SEMコラムVol.80
はじめてのアクセス解析ツール選び

株式会社メンバーズ アカウントサービス第3事業部 金澤大輔

いざアクセス解析をしようと決めても、あまりのツールの多さにどれを入れればいいのだろうと考えてしまうかもしれません。
ツールの種類は大きく3つに分かれますが、以下にそれぞれの特徴をまとめてみます。

アクセス解析ツールの種類

サーバーログ型

サーバーや解析者のパソコンに解析ツールをインストールし、ログを集計するタイプです。

メリット
  • 画像などへのアクセスも解析可能
  • ログがあれば過去のデータに遡り解析できる
  • 404エラーを把握できる
デメリット
  • サーバーが対応していないと導入できない場合がある
  • リアルタイムな解析が難しい

Webビーコン型

サイトの各ページに画像イメージで計測タグを埋め込むタイプです。

メリット
  • タグを埋め込むだけで解析ができる
  • リアルタイムに解析が可能
  • サーバーに解析プログラムを入れられなくても導入可能
デメリット
  • 解析ページにタグ埋め込む必要がある
  • 画像などへのアクセスは解析できない
  • 404エラーが把握できない

パケットキャプチャ型

ユーザーがパソコンからインターネットを経由してサイトにアクセスしたときの信号を解析するタイプです。

メリット
  • リアルタイムに解析が可能
  • 画像やFLASHなどへのアクセスも解析可能
  • 複数サーバーを跨いでも処理速度が速い
デメリット
  • 専用解析サーバーを導入する必要がある
  • 上記の理由で初期コストが高くなりがち

たとえば無料のアクセス解析ツールとして有名なGoogleAnalyticsですが、やはり無料という魅力から、多くの人が最初に導入を検討されるかもしれません。
このツールはWebビーコン型にあたるため、解析ページにタグを埋め込む必要があります。
また、500万PV以上のサイトは解析対象外となっているところに注意しましょう(※)

計測ツールによって数値が違う理由

同じ計測対象データでも、解析ソフトによって数値が異なる場合があります。
たとえばPV数が、Urchinでは30,000と計測されているのに対し、GoogleAnalyticsでは29,000となってるケースがあったとします。

上記の例でいうと、Urchinはサーバーログ型のため、ページを読み込む際にリクエストが送信された時点でPV数をカウントするのに対し、GoogleAnalyticsはWebビーコン型のため、ページ内に埋め込まれているタグが読み込まれた時点でPV数をカウントを行います。

たとえばユーザーがタグを読み込む前に離脱したとすると、リクエスト自体は送信されているのでUrchinではカウントしますが、GoogleAnalyticsではカウントしないこととなります。あくまで一例ですが、これが解析ソフトによって計測値に差異が生じる理由です。
もっとも、正常な計測ができていれば、数字が大きく乖離するケースは少ないためあまり気にする必要はありません。

是非自社にあったアクセスツールを探してみましょう。

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