SEMコラムVol.42
モバイルのリスティングの導入にあたって その2

株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 金澤 大輔

以前の「SEMコラムVol.33 モバイルリスティングの導入にあたって」では、モバイルリスティングについてPCとの違いを中心にまとめましたが、今回はもう少し具体的な運用のポイントについて見ていきます。

1.キーワード選定はPCとどう違う?

キャリア毎に出稿するキーワードを選定できることが、PCとは大きく異なる点です。
ドコモユーザへ向けたキャンペーンであれば、それ以外のキャリアへは広告を表示させないといったことも可能です。

また、同じキーワードでもキャリア毎にパフォーマンスが異なってくるかもしれません。
キャンペーン構成はキャリア毎に管理することをお勧めします。

さらに以下のように媒体によって検索方式も異なります。

Overture

検索方式が完全一致のみのため、2語や3語のスモールワードを網羅的に入稿する必要があります。
もちろん闇雲に数を増やすのではなく、仮説に基づいた出稿&定期的な精査は行うようにしましょう。

Google

検索方式はPC同様完全一致、部分一致、フレーズ一致の3種類があります。
また、2009年4月よりモバイルにおいても検索クエリレポートを参照できるようになりました。

2.先月と今月のインプレッションが極端に違う。なぜ?

一般的に考えうる要因から疑ってみるべきではありますが、モバイルの場合だと以下のような特殊な要因も考えられるので注意が必要です。

モバイルでは検索結果の1ページ内の掲載枠が2~5枠程度と、PCよりも限られています。
その為掲載順位が落ちると、検索結果の掲載ページが2ページ目、3ページ目と追いやられていくことになります。
モバイルでの検索結果は3ページ目までしか見ないユーザは60%というデータ(※1)が出ていることからわかるように、順位が下がり4ページ目以降に表示されるようになった途端、インプレッションが半分以下になるというケースもしばしば見受けられます。

PC以上に順位戦略が重要になっているのがお分かりいただけるでしょう。

3.未開拓のキーワードを狙え

PCに比べると参入している広告主の数はまだまだ少ないと言えます。
それゆえ、比較的低いCPCで上位を狙えるキーワードが数多く存在します。
とはいえやはり人気のキーワードは徐々にCPCが高騰してきている傾向が見られます。早い段階での参入で先行者利益を獲得しましょう。

※1 Webマーケティングガイドより