SEMコラムVol.74
キャンペーンの機能を上手く使うための4つのポイント

株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 植木 耕太

キャンペーン単位でできる機能として、予算制限や配信スケジュール、地域ターゲティング、時間帯指定があります。
どの機能を使うのかによって、カテゴリわけのやり方が変わります。

1.予算制限機能を使う場合

一日当たりの上限予算をキャンペーン単位で設定することができます。
利用コストが大きいビッグワードがある場合や予算を限定して運用テストを行いたい場合は、キャンペーンを分けて運用することで予算をコントロールします。

2.スケジュール機能

スケジュール機能を使うことで配信する期間を設定することができます。
年末年始に限って広告を出すなど、特定期間だけ広告を配信する必要がある場合、キーワードを一つのキャンペーンに集めることで配信期間を設定することができます。

3.地域ターゲティング機能

ある商品が特定の地域でのみ販売されていて、販売地域のみに広告を表示させたい場合、地域ターゲティング機能を使います。
リスティング広告で扱う商品に販売対象地域の違いがある場合、配信対象の地域が異なる商品が同じキャンペーンに入らないようにしましょう。

4.曜日・時間帯別配信(グーグルのみ)

時間帯別に表示のオンオフを切り替えられる機能です。例えばBtoB向けの商品があって土日の掲載をオフにしたい場合、その商品に関するキーワードを一つのキャンペーンに集めることで曜日・時間帯別配信機能を使うことができます。




SEMコラムVol.73
Google Adwordsの管理画面がバージョンアップ

株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 藤田 柴乃

Google Adwordsの管理画面ではよく新しい機能の追加、更新などが行われていますが、今回は作業するうえで便利だな、と思われる機能が追加されたのでいくつかご紹介したいと思います。

キーワードの品質スコアの表示

これまで品質スコアの確認をするときはレポートをダウンロードする、管理画面でステータスにカーソルを合わせて確認するなどの方法がありましたが、今回、表示項目のひとつとして追加され、インプレッションやクリック率と同様に常に表示できるようになりました。
これにより管理画面上でひと目でキーワードの品質スコアが確認できるようになり、キーワードの調整作業もしやすくなるのではないでしょうか。

分割タブの追加

これはキャンペーン、広告グループ、キーワードのタブに追加されているのですが、日別、週別、月別などに分けたデータを管理画面上で表示させることができるようになりました。
例えばキャンペーンを週別に分けての表示を選択した場合Aの広告グループの1月1日~1月7日の週、1月8日~1月14日までの週といった形で各週の表示回数、クリック率などが確認できます。
これにより入札調整をしたキーワードの推移を確認したい、といった場合もレポートをダウンロードすることなく管理画面ですぐ確認することができます。

各媒体の更新情報は常にチェックして、便利な機能などはいち早く取り入れられるようにしておきたいですね。




SEMコラムVol.72
リスティング広告におけるターゲット選定

株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 植木 耕太

一般的に、新聞や雑誌などの広告を出稿する場合、まずはターゲットの選定をします。
そしてそのターゲット像に基づいて、掲載先の媒体やクリエイティブのメッセージを決めていきます。

しかし、リスティング広告の場合、このターゲットに関する議論が少ないように感じます。
解説本には、キーワード購入のノウハウや入札運用ノウハウは書いてあるのですが、ターゲット選定のことに多くのページは割いていません。なぜなのでしょうか。

リスティング広告の場合、ターゲット選定をしっかり行わなくても広告の掲載先を選ぶことができるということが、その理由として挙げられます。
例えば、高級車に興味のある人に対してマス広告でアプローチしようとした場合、40~50代の年収の高い男性をターゲットとして、彼らの目にとまりそうなゴルフ雑誌やビジネス雑誌を掲載先として選びます。
一方、リスティング広告の場合は「車」「高級車」というキーワードを買っておけばそれに興味を持つ人に対して広告を見せることができます。
ですので、詳細なターゲット選定をしないまま広告を出稿している場合が多いのです。

