SEMコラムVol.67
クリスマス~年末に向けてのリスティング運用
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 金澤 大輔
早いもので、今年もそろそろ終わりが近づいてまいりました。
クリスマス・年末に向けてのキャンペーン等、色々と忙しい時期かと思います。
また、12月はリスティング広告市場にとってもやや特殊な月でもあります。
どのような運用が望ましいのか、簡単にみていきましょう。
通常月とは異なる予算編成を!
12月の中頃を過ぎるとPCからの検索数は大きく減少してきます。
一般企業は休みに入り、帰省や旅行等であまりPCを開かなくなるからです。
特にクリスマスを過ぎたあたりから年始にかけては、キーワードによっては検索数が通常の3割程度まで減少すことも珍しくありません。
つまり、リスティング広告においては、他の月と同じような予算配分での運用を行っていた場合、大幅に予算を余らせての着地となる可能性が非常に高いです。
検討期間を狙え!
http://www.google.co.jp/trends?q=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%80%80%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB&ctab=181593632&geo=all&date=2008
上記は「クリスマス ホテル」の昨年の検索トレンド動向ですが、10月末頃から急速に検索が伸びているのがわかると思います。
クリスマスに泊まるホテル、年末年始の旅行、その他ボーナスの使い道等、検討期は約1か月~2か月前から始まっていることが検索数からも読み取ることができます。
モバイルでは購入直前まで検討する!?
一般的な傾向として、PCと比べるとモバイルでは年末年始も検索数は減少しない(逆に増えるケースも)傾向にあるようです。
外出する機会が増える分、モバイルを利用する時間が増えているとも考えられます。
また、急な予定の変更によるホテルの予約やプレゼントの購入などはPCよりもモバイルを利用するケースが多いのではないでしょうか。
今現在PCのみの出稿で伸び悩んでいるキャンペーンがあれば、モバイルでの出稿を検討してみるのもよいかもしれません。
これらの傾向を踏まえて、年末のリスティング広告市場を勝ち抜きましょう!
SEMコラムVol.66
インタレストマッチの上手な運用方法って?
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 田辺 優実
インターネットユーザーの過去のページ閲覧履歴や検索履歴をもとに、質の高い見込み客にアプローチできるインタレストマッチ。
今回はその掲載開始~開始後の上手な運用方法・注意点をまとめてみました。
効果的なキーワード選び
スポンサードサーチを運用していると、ついつい大量の複合ワードを設定したくなる方も多いのではないでしょうか。
しかしそれでは絞り込み過ぎてしまい、「安価なCPCで多くのインプレッションを稼げる(多くの見込み客にアプローチできる)」といったメリットを活かせません。
ビッグワードをメインに設定し、潜在的なニーズを持った多くのユーザーを囲い込む形にしたほうが効果的です。
広告文の作成
タイトル説明文の文字数はスポンサードサーチと同様になります。
ここでのクリック率が品質インデックスの向上・低下に大きく影響しますのでローテーションテストを実施して、よりユーザーにささる文言の発掘が必要となります。
潜在的なニーズを持った見込み客に対してアプローチするので、タイトル部分にある程度インパクトのある、目をひかせるような文言を使用したほうが良いでしょう。
また品質インデックスの値はインタレストマッチの場合、確認できません。
審査について
今までは「キーワードと提供する商材との関連性が低い」場合、あえなく審査落ちになっていたかと思います。しかし審査の見直しにより、「タイトル説明文にキーワードとの関連性があれば、商材と関連性が低いキーワードでも入札が可能」になりました。
このことにより、流行のキーワードに入札できたりインタレストマッチの特徴である「潜在的なニーズを持った見込み客」へのアプローチ機会がさらに拡大します。
見落としがち!?予算設定
掲載枠がスポンサードサーチより少ないため、例えば順位が5位から3位にあがるだけでインプレッションが飛躍的に増加します。
伴いクリック数も増加するため、しばらく管理画面をみていなかったらあっという間に予算を使い切っていた・・・なんてことも十分あり得ます。
また、前日までの掲載結果までしか管理画面上で確認できません。
上記の事態を回避するなら、月額予算の設定は必須です。
ユーザーの属性を把握し、より効果的・効率的な運用を
スポンサードサーチにはない機能として、レポートに「属性パフォーマンス」「時間帯別パフォーマンス」などがあります。
性別や年代別、地域別などのパフォーマンスを確認することができますので、ターゲットを絞っての配信や、属性別の広告文作成(女性向け、男性向けなど)が可能です。
限られた予算の中で効率よく運用したいのなら、これらのデータを参考にしましょう。
以上、簡単にまとめてみました。
スポンサードサーチに比べて実績も少ないので、試行錯誤しながら運用改善に努めていきましょう。
SEMコラムVol.65
アドワーズ広告で複数のリンクが表示可能に
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 村井 宏実
オーガニック領域ではおなじみの"サイトリンク"がアドワーズ広告でも利用可能となりました。
そこで、今回はこの機能を簡単にご紹介したいと思います。
サイトリンクとは?
