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メンバーズ、中国・上海のデジタルマーケティング支援会社上海賢房信息技術有限公司(英文略称:KEMBO)と業務提携

作成者: 株式会社メンバーズ|2016.12.07

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株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、中国・上海のデジタルマーケティング支援会社である上海賢房信息技術有限公司(本社:中国上海市、董事長 CEO:中原 賢一、英文略称:KEMBO CO.,LTD.以下「KEMBO」)と業務提携することとなりましたのでお知らせいたします。

背景

訪日外国人旅行者数1位である(※1)中国人旅行者は、訪日前に旅行サイトやSNSのWeibo(微博)・WeChat(微信)などを用いて情報収集(※2)を行っています。また、旅行消費額では買物代が約4割を占め、購買意欲が高いことが特徴であり、訪日中の購買だけでなく、帰国後も訪日中に購入した商品の再購買意欲も高く(※3)、越境EC(海外向けECサイト)を通した消費も今後増えることが予想されます。
一方で、企業がインバウンド向けデジタルマーケティングに取り組む上では、国・地域によって異なるインターネット環境やスマートフォン普及率、主要デジタルメディアでの消費者行動などを把握し、訪日前から訪日中、帰国後まで一貫したコミュニケーションを図ることが求められています。
メンバーズでは、これまで海外拠点の開設やインバウンドビジネスの動向を調査・研究する研究所の設立、インバウンド・メディアの開設、WeChatをはじめとするソーシャルメディア活用支援など、企業のインバウンド向けのデジタルマーケティング支援事業を展開してきました。
また、KEMBOは、中国・上海を拠点とするデジタルマーケティング支援会社として、日本企業の現地法人向けのWebサイト制作やWeibo・WeChatをはじめとするソーシャルメディア運用など多くの実績があり、中国向けマーケティングにおける知見・ノウハウを有しております。

業務提携の内容と効果

本提携により、KEMBOが有する中国での豊富なデジタルマーケティング支援実績と、メンバーズのグローバル対応を含めた企業のWebサイト構築・運用やソーシャルメディアマーケティング支援の知見・ノウハウを活かし、中国を中心としたインバウンドマーケティング支援事業の更なる強化に取り組んでまいります。
日本企業・団体を対象にしたインバウンドマーケティング支援事業として下記を共同で提供する予定です。

  • 中国向けWebサイトの構築、運用
  • WeChat、Weiboなど中国向けソーシャルメディア活用支援
  • 各種メディア、プラットフォームを活用した中国向けプロモーション支援
  • 中国向け越境ECモール出店支援、越境ECサイトの構築、運営支援
  • 両社の知見/ノウハウを活かした新規サービス開発

これらにより訪日前、訪日中、帰国後の旅行者に向けて、一貫したコミュニケーションを実現し、顧客企業のマーケティング成果のさらなる向上とインバウンド市場の活性化による国内経済活性化、地方創生への貢献を目指してまいります。
なお、本件による当社連結業績への影響は軽微です。

上海賢房信息技術有限公司(英文略称:KEMBO)について 

メンバーズ中国拠点の移転について

本提携に伴い、北京から上海へ拠点を移転いたします。


  • 中国・上海拠点
    所在地:中国上海市黄陂南路751号1号楼4楼751文化研究所406室
※1 日本政府観光局(JNTO)、2016年11月16日発表
http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/161116monthly.pdf
※2 観光庁、平成27年「訪日外国人の消費動向」(旅行情報源ランキング)」
※3 みずほ情報総研、2016年8月発表 訪日外国人の再購買に関する調査
https://www.mizuho-ir.co.jp/publication/report/2016/pdf/inbound0803.pdf

上海賢房信息技術有限公司(英文略称:KEMBO CO.,LTD.)

 

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