SEMコラムVol3
品質インデックスって結局?
株式会社メンバーズ
プランニングディビジョン メディアグループ 植木 耕太
昨年の7月に、品質インデックスという指数がOvertureに導入されました。
(Googleでは同様の仕組みを既に導入済みでした。)
品質インデックスとはその名の通り、広告の「品質」を図る指数です。
すべての広告がOvertureからの評価を受けて、品質インデックスを与えられています。
(品質を図る基準は広告の「クリック率」が中心となっています。)
そしてこの品質インデックスは、広告の掲載順位に影響を与えます。
広告の掲載順位は「お金(キーワードの入札金額)×品質インデックス」で決まるのです。
つまり、キーワードの入札金額が同じであれば、品質インデックスが高い広告が上位に掲載されますし、入札金額では負けているけれど品質インデックスが高いから表示順位が上ということも考えられます。
ではこの「品質インデックスを用いた掲載順位の決定の仕組み」はユーザー、Overture、広告主にとってどのようなメリットをもたらすのでしょうか。
ユーザーメリット
ユーザーにとってのメリットは明確です。
品質インデックス(≒クリック率)の良い広告が上位に表示されるわけですので、自分に合った広告が上位に表示される確率がより高くなります。
Overtureのメリット
リスティング広告は、広告クリックに対して広告費を課金する仕組みですので、クリックされない広告が上位に居座ると、Overtureとしては収入機会を逃していることになります。
クリック率の良い広告を上位に表示することで、Overtureとしての収入最大化にもなっているのです。
広告主のメリット
広告主にとってのメリットは「好循環」が発生することです。すなわち、
品質インデックスが上昇 → 掲載順位上昇 → クリック率上昇 → 品質インデックス上昇 → ・・・・・・
逆に「好循環」に乗れなかった企業にとっては「悪循環」です。
品質インデックスが低下 → 掲載順位低下 → クリック率低下 → 品質インデックス低下 → ・・・・・・
つまり広告主にとっては、勝ち組・負け組がはっきりと分かれる仕組みといえます。
勝ち組になるためには、広告文作成方法などのノウハウも重要ですが、それと同じくらい大切なのが、いかに消費者に支持される魅力的な商品を開発出来るかということです。
商品自体の魅力と広告の関係は、広告技術が進化しても変わらないようです。
