SEMコラムVol.33
モバイルリスティングの導入にあたって
株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 金澤 大輔
今回は、PCとの違いといった観点から何点か留意すべきポイントをまとめてみました。
一口にモバイルリスティングといっても、様々な媒体がありますが、まずは各キャリアの公式検索エンジンにもなっているOvertureとGoogleへの出稿を前提に見ていきます。
表示枠について
PCと違い、モバイルの小さな画面では、検索結果1ページ内に表示される広告の数も少なくなっています。
Overture、Googleともに2件~5件となっており、それ以下の順位では上位に比べインプレッションが大幅に減少することとなります。
そのため主力となっているキーワードの掲載順位は頻繁にチェックしましょう。
広告について
Overture
タイトル:全角14文字
説明文 :全角19文字
タイトル:全角12文字(半角24文字)
説明文 :全角12文字(半角24文字)
広告文に使用できる文字数もPCと比べ少なくなっています。
特にGoogleでは表現や言い回しがかなり限定されてくるので、訴求するポイントを絞る必要があります。
入札方法について
Overtureではより高い金額を入札した順に掲載順位が決まる単純な仕組みとなっています。掲載順位を容易にコントロールできる反面、クリック単価の高騰には注意が必要です。
GoogleではPC同様、品質スコアと入札価格で順位が決まります。
また、Overture・Googleともにキャリアごとの入札価格の調整が可能です。
検索数の違いについて
au・ドコモはGoogleを、ソフトバンクはYahoo!Japanを公式エンジンとして採用しています。
そのため、検索数では現在のところOvertureに比べてGoogleが優位にある状況です。
もちろんキーワードにもよりますが、同じキーワードでも5倍以上インプレッションに差が出るケースも多々見受けられます。
このあたりもPCとは大きく異なるポイントではないでしょうか。
効果測定について
モバイル用ブラウザではjavascriptが起動しない、一部の端末ではクッキーが読み込めないといった制約があります。
そのため、効果測定にはモバイル用にツールを用意しましょう。
以上、モバイルリスティングにおけるPCとの違い、OvertureとGoogleの違いを簡単に見てきました。
モバイルでは制約や環境がPCと大きく異なるため、キーワードや広告グループの構成もモバイル用にリプランする必要があります。
いずれにせよ、ターゲットとなるユーザが
- どのような時間帯にどのような場所からアクセスしているのか
- どのような目的で検索しているのか
- どのような興味をもっているのか
今一度考えてみたうえで出稿を検討するとよいでしょう。
※掲載内容は2009年2月現在の情報となります
