SEMコラムVol.61
発展していくモバイルリスティングの市場

株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 大藤 宗一

2006年7月、auが「ezweb」のトップページにGoogleの検索ボックスを設置したことを皮切りに、パケット定額制や他のキャリアも検索窓の導入により飛躍的に延び続けているモバイルリスティング広告の市場。
今回はその状況を再確認してみようと思います。

モバイル広告の中でも特に伸び続けるリスティング広告

モバイル広告の実績を見ると、2005年から2006年にかけての伸びよりもリスティング広告が開始された2007年の延び率の方が大きくなっています。
また、2011年までにモバイル広告全体は1284億円にまで伸長し純広告とSEMの比率が6:4になると予測されています。
さらに、検索エンジンの活用が普及したことにより、リスティング広告への出稿は増加しています。
理由としては、ドコモとauは検索エンジンにGoogleを採用し、ソフトバンクの携帯電話ではYahoo!モバイルにボタンひとつでアクセスできるようになったことも一因となっています。

モバイルの主役はまだ、10代

モバイル検索の利用頻度は年齢が下がるに伴って上昇します。中でも10代はモバイル検索をよく利用している状況です。また20代も3割程度までモバイル検索も利用するといった結果になっています。ただし、利用頻度の高い10代でも「よく利用する」という人は50%以下となっており、これからさらに端末の改良などで検索しやすくする必要があります。

PC検索ユーザもモバイル検索に「慣れてきた」

以前のモバイル検索は、単一キーワードのみで検索をするユーザが多い状況でしたが、現在では半数以上のユーザーが2文字以上入れる傾向また、一度検索して見つからない場合はキーワードを追加して再検索する傾向が見られます。
そのため、PCと同様にキーワード購入に関しては幅広くカバーする必要が出てきています。