オーガニックのサイトリンクとは、検索結果の下部に表示されている、同一サイトの別ページへのリンクのことを指します。
例えば、「amazon」と検索してみましょう。
キャンペーン情報や各カテゴリのテキストリンクがメインのリンク先の下に表示されていることかと思います。これが、サイトリンクと呼ばれるものです。
オーガニックではこの制御は完全にGoogleのシステムによって自動化されており、ある程度広く世間に認知されている企業においては、その企業名、ブランド名などの検索結果に表示される傾向があります。
今回ご紹介する機能では、このリンクの編集や出稿を、リスティング広告で設定できるようになるというものです。
但し、この"広告"サイトリンクには一点注意点があります。広告品質やユーザーの検索したキーワードと関連性があり、追加したものが必ず表示されるというわけではありません。
気をつけること
- こちらの設定はキャンペーン単位での設定です。
広告グループ毎にURLを追加することはできませんので、アカウント構成に考慮する必要があります。 - リンクを追加しても、元となるキーワードの品質スコアやリンク先ページの品質に影響はありません。
クリックされなくても他に影響を及ぼすわけではないので、逆にユーザーの絞り込みに役立つ方法の一つとしても利用できそうです。
業界ごとに利用方法が多々ありそうですが、この機能を積極的に利用し、検索ワードには現われないユーザーニーズを掘り下げてみてはいかがでしょうか。
SEMコラムVol.64
リスティング広告の審査と掲載停止について
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 藤田 紫乃
日々運用しているなかで、審査によりこれまで掲載されていた広告が掲載停止となる場合があります。
掲載停止の理由の一例としては以下のものがあります。
- スタイル違反がある(記号の多用、最上級表現の使い方、など)
- リンク先URLと表示URLの不一致
- リンク先のコンテンツ不足
しかし掲載中の広告には上記のような原因が見当たらないのに、審査により広告が掲載停止となってしまい、理由が見当たらず困ってしまったということはないでしょうか。
この場合、スポンサードサーチ(PC、モバイルとも)については、現在は稼働していない(過去に停止した)広告文が原因となっている場合があります。
審査は広告グループ全体で見られることがあり、広告グループの中に掲載中の広告文のほか、稼働していない(過去に停止した)広告文もあった場合、停止中の広告文にスタイル違反などがあるとそれがネックとなって、問題のある広告グループと見なされてしまい、掲載中の広告文に対して掲載停止が適用されてしまう場合があります。
ですので、掲載停止の理由が見当たらない場合は、停止中の広告文についても問題がないか確認してみましょう。
審査による急な広告掲載停止での機会ロスを防ぐためにも、基本的なことではありますが、予めスタイル違反の有無、リンク先の確認などをしておくことも大切です。
