SEMコラムVol.72
リスティング広告におけるターゲット選定
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 植木 耕太
一般的に、新聞や雑誌などの広告を出稿する場合、まずはターゲットの選定をします。
そしてそのターゲット像に基づいて、掲載先の媒体やクリエイティブのメッセージを決めていきます。
しかし、リスティング広告の場合、このターゲットに関する議論が少ないように感じます。
解説本には、キーワード購入のノウハウや入札運用ノウハウは書いてあるのですが、ターゲット選定のことに多くのページは割いていません。なぜなのでしょうか。
リスティング広告の場合、ターゲット選定をしっかり行わなくても広告の掲載先を選ぶことができるということが、その理由として挙げられます。
例えば、高級車に興味のある人に対してマス広告でアプローチしようとした場合、40~50代の年収の高い男性をターゲットとして、彼らの目にとまりそうなゴルフ雑誌やビジネス雑誌を掲載先として選びます。
一方、リスティング広告の場合は「車」「高級車」というキーワードを買っておけばそれに興味を持つ人に対して広告を見せることができます。
ですので、詳細なターゲット選定をしないまま広告を出稿している場合が多いのです。
しかし、ターゲティングの無い広告出稿には以下のような弊害が出てきます。
- ターゲットという軸が無いため一貫したネットプロモーションがうてない
- 純広告等の他媒体へ出稿しようとしても出稿先を決める材料が無い
- 広告文のコピーを決める軸が無い
- ランディングページのクリエイティブを決める軸が無い
- 購入するキーワードを広げる発想ができない
ターゲット選定を行わないことで、伝達すべきメッセージが見出せなかったり、プロモーションに広がりを持たせられなかったりします。
リスティング広告を出稿する場合でもターゲットをしっかり選定して出稿プランを立てる必要があるのです。
