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メンバーズとスパイア、Facebook(R)効果検証の新リサーチ商品を共同リリース「ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ」

作成者: 株式会社メンバーズ|2011.09.21

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株式会社メンバーズ(本社:東京都品川区、代表取締役:剣持 忠、以下メンバーズ)は株式会社スパイア(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 与規、証券コード:4309、以下スパイア)と共同で企業のFacebook(R)ページのファン化によるブランディング効果の測定を行う新サービス「ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ」の提供を開始します。

※スパイアとメンバーズは、ともにデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)グループ横断のプロジェクト「Fruitsbear」の参画企業です。

 

ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ共同リリースの背景

実名SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であるFacebookは全世界で7.5億人以上のユーザを持ち、日本国内でも利用者は950万人を超え、全世界でユーザを拡大しています。今や企業のマーケティング活動にとってFacebookを中心としたソーシャルメディアを活用することはもっとも重要な施策となっており、企業はファンと企業との緊密度合いを意味するエンゲージメント(※1)の強化を図っています。ブランド・ロイヤリティの高い消費者は、同じブランドを継続して購入する意向が強いため、エンゲージメントの強化によるブランド・ロイヤリティの向上が企業の命題となっています。

 

メンバーズはFacebookページの制作・運用だけではなく、Facebook広告への出稿、Social PluginsなどのFacebookの重要な機能(Facebook Platform)を、自社サイトやキャンペーンにおいて活用し、企業のマーケティング効果の最大化を担っていくためのソリューションである「Facebookインテグレーション」を立ち上げています。メンバーズはFacebookインテグレーションを通じ、企業の課題であるエンゲージメントの向上を支援しています。
一方、スパイアでは、約150万人の自社ネットリサーチパネル(*2)を用いて「ターゲットリサーチ」を始めとするインターネットを活用したリサーチ事業を展開しております。また、サーチやソーシャルメディアに関する調査研究の実施、スマートフォンアプリ解析/調査パッケージ「APPLIX」を親会社のDACと共同開発するなど、最先端のネットマーケティング分野と連携した調査分野に特に強みを持っています。

 

このたび、メンバーズとスパイアは、メンバーズが強みとする Facebookページの導入コンサルティングから制作、運用支援、プロモーションに加え、スパイアが強みとする約150万人の自社ネットリサーチパネルを用いたリサーチを組み合わせ、Facebookページのファン化によるブランド・ロイヤリティ効果測定サービス「ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ」を開発し、顧客企業へ提供を開始することとなりました。

ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ

「ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ」は、企業(商品・サービス)のFacebookページとWebサイト、それぞれにアンケートサイトへのリンクを貼って回答者を誘導し、「Facebookページのファン」と「Webサイトを訪れた消費者」の企業への好意度、商品・サービスの購入意向など、独自のブランド・ロイヤリティ指標を比較、企業Facebookページのブランド・ロイヤリティ効果を測定します。「ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ」を定期的に実施することにより時系列調査による変化の把握も可能です。
また、追加オプションとして、twitterアカウントのフォロワ―のブランド・ロイヤリティ測定も同様の仕組みで対応しています。スパイアのネットリサーチパネルを活用した競合先とのベンチマーク調査も可能です。

 

コンテンツ企画やアプリケーション開発などFacebook インテグレーションにおける企業の Facebookページ運用において、「ソーシャル・エンゲージメント・サーベイ」を組み合わせることで、エンゲージメントの最大化及びブランド・ロイヤリティの向上の測定が可能となります。企業FacebookページのPDCA運用に組み込むことで、ファン数だけでなく、企業にとって価値の高い、より質の高いファン獲得のためのPDCA運用を行えます。

 

今後、当サーベイによるデータを蓄積し、ベンチマーク指標の構築も予定しています。

 

 

 

※Facebook®はFacebook Inc.の商標です。

※1.エンゲージメントとは、ファンと企業とのFacebook上での緊密度合いを意味しており、具体的には、企業が発信した情報に対するファンからの“いいね”やコメント等がつけられる度合いを表します。“いいね”やコメント投稿が行われない場合、ファンのニュースフィード上の“ハイライト”に情報が反映されないため、情報はファンの目に止まらず、また、情報の拡散も行われないという状況になります。

 

※2. ネットリサーチパネル :アンケート協力の承諾を得ている会員個人/集団

導入価格

価格:80万円~
初期導入期間:ご相談

株式会社スパイア(証券コード:4309)

株式会社メンバーズ(証券コード:2130)