2015年12月16日（水）これからの金融業界に求められるエンゲージメント・マーケティングセミナー

米国では、成人の60％以上がインターネット経由で金融商品をリサーチしており、そのうちの半数以上がオンラインで商品やサービスを購入しています。また、金融機関もオンラインで商品を提供するだけでなく、投資家の自発的なコンテンツによる情報やアイデアを巻き込んで新たな金融サービスをつくり出す「共創型」のWebサイトもリリースされています。

一方、日本の金融機関は、預金中心の成り立ちから永らくコモディティ化が難しい状況でした。しかし、規制緩和と金融グループの再編が進み、とくに大手のリテールビジネスの中心は、預金でなく投資商品や保険・年金商品になってきています。ただし、これらの商品は「一定以上の金融知識」、「金融機関ごとの商品理解」、「信頼感、安心感、親しみやすさ」を消費者に理解してもらうという性格を持っており、独自のマーケティングを実施する必要に迫られています。

コモディティ化した金融商品の新たなマーケティング手法として、「自社の価値」あるいは「自社の優良顧客（エンゲージメント顧客）」のインサイトを見直すことで、「他社競争ではなく、顧客との価値共創（コ・クリエイション）を推進するエンゲージメント・マーケティング」をいかに取り組むべきか、そのアプローチについて業界のプロフェッショナルが講演いたします。

当日はBtoBマーケティング業界の第一人者であるシンフォニーマーケティング株式会社代表の庭山一郎氏、世界最大のマーケティング専業ベンダーとして顧客エンゲージメントを推進するマルケト社シニアビジネスコンサルタントの丸井達郎氏、顧客エンゲージメントデザインを牽引するU'eyes Design大坂岳史氏をお招きし、メンバーズ執行役員の原裕がファシリテータをつとめさせていただきます。

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