株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、「第5回大学生CSVビジネスアイデアコンテスト」(以下「本コンテスト」)の本選を12月11日(土)にオンラインにて開催しました。
本コンテストは、将来を担う学生が社会課題の解決に意識を向け、持続可能な社会の担い手となり、日本を代表する大手企業との共創によって、新たなCSV(※1)事業やプロモーションを創出し、持続可能な社会を実現することを目的に2017年より開催しており、今回で5回目の開催となります。
本年度は「DESIGN THE FUTURE~持続可能な未来を実現するための企業価値を最大化する未来創造型CSVビジネスアイデア~」をテーマとし、共創パートナーとして参加する「トレンドマイクロ」「三井住友カード」「良品計画」の3社が脱炭素社会の実現に向けた企業テーマを設定しました。本選には全国の大学生全48チーム・総勢174名から選ばれた9チームが出場し、最終プレゼンテーションを経て、5チームが「企業賞」、「メンバーズ賞」、「審査員特別賞」を受賞し、それぞれのチームには賞金5万円とトロフィーが贈呈されました。
賞名 | チーム名/大学名 | 概要 |
トレンドマイクロ賞 | サラビット/千葉工業大学 | “Society5.0”をテーマにした、子どものための新しいSNSサービスのビジネスアイデア |
三井住友カード賞 | てんむすドラゴンズ/専修大学 | キャッシュレスをテーマにした、エコバッグシェアリングとポイントを活用したビジネスアイデア |
良品計画賞 | onnay/産業能率大学 | 土の質と価値をテーマにした、天然染料を活用したビジネスアイデア |
メンバーズ賞 | H&K~マイペースな仲間たち~/専修大学 | 土の質と価値をテーマにした、発電菌を活用したビジネスアイデア |
審査員特別賞 | SDGLAP’s/立教大学 | 土の質と価値をテーマにした、ペットのフンの堆肥化を提案するビジネスアイデア |
本コンテストへの参加は今回が初めてでしたが、学生の皆さまのコンテストに臨む姿勢や熱量の高さがとても印象的でした。
テクノロジーが発展し、より一層便利で快適になるであろう未来の社会では、あらゆる物事をタイムリーに受け取れる一方、受け身でいることも多くなってしまうかもしれません。そんな未来の社会で、主体的に楽しむために必要なことは何か、それを社会全体で共有できるビジネスアイデアを考えていただきました。
振り返ってみますと、正解のない問いに臨む姿勢や熱量、他者とのアイデアの共有など、学生の皆さまがコンテストで経験したことそのものが、テーマに対するひとつの答えのように感じました。
コンテストというと、受賞や評価に目がいってしまいがちですが、主体的に考え、知らなかったアイデアを知ることの大切さを、私自身も見直すきっかけとなりました。
この度はこのような素晴らしいコンテストに携わる機会をいただきまして、誠にありがとうございました。参加された学生および開催関係者の皆さまへも、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
この度はCSVビジネスアイデアコンテストに参加させていただきありがとうございました。
弊社では、“Have a good Cashless.”を掲げ、キャッシュレスの便利さやお得さをお客さまへ提供するだけでなく、キャッシュレスを通じて社会をより良くしたいという想いをもって日々取り組んでいます。どのチームのアイデアも、まさに社会課題解決とキャッシュレス推進の両立を実現するアイデアであり、多くの学びや気づきを得ることができました。特に、学生の皆さんならではの「自分の視点」で世の中の課題を捉えられており、テーマに選ばれている社会課題がすごくリアルでした。キャッシュレスが日常に浸透すればするほど、我々に期待される社会への貢献はより強くなると思っております。これからの未来を背負う学生の皆さまと共に、未来を創っていくアイデアを実現できればと思います。
「土」というテーマに対し、それぞれが全く異なったアプローチを提案してくれました。
そのおかげで、多くの新しい発見や刺激をいただくこととなりました。
プレゼン後の懇親会でも、悩みながらも楽しんで取り組んでこられた学生の皆さんの想いや姿勢に触れさせていただき、感動いたしました。
今回の取り組みをキッカケに、学生の皆さまがさらに新たな取り組みに能動的にチャレンジすることを期待いたします。
本コンテストは、将来を担う学生が社会課題の解決に意識を向け、持続可能な社会の担い手となり、日本を代表する大手企業との共創によって、新たなCSV事業やプロモーションを創出し、持続可能な社会を実現することを目的として2017年より開催しており、今回で第5回目の開催となりました。
本コンテストに関する詳細は、特設サイト(https://csvcontest.members.co.jp/)または2021年11月8日発表のプレスリリース(https://www.members.co.jp/company/news/2021/1108.html)をご覧ください。
※1 CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造):企業の競争戦略論の世界的第一人者として知られる米ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が米ハーバード・ビジネス・レビュー誌の2011年1月・2月合併号(日本語版はダイヤモンド社「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」2011年6月号)に寄稿した論文で提唱した概念。CSVとは、「社会的課題の解決と企業の利益、競争力向上を同時に実現させ、社会と企業の両方に価値を生み出す取り組み」を意味します。
メンバーズでは、緊急事態でも安全を確保しながら業務を継続・遂行が可能な「新しい働き方」として、これまでの全員がオフィスに出社する働き方から、生活様式の変化に対応したオンライン中心の働き方に移行しております。このため大変ご不便をお掛けいたしますが、お問い合わせは下記フォームもしくはメールにてお願いいたします。