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子会社エンゲージメント・ファーストとプラス・サーキュレーション・ジャパン「CSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)ワークショップ」サービスを共同リリース

作成者: 株式会社メンバーズ|2013.08.08

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株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役:剣持 忠、以下「メンバーズ」)の子会社である株式会社エンゲージメント・ファースト(本社:東京都中央区、代表取締役:原 裕、以下「エンゲージメント・ファースト」)は、有限会社プラス・サーキュレーション・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中西 紹一、以下「PCJ」)と共同で、CSV(※1 Creating Shared Value:共通価値の創造)概念を企業内で理解・浸透させ、今後の商品・サービス開発やマーケティング戦略に活かすための企業「らしさ」を明確にする「CSVワークショップ」サービスの提供を開始いたします。

背景

CSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)は、「社会と共有できる価値」の創造を企業の事業戦略に結びつけることで、社会的課題を解決するだけでなく、その結果として企業も競争力を強化し、利益をあげることで持続可能な成長に貢献する取り組みです。
「社会と共有できる価値」には、製品機能や価格などといった差別化要素ではなく、社会の共感を得ながら絆を強めるような、企業の強みや特性、独自性である企業「らしさ」が込められた商品・サービスやコミュニケーションが求められています。

「CSVワークショップ」サービスの概要

「CSVワークショップ」サービスは、CSV概念の理解や企業内での浸透および社会と企業との「社会と共有できる価値」を創造するための企業「らしさ」を明確にするワークショップ支援サービスです。本ワークショップから導き出された企業「らしさ」は、社会的課題の解決と企業の成長、競争力強化の両立を実現する商品・サービス開発や、コミュニケーションプランに活用することが可能です。
ワークショップには企業の関係者だけでなく、NPOや大学教授、学生、主婦ネットワーク、アートデザイナー、競合しない企業の方など多彩な他分野の専門家である「畑違いの専門家」も参画し、外部の意見を取り入れることで固定概念を覆すオープンイノベーション型のワークショップを実現いたします。
CSV概念の基本理解のためのセッションと関係者が参加するワークショップという手法の活用、また、この領域での経験豊富な他分野の専門家と共創することで自己本位になることを防ぎ、その企業らしいCSVのコンセプトや方向性を導き出すことが可能です。CSVのコンサルテーションではなく、関係者自身が見い出すことで、より実践的なCSV施策につながるものとなります。
ワークショップの企画・運営は、メンバーズ100%子会社として企業の「社会的に意義ある事(Good Works)」を主にソーシャルメディア通じて企業ファンと共創し、企業利益に貢献するエンゲージメント・マーケティング(※2)の支援を推進するエンゲージメント・ファーストと、イノベーション創発型ワークショップを活用した商品サービス開発、企業ブランド創出支援を行うPCJが、それぞれのノウハウを活かし提供いたします。

「CSVワークショップ」サービスの内容

  • CSVの基礎レクチャー
  • CSVワークショップ
  • ワークショップレポート
  • CSV戦略アウトライン

CSVレクチャー講師、ワークショップファシリテーターのご紹介

CSVレクチャー講師:原 裕(株式会社エンゲージメント・ファースト代表取締役)

ワークショップファシリテーター:中西 紹一氏(有限会社プラス・サーキュレーション・ジャパン代表取締役)

他分野の専門家である「畑違いの専門家」一例

川嶋 直氏
日本を代表する環境教育インタープリターの一人/財団法人キープ協会環境教育事業部シニアアドバイザー、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科兼任講師、日本環境教育フォーラム常務理事
松田 朋春氏
アートプランナー/グッドアイデア株式会社代表、株式会社ワコールアートセンター『スパイラル』チーフプランナー兼任
中西 裕二氏
文化人類学者/日本女子大学人間社会学部 文化学科教授
紫牟田 伸子氏
プロジェクトエディター/元日本デザインセンタープロデュース室チーフ・プロデューサー
今井 麻希子氏
ファシリテーター&コンサルタント/株式会社yukikazet代表、国際自然保護連合教育コミュニケーション委員会メンバー

導入価格、期間等

価格:300万円~
期間:2ヵ月想定

※1 CSV(Creating Shared Value=共通価値の創造):企業の競争戦略論の世界的第一人者として知られる米ハーバード大学のマイケル・ポーター教授が米ハーバード・ビジネス・レビュー誌の2011年1月・2月合併号(日本語版はダイヤモンド社「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」2011年6月号)に寄稿した論文で提唱した概念。CSVとは、「社会的課題の解決と企業の利益、競争力向上を同時に実現させ、社会と企業の両方に価値を生み出す取り組み」を意味する。

※2 エンゲージメント・マーケティングとは、ソーシャルメディアなどを活用して企業や商品の理念を伝えることにより、その理念に共鳴して自発的に活動する人々を巻き込み、より大きな社会的価値を共創するマーケティング活動。

有限会社プラス・サーキュレーション・ジャパン

株式会社エンゲージメント・ファースト

株式会社メンバーズ(証券コード:2130)