しかし、ターゲティングの無い広告出稿には以下のような弊害が出てきます。

  • ターゲットという軸が無いため一貫したネットプロモーションがうてない
  • 純広告等の他媒体へ出稿しようとしても出稿先を決める材料が無い
  • 広告文のコピーを決める軸が無い
  • ランディングページのクリエイティブを決める軸が無い
  • 購入するキーワードを広げる発想ができない

ターゲット選定を行わないことで、伝達すべきメッセージが見出せなかったり、プロモーションに広がりを持たせられなかったりします。
リスティング広告を出稿する場合でもターゲットをしっかり選定して出稿プランを立てる必要があるのです。




SEMコラムVol.71
コンテンツターゲット広告で売上を伸ばす!

株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 金澤 大輔

当コラムでも何度かご紹介している、Googleのコンテンツ連動型広告コンテンツターゲット。
今回はPDCAのサイクルに沿って、具体的な運用の流れをみていきます。

Plan

テーマの選定

広告をどの様なサイトに出すかを決めます。
中古車の広告であれば中古車の情報を扱っているサイトへ、パソコンであればパソコンの情報を扱っているサイトへ配信するのが一般的です。
なぜならパソコンに関連したサイトを見ているユーザーは、当然パソコンに興味がある可能性が高いからです。

キーワード抽出

配信するサイトのテーマを決めたら、それをキーワードへ落とし込みます。
コンテンツターゲットでは、設定したキーワードをもとにGoogleがテーマを判断し、それに関連したサイトへ自動的に配信されるといった仕組みになっています。
あまり多くのキーワードを詰め込んでしまうと、テーマ性が薄れ、思い通りのサイトに配信できない可能性が高くなるようです。
キーワードは10語程度を目安に入れてみましょう。

広告の作成

テキスト広告の他にバナー広告、動画広告、ガジェット広告などがあります。
リスティング広告では、キーワードをタイトルに入れる等のセオリーがありますが、コンテンツターゲット広告では、キーワードで検索をする能動的なユーザーとは異なり、ニーズが潜在化しているユーザーが多くを占めていると考えられます。
そのため、リスティング広告のセオリーとは別物と考えるべきです。

Do

配信

予算設定や、入札価格設定を設定し配信を行います。

Check

配信先のチェック

管理画面で、配信先レポートを抽出することで、実際にどのサイトのどのページに配信されいるか確認できます。
ページ毎のクリック率やコンバージョン率もわかるので、効果の良い配信先はプレースメントターゲットでの配信を検討したり、効果の悪いサイトは除外設定(配信されなくなります)を行うことでパフォーマンスの向上を図ることができます。

ここで大切なのは、効果がよかったにしろ悪かったにしろ、なぜその結果になったのかを考えることです。
配信される各サイトは、コンテンツの違いだけではなく、広告が掲載されている位置、隣接している他社の広告の種類、そのサイトを閲覧しているユーザーの目的や数など、さまざまな要因が効果に影響してきます。
効果検証を有効に行っていくためには、適切なロジックに基づいた仮説立てとテストを繰り返すことが非常に重要となります。
数字だけを追うのではなく、自分がユーザーになったつもりで考えてみるのも大切です。

Action

入札調整

入札価格のロジックについてはリスティング広告と同様です。
最適なCPAになるよう入札を調整していきましょう。

広告のABテスト

リスティング広告同様、仮説に基づいてどのようなテストを行っていくかが 大切になります。 テストしていく際の項目を決める際の優先度としては以下のような順序で 行うことがお勧めです。

  1. 配信先サイト(ページ)と広告の組み合わせ
    →Aのサイトの中ではどちらの広告がよりクリックされるのか
  2. 広告とランディングページの組み合わせ
    →Aの広告を見てユーザーはどのランディングページがよりコンバージョンするのか

ここまでが基本的な運用の流れです。
次回はコンテンツ連動型広告においての戦略についてもう少し深く掘り下げていきたいと思います。