6月24日(木)「国内外の成功企業の事例に学ぶ 実践的ソーシャルメディアマーケティングセミナー」を開催しました!

皆さま、こんにちは。マーケティング企画室の岩下です。

今回のセミナーは、講師の方のblog/TwitterやメンバーズのTwitter公式アカウント(@Members_corp別ドメインに移動します)などで告知をした事もあって非常に各方面から反応があり各方面から大きな反応がありました。

かなり早い段階で当初の定員である200名を超えてしまい、会場のレイアウトを変更し、定員を300名に増やしました。それでもすぐに満席になり、当日は、多種多様な業種の方にご参加いただきました!誠にありがとうございました。

当日の模様をレポート、動画、資料など各種アーカイブにまとめましたので、セミナーにご参加いただけなかった方にも参考にしていただければ幸いです。

6月24日セミナー当日

スタッフは開始前、会場準備や登壇者の方とリハーサルを行いました。今回はUstream配信や、オープニングで動画を流す予定になっておりましたので、特に映像や音声周りのチェックを念入りに行ないました。
ちなみに講演者である弊社原は、スティーヴ・ジョブズを意識したファッションで当日はキメており、入念なリハーサルを行っておりました。

0624SMMセミナー_リハーサル風景1

時を同じくして、メンバーズ営業を中心とした受付対応チームは、300名超のセミナーという事で準備を完璧にし、お客さまをお待ちしておりました。

0624SMMセミナー_受付スタート

私が「開場します!」という掛け声をかけると、会場のスタッフに緊張が走ります。 いよいよ開場です。開場後はどんどん席が埋まっていき、心配していたトラブルもなく、まずは一安心。

メンバーズ執行役員原よりご挨拶

とうとう始まりました!オープニングムービーの操作に失敗してスタッフ一同冷や汗でしたが、始まってしまえば原、堂々たるプレゼンです。
「Are You Ready For Social Media Marketing Era?」と題して、メンバーズの考えるソーシャルメディアへの取り組み方をプレゼンしました。

0624SMMセミナー_原よりご挨拶2

第1部、TechWave 湯川氏による
「今そこにあるソーシャルメディアの潮流 Googleの時代からFacebookの時代へ」

これまでは、Web上での人の流れは「検索(=Google)」経由だったが、アメリカでは既に「ソーシャルグラフ(=Facebook)」経由になっており、日本でもそうなっていくだろうと。この流れによってオンラインマーケティングに変革期が訪れており、しいては企業活動そのものに大きな変化をもたらすというお話でした。

0624SMMセミナー_湯川さん講演1

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第2部、株式会社ループス・コミュニケーションズ 斉藤氏による
「海外・国内の成功事例に学ぶ活用最前線」

「2010年はソーシャルメディア元年」として、透明性の時代になるとのこと。10の事例や炎上回避のポイントをご紹介。そして、企業は具体的にどのようにソーシャルメディアマーケティングに取り組むのか?という解説を、12のチェックポイントに沿い、ループス・コミュニケーションズのフレームワークをご紹介いただきました。

0624SMMセミナー_斉藤さん講演2

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第3部、株式会社ベネッセコーポレーション 安田氏による
「ベネッセにおけるネット戦略とソーシャルメディアの利用事例」

ベネッセ「ウィメンズパーク」を立ち上げた安田さんより、「ウィメンズパーク」でこれまで取り組んできた数々のソーシャルメディアマーケティング事例を効果検証などの様々なデータと共に(!)プレゼンしていただきました。そして、ベネッセ「ウィメンズパーク」会員(顧客)と会社(ベネッセ)とのコミュニケーションを加速させる新しいネット戦略と共に一緒にやっていただける企業様を募集!の告知をいただきました。

0624SMMセミナー_安田さん講演2

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第4部、ソーシャルメディア活用を支援するメンバーズのサービスのご紹介

株式会社ループス・コミュニケーションズと共同の「Twitter“本格”スタートパックver1.0」サービスや、今後のメンバーズのサービスSocial Web上でのキャンペーンプラットフォーム「WildFire」、コミュニティプラットフォーム「Popole Voice(仮)」をご紹介。 and, one more thing...!として、「スマートフォンおまかせ対応サービス」のご紹介をさせていただきました。

0624SMMセミナー_原よりサービス紹介

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0624SMMセミナー_懇親会へGO

セミナー終了後は、講師の方との懇親会をカレッタ汐留の「BEER GARAGE」にて行いました。講師の方々やセミナー来場者の方々、メンバーズのスタッフとソーシャルメディアマーケティングについて熱く語った夜になりました。
ゲスト講師の方々、セミナーに来場いただいた皆さま、Ustream配信に参加していただいた皆さま、Twitterでつぶやいてくださった方やblogで今日のセミナー内容を書いていただいた方、本当にありがとうございました!この場を借りて深く御礼申し上げます。
そしてメンバーズスタッフの皆さん本当にお疲れさまでした!!

