SEMコラムVol.39
スケジュール設定を活用してコンバージョンを伸ばす
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 金澤 大輔
検索連動型広告市場の伸びとともに参入する企業の数も増えてきました。
ライバルが増えることで、目標ROIの実現のためにより高度なプランニングが求められるようになってきています。
リスティング広告においては、キーワードの入札調整だけでなく、除外ワード設定や地域ターゲティング等を効果的に利用したターゲットの絞込みも有効な手段です。
Googleにはスケジュール設定機能というものがあり、曜日・時間帯を絞った配信が可能です。
今回はこの機能を使う上での注意点をあげてみました。
スケジュール設定機能とは?
GoogleのAdwords広告では、あらかじめ決められた曜日・時間帯にだけ自社の広告が掲載されるように設定することができます。
また入札価格も現在設定している価格との比率ベースでの調整が可能です。
一見合理的な配信設定の落とし穴
時間帯をセグメントした配信が可能であるならば、ターゲットとするユーザがコンバージョンしやすい時間にのみ広告を露出させればいいのではないか?
そんな発想に行き着くのではないでしょうか。
ユーザがコンバージョンする曜日・時間帯にのみ広告を露出させるのは、コンバージョン率が費用対効果(CPA)のキーとなるリスティング広告においては、有効な手段といえるかもしれません。
ただし、この場合コンバージョンだけではなく、間接効果を視野に入れるべきです。
ユーザはコンバージョンまでに複数回サイトを訪れる
コンバージョンの指標にもよりますが、特に”購入”や”申込み”等お金に直結したケースでは初回訪問からそのままコンバージョンするユーザは限られます。
多くのユーザは検討期間を経たのちに再度来訪、コンバージョンに至るというプロセスを踏むことが多いようです。
では、コンバージョン率という視点だけで広告の掲載を制限した場合どうなるでしょうか。
クリックは多くされるもののコンバージョンまで至らない期間というのは、実は多くのユーザが”検討している”期間である可能性もあります。
コンバージョン率が低いからといって掲載を制限していては、将来の優良な顧客へアプローチする機会を逃してしまっているかもしれません。
費用対効果を目的としたスケジュール配信を行う場合、間接効果まで測定できる計測ツールを導入するようにしましょう。
