株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、WeChat(微信)を運営するTencentの公式DSPパートナーであるiClick Interactive AsiaLimited(CEO:Sammy Hsieh、以下「iClick」)の戦略的パートナーとして日本企業で初めて、サービス提供を開始いたしました。iClickの中国最大のモバイルDSPを活かし、中国人観光客の訪日前から訪日中までを高度に追跡できるIPスイッチングなどを用いた、オリジナルの“訪日中国人向けパッケージ広告”を開発いたしました。今後もメンバーズは、インバウンド(訪日外国人旅行者)向けデジタルマーケティング支援事業の更なる強化を図ってまいります。
訪日外国人旅行者の旅行情報源はインターネット(スマートフォン含む)が56.7%(※1)と、インバウンド(訪日外国人旅行者)向けマーケティングにおけるWebサイト活用とソーシャルメディア活用の重要性が高まっています。国・地域別で訪日外国人旅行者の1位を占める(※2)中国人観光客は、訪日前に旅行サイトやメッセージアプリWeChatなどを用いて情報収集を行い(※3)、訪日後も検索エンジンBaidu(百度)などを用いて商品購買を決定しています。(※4)そのため、WeChatやBaidu上に配信できるDSP広告では、訪日旅行者の属性や興味に合わせ適切なメッセージを届けられる高精度なターゲティングが求められます。
このたびメンバーズは、iClickの持つDSPを活用し、訪日中国人をターゲットとした広告出稿サービスを共同で開発しました。2015年にTencentのベストDSPパートナーを受賞するなど、多数の大手企業との取引実績のあるiClickと共同で、効率的で最適なインバウンド向けサービスを開始いたします。
訪日前から訪日中まで高度に追跡できるIPスイッチングなどを用いて、訪問場所・興味関心などの状況に応じて最適な広告を出し分け配信いたします。
「WeChat」、「テンセントQQ」、「Qzone」など中国で主流のSNSにてソーシャル広告を配信いたします。
中国で最大のモバイルDSPなどにてデスクトップDSP広告を配信いたします。
中国最大の動画サービス「Youku」や「Tudou」などにて、動画広告を配信いたします。
今後もiClickと共同でサービス開発を行うと共に、7月末~8月上旬には共同でセミナーを行う予定です。
メンバーズでは、企業のインバウンド(訪日外国人旅行者)向けのデジタルマーケティング支援事業への本格参入を発表(※5)しており、海外拠点の開設やインバウンドビジネスの動向を調査・研究する研究所の設立、インバウンド・メディアの開設(※6)などを実施しております。今後とも、インバウンド市場の活性化による国内経済活性化と地方創生への貢献を目指してまいります。