株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、2016年4月から「みんなのキャリアと働き方改革」(※1)をスタートし、社員のキャリア支援と働き方改革を推進しています。残業時間や女性管理職比率、男性社員の両立支援制度(育児休業、時短・在宅勤務)の利用率などを重要指標として設定しており、2018年度上半期の進捗状況をまとめましたのでお知らせいたします。
また、2019年3月期第2四半期の連結業績におきましては、企業のデジタルマーケティング領域への投資拡大と、主力のEMCモデル(※2)提供顧客数の増加、当社既存顧客との取引の堅調な推移、グループ会社の順調な拡大を背景に、売上収益、親会社の所有者に帰属する四半期利益ともに過去最高を更新しました。
2015年度 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 上半期 |
2019年度 目標数値 |
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残業時間(月平均) | 28.1時間 | 21.9時間 | 17.4時間 | 15.3時間 | 15時間以内 |
女性管理職比率(各年度10月時点) | 14.9% | 18.9% | 30.0% | 24.1% | 30%以上 |
社員意識調査における女性社員の友人への入社推奨意向(※3) | 41.7% (2015年10月調査) |
49.7% (2016年10月調査) |
42.4% (2017年12月調査) |
51.4% (2018年8月調査) |
60%以上 |
対象男性社員の両立支援制度(育児休業、時短・在宅勤務)の利用率 | - | 30.8% | 47.8% | 39.1% (2018年9月末時点) |
50%以上 |
デジタルマーケティング市場の急速な拡大に伴い、インターネット専門職の人材不足が深刻化しており、優秀な人材の確保が企業経営の大きな課題となっています。
メンバーズでは長期的に社員と共に健全に成長・発展していくために、優秀な人材の確保・育成や健康に働ける職場づくり、ワークライフバランスへの取り組みなどを、持続的な成長戦略の最重要テーマの一つとして取り組んでまいりました。2016年4月からは、3ヵ年プロジェクト「みんなのキャリアと働き方改革」をスタートし、①多様なキャリア・働き方をサポート・促進する、②長期を見通しやすい報酬制度・給与モデルを作る、という方針の下に残業時間50%削減、年収20%アップ(月額固定給25%ベースアップ)、女性管理職比率30%を目標に掲げています。月額固定給の段階的な引き上げを実現するため、平均残業時間50%削減などを目標に掲げた生産性向上の取り組みを推進してまいりました。
2018年度上半期においては月平均残業時間が15.3時間(前年同期比4.4%削減)と、3年間で42.0%の削減となり、2019年度の目標達成に向けて順調に推移しております。
当社代表の剣持を責任者とした「時短推進委員会」が主導となり、下記取り組みを積極的に推進しております。
「みんなのキャリアと働き方改革」の一環として、社員のさまざまなライフステージに応じた働きやすい環境づくりと、意欲ある女性社員が、能力を最大限発揮できる環境づくりを推進するために「女性社員の長期的なキャリア形成の支援強化」「ワークライフバランスの実現」「多様なワークスタイルの確立」の3つをテーマに、社員の活躍機会の拡充を目指しています。
Womembers Program推進の結果、女性管理職比率が向上し、2017年10月には30%を達成、2018年10月には24.1%となりました。従来より当社では性別・年齢に関係なく、管理職を登用しており、今後も引き続き社員が能力を最大限発揮できる環境づくりを推進いたします。