株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、新たなミッションと、ミッションを実現するために2030年の目指す姿を示した「VISION2030」を策定いたしましたので、お知らせいたします。
新ミッション「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」
VISION2030「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」
今日の日本経済においてはAI、IoT、シェアリングエコノミー、個人間決済などデジタルテクノロジーの著しい進歩により、あらゆるビジネスのデジタル化が急速に進展しています。このような状況下では、デジタル革命を牽引するネットベンチャーが次々と台頭し、大手企業においてもデジタル時代に経営戦略を適応させるデジタルトランスフォーメーション(※1)が最重要課題となってきています。
メンバーズでは、2014年にミッション「“MEMBERSHIP”でマーケティングを変え、心豊かな社会を創る」、VISION2020「ネットビジネスパートナーとして、企業と人々のエンゲージメントを最も多く創出する」を策定し、大手企業向けのデジタルマーケティング運用支援サービス「エンゲージメント・マーケティング・センター(EMC)」を主力事業として拡大してまいりました。また、当事業を通してCSVマーケティング手法(経済価値と社会価値を同時実現するアプローチ)の啓蒙・支援を行い、大手企業のマーケティングの在り方を、価格や機能等の直接的な価値を訴求する内容から、社会課題の解決を消費者と共に実現することを呼びかける内容へ転換できるよう、推進してまいりました。
メンバーズではVISION2020の次段階として、重点的に取り組む社会課題を具体的に定め、「Webマーケティング運用支援」を世界一の「デジタルビジネス運用支援」に発展させることを目指し、新たにミッション・VISION2030を策定することといたしました。
「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」
「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」
経済活動が地球環境に及ぼす負荷は増加の一途をたどり、このままの経済活動を続けた場合には、約100年間で最大4.8度の気温上昇が予測され、過去に類を見ない深刻な問題が起きることが想定されています(※4)。
持続可能で心豊かな社会の実現をミッションに掲げるメンバーズにとって、すべての生態系と社会・経済・人々の生活に多大な影響を及ぼす地球温暖化および気候変動の問題は、最も重要な社会課題として取り組むべきであると判断いたしました。
日本は環境問題や少子高齢化、地域の過疎化、年金医療費、エネルギー問題など、多くの社会問題を抱える課題先進国であると言われています。
専門機関が予想するさまざまな社会課題のうち、特に「年金医療制度破綻」と「地方衰退による自治体の消滅/財政破綻」の抑止は、地域での雇用創出や多様な働き方の実現を経営戦略の中心に据えているメンバーズにとって、強い危機意識をもって取り組むべき社会課題であると判断いたしました。
VISION2030の実現に向けた戦略の詳細は、こちらをご覧ください。
※2020年5月8日発表「VISION2030」
https://www.members.co.jp/ir/pdf/20200508_04.pdf
※1 デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation;DX)とは、企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
※2 デザイン思考を持ち、ビジネスの推進や制度設計、アウトプットを通じて社会課題の解決を図ろうとするクリエイター(職人)志向性の高い人材のこと。
※3 社会課題解決施策としてメンバーズグループが手がけたコンテンツ・プロダクト・サービスに対する接触回数。
※4 出典:環境省「IPCC 第5次評価報告書の概要」
https://www.env.go.jp/earth/ipcc/5th/pdf/ar5_wg1_overview_presentation.pdf
メンバーズでは現在、新型コロナウイルス対策のため原則テレワークを実施しております。このためお電話によるお問い合わせの受付は一時的に休止とし、メールでの対応とさせていただきます。大変ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
株式会社メンバーズ 広報担当 鈴木