6/24セミナーのアーカイブ

Ustream

Twitterでハッシュタグ”#memtw”で検索すると当日のツイートが見れます。

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旅行サイトには口コミ情報が不可欠=ANA高柳直明氏

TechWave 湯川鶴章氏

ANAのサイトといえば航空券予約サイトというイメージだが、旅行代理店業務のサイトとしても急成長を続けている。
ANAのWEB販売部の高柳直明氏によると「航空券は景気に左右されるので売り上げが前年度比割れすることもあるが、旅行販売は前年を大幅に超えて伸びている」という。

その旅行代理店業務に有効なのが口コミ情報だ。
ANAのサイト上には、ANAが自社作成したコンテンツや他社から提供されたコンテンツ、それに口コミコンテンツがある。自社作成コンテンツとしてはキャビンアテンダントの旅行情報などがあって人気を呼んでいる。他社提供コンテンツとしては自治体などが提供するコンテンツなどがある。
口コミコンテンツは、株式会社メンバーズの支援を受けて始めた「旅達空間」の中でユーザー自身が書いたホテルやレストランなどの感想など旅行にまつわる情報が中心だ。

こうした情報をサイト内のいろいろなページで見せるわけだが、航空券購入後のユーザーにホテルの口コミ情報を見せると非常に効果が高いという。
航空券はほとんどコモディティー化しており、いってみれば価格が勝負。しかしホテルは、宿泊代金が安いという理由だけで決められない。ホテルの宣伝を鵜呑みにするわけにもいかない。
そこで既に宿泊したユーザーがそのホテルをどのように評価しているのかという口コミ情報が非常に有効になるわけだ。「お客さまに対する利便性の提供にもなりますし、ホテル商品の購入にもつながります」と高柳氏は言う。現在、口コミ情報で評判の高いホテルから順に表示されるような仕組みを構築中だという。

ただコミュニティーの仕組みを導入したからといって口コミ情報が集まるわけではない。
ハコモノを作っただけでは、必ずしも活性化しないのだ。
10年ほど前にあるオンライン掲示板と提携して、旅行の感想を書いてもらうコーナーを作ったことがある。しかしほとんど書き込まれることがなかったという。
その後、7年程前にマイレージ会員向けにコミュニティを作った。ところがコアな会員数十人だけのコミュニティになって、盛り上がらず、売り上げへ結びつけることが難しかった。

旅行に関する口コミ情報を持つ大手サイトと提携したこともあった。しかしそうしたサイトにとってユーザーの口コミ情報は最大の資産。提供してもらうには、かなりの料金を支払わなければならない。
そこでANAでは旅達空間を使って口コミ情報を自社で集めることにした。しかし旅行の口コミで成功しているサイトがほかにあるのに、果たして後発のANAが旅行口コミサイトを構築して成功しるのだろうか。

心配は無用だった。
旅行から戻ったユーザーにメールを送り、ホテルなどの感想を書き込んでもらうようにインセンティブを提供した。1回記事を書くと50マイル、というようなインセンティブだ
ANAのサイトのユーザーだけにANAのマイルを集めている人が多い。メールを送ったユーザーの6割が書き込みに協力してくれ、わずか数カ月で数千件の書き込みを集めることができたという。
ほとんどのホテルなどに対して書き込みが存在するようになった。
一度こうしたコミュニティが出来上がるとあとは自律的に回り始める。今ではインセンティブ提供はしていないが、それでも書き込みをお願いするメールを受け取ったユーザーの3割は実際に口コミ情報を書き込んでくれているという。

