SEMコラムVol.77
今さら聞けない!広告文テストの検証ポイント
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 村井 宏実
リスティング広告と言えば、いわゆる"広告文テスト"による運用改善かと思いますが、今回は改めて広告文テストを実施・検証する上での注意点をまとめてみました。
数ではなく率でみる
特に、テストの指標を「獲得数」にした場合陥りやすい点です。
コンバージョン数が2,3件上回っただけの広告文を勝った広告としていませんか?
統計で優位とするには、母数の確保が必要となります。
結果を急いでしまい、検証ポイントを見誤ってしまうと本末転倒です。
母数を集めた後に、率の差を見て検討しましょう。
テストサイクルを定期的に
何も変更はしていないのに、少しづつリスティングの売上が右肩下がりになってくる場合があります。
広告文テストを繰り返して勝った広告でも、そのままにしているとクリック率や獲得率が下がってくることが多いです。
ユーザーのニーズも、競合も常に変化し続けています。
長い目で見たときに、リスティング広告の成績が落ちているようでしたら広告文を見直してみましょう。
細かく見すぎない
よくありがちなのが、細かすぎる点を検証ポイントとしてしまうことです。
ほとんどのユーザーは、広告文を一文字一文字しっかり読んでなどいません。
テストの検証ポイントは明確にする必要がありますが、思い切って広告文をまるごと変えてみるのも、時として必要です。
また、実施する広告グループについて無作為に実施しても時間を無駄にするだけの場合があります。
このグループは、広告文テストを実施するだけの価値があるのか?自分で判断しなければいけません。
判断基準としては前々回のコラム75を参考にして、広告グループを成績毎に並べ替えてみるとよいかもしれません。
SEMコラムVol.76
Hotな情報を検索!Googleリアルタイム検索とは
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 金澤 大輔
文字通り、数秒前に発信されたリアルタイムな情報が検索結果に表示される仕組みです。
現在のところ、
- マイクロブログ
- Google buzz
- 各種ニュース記事
の記事に対応しているようです。
使い方としては、通常の検索を行ったあと、”検索ツールを表示”を選択します。
そして検索ツールから"最新"を選択することで、リアルタイム検索が可能となります。
たとえば”プロ野球”と打ってみましょう。
更新の新しいものから順にニュース記事やつぶやきが検索結果に表示されます。
ニュース記事では試合の結果が、つぶやきではそれに対するコメントなどを見ることが可能です。
スニペットの右下を見ると、その情報が何分前に更新されたものかが分かります。
最も新しいものでは数秒前となっており、まさにリアルタイムな情報といえるでしょう。
さて、今回の仕組みが実装されたことで、検索エンジンへの影響はどうでしょうか。
いまのところ通常の検索結果への影響はないようです。
ただし今後つぶやきに対しての評価基準も整備され、通常の検索結果に反映されてくる可能性もありそうです。
Twitterを新たな集客手法の打ち手として活用することを検討してみるのもよいかもしれません。
SEMコラムVol.75
キーワードのメンテナンスについて
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 田邉 優実
リスティング出稿を開始する際、ある程度の仮説に基づいてワード選定を行うかと思いますが、何ヶ月か運用を行っていくうちに獲得効率のよいワード・悪いワードがでてくるかと思います。 そこで今回はワードを4つにランク付けし、それぞれの運用方法の見直し例を挙げたいと思います。
A:獲得数が多く、目標CPA以下のワード
主に社名・商品名などの指名検索ワードに当てはまる場合が多いかと思います。
これらのキラーワードは、別キャンペーンを設け1日の予算制限がかからないようにするのが理想的です。
B:獲得数が少なく、目標CPA以上のワード
主にビッグワードに当てはまる場合が多いかと思います。
これらのワードは入札額引き下げで目標CPA以内に収まるように対応し、それでも採算がとれないようでしたら、ワードの一時停止をして獲得効率のよいワードに予算を振り分けたほうがよいでしょう。
C:獲得数が少なく、目標CPA以下のワード
主にロングテールワードに当てはまる場合が多いかと思います。
これらのお宝発掘ワードの中には、キラーワードになり得るポテンシャルを秘めたワードが含まれる場合もありますので、CPAとの兼ね合いをみながら上位掲載させてみるとよいでしょう。
D:獲得がなく、表示回数が多いワード
コストがかかるわけではないので特に害はないだろう・・・と思い放っておくと、そのワードが属する広告グループのクリック率を下げる要因となり、品質スコアの低下・CPCの上昇を招いてしまいます。
これらのワードはCPAが高いワードや獲得がなくコストがかかっているワードよりも見直しを行う優先度は低いですが、一時停止または削除や広告文の改善(インサーションを利用してワードと広告文の関連性を高める、等)などをするとよいでしょう。
ワード数が多いとその分管理するのも一苦労かと思いますが、ある程度機械的にランク付けして運用していくことが効率化につながるかもしれません。
