Are You Ready For Social Media Marketing Era? Part2

株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕

先日6月24日(木)の弊社セミナーには実に多くのお客様にご参加いただきました。改めてお礼を申し上げるとともに、このマーケティング・エリアでの企業様の興味の高さを改めて感じました。

このような状況を鑑みるとやはりソーシャル・メディア・マーケティング(以下SMMと略)はセカンドライフのような一過性のものでなく、顧客とCo-Createするマーケティング手法として非常に重要なものとしてとらえなければならないと痛感しています。

その意味で、先日のセミナーでご講演いただいたベネッセの安田氏の話は大変意義深いものだったと思います。ベネッセの顧客との対話基盤「Benesse Women's Park」は女性の課題をベネッセだけではなくそこに集うユーザーも含め解決する、まさにCo-Createを行ってきたサイトで、今年の5月15日に10周年!になりました。
ここには膨大な量の女性の課題やそれに対する様々な意見やアイデアが蓄積されています。なにせ一日の書き込み件数が2万強!とのこと。むろん2ちゃんねるなどと違い、きちんと確認された登録ユーザーの発言なのでその質そのものにも価値があります。
安田氏の講演を拝聴していて思ったのは、SMMはそもそも企業としてベネッセのように顧客との対話、情報の共有化ができるかが重要であって、TwitterやFacebookはその顧客とのCo-createやコラボレーションを促進する仕組みでしかないということです。そしてその仕組の議論ではなく、本当の意味でのマーケティング活用、いや、マーケティングそのものの議論がこのSMMへの取り組みになるのだということを感じました。

最近読んだフィリップ・コトラーの最新著書「Marketing 3.0」はこのマーケティングの流れを分り易く、コンセプチュアルに明示しています。安田氏の話とコトラーの著書をダブらせながら、マーケティングそのものの変化をきちんととらまえてSMMを検討しなくてはならないと感じた次第です。この内容に関しては近々このコラムで取り上げたいと思ってます。

このコラムでも湯川氏が取り上げた全日空の「旅達空間」(弊社事例紹介で取り上げさせてもいただいております。是非ご参照ください。)や良品計画の「くらしの良品研究所」もまさに「marketing 3.0」での発想で展開されており、その文脈での整理、展開があればテクノロジーに惑わされることなく、このSMMに対峙できるのではと思っております。

And one more thing……

参考サイト