ユーザービリティより最適化

ソーシャルな取り組みだけではない。ANAでは業界に先立っていろいろと新しい取り組みに挑戦している。例えば最適化ツールの導入だ。

サイト構築には確立したセオリーがある。
ユーザービリティというセオリーで、最も重要な登録ボタンは右側に目出すオレンジ色で表示するのがいい、というような通説だ。ところが最適化ツールを使うと、こうした一般的に信じられているセオリーとは別のページデザインのほうが効果があることが分かった。デザイン案を数十パターン作り、どのパターンのときに一番登録ボタンのクリック率が高いかを検証したのだ。
その結果、意外にもページの左側で青色のボタンがもっとも登録ボタンのクリック率が高かった。

それまではユーザービリティの会社にコンサルティングを頼むと、3人の専門家が来社して3ヶ月間で500万円以上のコンサルティング費用がかかった。ところが最適化ツールを使うかなり低い金額でより効果の高い結果が得られたという。

リスティング広告にもIPターゲティング

ANAではユーザーの登録情報を持っているので、登録情報の属性によって異なるコンテンツを表示している。男性ユーザーがアクセスしてくれば、男性向けのコンテンツ、女性ユーザーがアクセスしてくれば女性に人気のコンテンツ、といった具合だ。
ただそうした性別などの属性よりも、地域という属性のほうが予約率という効果に直結している。大阪に住むユーザーがアクセスしてきた場合に大阪発着の航空券の情報を出す、というように地域属性によるコンテンツ表示がANAサイトで最も効果的であることは早くから分かっていた。

そこで2年前からリスティング広告にも地域属性をベースにしたコンテンツの自動表示を導入することにした。
ユーザーのIPアドレスを見れば、そのユーザーがどの地域に住んでいるのかが分かるからだ。
例えば大阪のユーザーが検索エンジンで航空券関連のキーワードを入力して検索すると、検索結果のページに大阪発着の航空券の広告を表示するようにした。
この手法を試している企業はまだまだ少ないが、ANAでは最初は大阪などの主要都市向けに限定して効果が確認されたため、その対象地域を次々と拡大し、今では全国に展開しているという。




Are You Ready For Social Media Marketing Era? Part2

株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕

先日6月24日(木)の弊社セミナーには実に多くのお客様にご参加いただきました。改めてお礼を申し上げるとともに、このマーケティング・エリアでの企業様の興味の高さを改めて感じました。

このような状況を鑑みるとやはりソーシャル・メディア・マーケティング(以下SMMと略)はセカンドライフのような一過性のものでなく、顧客とCo-Createするマーケティング手法として非常に重要なものとしてとらえなければならないと痛感しています。

その意味で、先日のセミナーでご講演いただいたベネッセの安田氏の話は大変意義深いものだったと思います。ベネッセの顧客との対話基盤「Benesse Women's Park」は女性の課題をベネッセだけではなくそこに集うユーザーも含め解決する、まさにCo-Createを行ってきたサイトで、今年の5月15日に10周年!になりました。
ここには膨大な量の女性の課題やそれに対する様々な意見やアイデアが蓄積されています。なにせ一日の書き込み件数が2万強!とのこと。むろん2ちゃんねるなどと違い、きちんと確認された登録ユーザーの発言なのでその質そのものにも価値があります。
安田氏の講演を拝聴していて思ったのは、SMMはそもそも企業としてベネッセのように顧客との対話、情報の共有化ができるかが重要であって、TwitterやFacebookはその顧客とのCo-createやコラボレーションを促進する仕組みでしかないということです。そしてその仕組の議論ではなく、本当の意味でのマーケティング活用、いや、マーケティングそのものの議論がこのSMMへの取り組みになるのだということを感じました。

最近読んだフィリップ・コトラーの最新著書「Marketing 3.0」はこのマーケティングの流れを分り易く、コンセプチュアルに明示しています。安田氏の話とコトラーの著書をダブらせながら、マーケティングそのものの変化をきちんととらまえてSMMを検討しなくてはならないと感じた次第です。この内容に関しては近々このコラムで取り上げたいと思ってます。

このコラムでも湯川氏が取り上げた全日空の「旅達空間」(弊社事例紹介で取り上げさせてもいただいております。是非ご参照ください。)や良品計画の「くらしの良品研究所」もまさに「marketing 3.0」での発想で展開されており、その文脈での整理、展開があればテクノロジーに惑わされることなく、このSMMに対峙できるのではと思っております。

And one more thing……

参考サイト