境ページをベンチマークしました。環境への取り組みとサービス訴求がしっかり結びついて伝わるようなクリエイティブなデザインを取り入れたサイトにすることで、社会課題解決とブランド価値向上を両立するCSVの観点を取り入れています。

 

 

サステナブルWebデザインを取り入れたLP制作

サステナビリティに関する情報を掲載するWebサイトであることから、ページ自体もサステナブルなものにすべく、サステナブルWebデザインの知見や制作経験があるスタッフをアサインしました。ガイドラインに基づいて、消費電力量の少ないWebサイトとすることで、CO2排出量削減を目指しました。

 

サステナブルWebデザインを採用することで、ページの表示にかかる時間を縮小したり、ページの表示に使われる電力を削減したりすることができるため、ユーザーや環境への負担を減らしながら、企業の伝えたいメッセージ(ページ)を届けることができます。

 

サステナブルWebデザイン実施項目
・読み込むデータの量を削減
・表示時の消費電力が著しい色の使用を避ける

・画像を軽量化する

 

 

取り組みの成果

ページを通してサステナビリティの取り組みなどを分かりやすく伝えることで、ブランド価値の向上やユーザーの共感性向上に寄与した。加えて、見せ方やコードの書き方など、サステナブルWebデザインに沿った工夫をすることで、環境負荷を下げることができた。

 

・ユーザーに一目で情報が伝わるように、モーダルを効果的に利用し、UI・UXを担保したクリエイティブにした。
・三井住友カードさまのサービスや取り組みによるCO2排出量の削減効果を示しつつ、情緒的な文言を入れることで、ユーザーに根拠をもって訴求したページになり、サステナビリティに対する取り組みの認知拡大につながった。
・サステナビリティページから本ページへのクリック率は約67%と高く、他ページと比べてもユーザの誘導に成功している。

本案件では、三井住友カードさまの経営企画部、IT戦略部の皆さまと話し合いながら、三井住友カードさまの想いをページに入れ込みました。また、初めてページを見る方やサステナビリティに関する知識がない方など、どなたにとってもわかりやすいページになるよう、取り組み・サービス内容をアイコンやあしらいで分かりやすく表現しつつ、詳しく知りたい方にはモーダルで詳細を表示する、などのデザイン面に工夫を凝らしました。三井住友カードさまの想いや取り組みが、多くの皆さまに伝わることを願っています。

 

 

 

サービスのご案内

 

(最終更新日:2024年6月)