SEMコラムVol.41
Googleコンテンツ広告 2つのメニューの使い方
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 植木 耕太
今回は「SEMコラムVol.38 Googleコンテンツ広告を有効活用する」の続きとして、Googleコンテンツ広告のメニュー整理を行います。
Googleコンテンツ広告のメニューには大きく2種類があり、それぞれの広告メニューでは配信先の指定方法が異なります。
利用方法とともに詳しく見ていきましょう。
1.コンテンツターゲット広告
広告の配信先
コンテンツターゲット広告の場合、配信先サイトをGoogleが決めます。
Googleがコンテンツネットワーク上のページをスキャンし、キーワードや広告テキストなどと関連性があるかどうかを分析します。
広告内容とサイトコンテンツの関連性が高いと判断された場合、広告が表示されます。
メリット
膨大な量のコンテンツネットワークの中からGoogleが自動的に配信先のサイトを選択してくれるため、サイトを探す手間を省くことができます。
自分では見つけることのできない穴場サイトへの広告配信が期待できます。
デメリット
自動的な配信となるため、配信先サイトの管理は手間がかかる作業となります。
競合他社のページや自社商品をマイナス評価するページなどに広告が出稿される可能性もあります。
「除外サイト」に指定することで配信先から外すこともできますがすべての配信先サイトを把握、管理するにはかなりの手間がかかります。
2.プレースメントターゲット広告
広告の配信先
プレースメントターゲット広告の場合、配信先のドメインを自分で指定することができます。
メリット
広告の配信先を指定できるため、配信先の管理は容易になり、広告主が意図しないようなページへの広告配信を避けることが可能です。
また配信先サイト毎に入札単価や広告テキストの設定もでき、より細かな運用が可能となります。
デメリット
膨大な量のコンテンツネットワークから自社に合ったサイトを全て見つけ出すことは困難です。
個人ブログなど、ロングテール型のサイトに幅広く掲載したい場合には向きません。
また、比較的規模の大きいサイトへの配信が中心となるため、コンテンツターゲットに比べて平均クリック単価が高くなる場合もあるようです。
以上、二つの広告メニューの違いを見てきました。
広告目的に応じて二つの手法をうまく使い分けることが大切です。
今さら聞けない派遣情報 vol.2
派遣スタッフの有効活用
株式会社メンバーズ 人材派遣サービスグループ
雇用情勢について暗いニュースが多く流れており、派遣社員の雇用が危ぶまれている昨今ですが、派遣も取り入れ方次第ではコスト削減、効果増大に繋げられます。
派遣を否定する一番多い理由としては、以下2点がよくあげられます。
- 派遣はコストが高い
- 社内にナレッジがたまらない
しかし実際には派遣サービスを上手に利用すれば全体的なコストが抑えられ、業務効率や品質を向上させるような効果をあげられます。
具体的な利用事例については、当社で行ったいくつかの実例を下記に挙げさせていただきます。
正社員と派遣スタッフの業務分担
参考事例 ~こんな派遣スタッフの採用方法~
某ポータルサイト
| 当初課題点 | 社員で全ての作業を担当していたが、あまりに作業量が膨大なため、残業が多く、品質の低下を招きかねない状況 |
|---|---|
| 改善プラン | 戦略的判断業務は社員、Webに特化した作業は派遣スタッフと仕事を切り分けて分担 |
| 現在 |
|
| 派遣人数体制 | 4~5名のチーム体制(繁閑期に合わせて変動有) |
某金融業サイト
| 当初課題点 | サイトリニューアルを実施する上で、クライアント内多数の部署間でコミュニケーションをとりながら新サイトとリニューアル後のサイト運用の要件定義を実施する必要がありコミュニケーションフローが、通常運用時より複雑となった |
|---|---|
| 改善プラン |
|
| 現在 |
|
| 派遣人数体制 | 1名単位で常駐 |
某大手メーカーサイト
| 当初課題点 | サイトをWeb標準に準拠させるための、ノウハウやナレッジを持った人材が不足していた |
|---|---|
| 改善プラン | サイト全体をWeb標準に準拠させるための作業を派遣スタッフがサポート |
| 現在 |
|
| 派遣人数体制 | 複数ある制作グループそれぞれに対して派遣スタッフ数名をスポットで導入 |
以上のように派遣サービスを上手に利用することにより、社員の残業を抑え、業務過多による品質低下も防ぐことができます。
SEMコラムVol.40
GoogleAdwords 注目の新機能とは?
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 大藤 宗一
今回はGoogleAdwords広告に追加された2つの新機能をご紹介します。
うまく活用することで、リスティング広告の効果改善につながるでしょう。
フリークエンシーマネージメントの機能追加
この機能では、Googleのコンテンツネットワークに広告を掲載している広告主は、特定のブラウザ/ユーザーに対して、特定の広告が配信される回数の制限を設定することができるそうです。
フリークエンシーキャッピングの機能は、広告主にとってクリエイティブや広告グループ単位でフリークエンシーの制限を設定することができ、キャンペーンのROIを最大化することができます。
過去のユーザデータがあれば、効率のよい媒体選定が可能になります。
コンバージョン定義の変更
【変更前】
conversions…コンバージョン
transactions…トランザクション
【変更後】
conversions (1-per-click)…ユニークコンバージョン
conversions (many-per-click)…総コンバージョン
上記変更により、管理画面やレポートで総コンバージョンを確認できるようになります。
広告パフォーマンス (ROI) が確認しやすくなり、効果的な運用をしやすくなるかと思います。
Googleに関しては、新しいサービスが次々と発表されるため、今後も注目です。
SEMコラムVol.39
スケジュール設定を活用してコンバージョンを伸ばす
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 金澤 大輔
検索連動型広告市場の伸びとともに参入する企業の数も増えてきました。
ライバルが増えることで、目標ROIの実現のためにより高度なプランニングが求められるようになってきています。
リスティング広告においては、キーワードの入札調整だけでなく、除外ワード設定や地域ターゲティング等を効果的に利用したターゲットの絞込みも有効な手段です。
Googleにはスケジュール設定機能というものがあり、曜日・時間帯を絞った配信が可能です。
今回はこの機能を使う上での注意点をあげてみました。
スケジュール設定機能とは?
GoogleのAdwords広告では、あらかじめ決められた曜日・時間帯にだけ自社の広告が掲載されるように設定することができます。
また入札価格も現在設定している価格との比率ベースでの調整が可能です。
一見合理的な配信設定の落とし穴
時間帯をセグメントした配信が可能であるならば、ターゲットとするユーザがコンバージョンしやすい時間にのみ広告を露出させればいいのではないか?
そんな発想に行き着くのではないでしょうか。
ユーザがコンバージョンする曜日・時間帯にのみ広告を露出させるのは、コンバージョン率が費用対効果(CPA)のキーとなるリスティング広告においては、有効な手段といえるかもしれません。
ただし、この場合コンバージョンだけではなく、間接効果を視野に入れるべきです。
ユーザはコンバージョンまでに複数回サイトを訪れる
コンバージョンの指標にもよりますが、特に”購入”や”申込み”等お金に直結したケースでは初回訪問からそのままコンバージョンするユーザは限られます。
多くのユーザは検討期間を経たのちに再度来訪、コンバージョンに至るというプロセスを踏むことが多いようです。
では、コンバージョン率という視点だけで広告の掲載を制限した場合どうなるでしょうか。
クリックは多くされるもののコンバージョンまで至らない期間というのは、実は多くのユーザが”検討している”期間である可能性もあります。
コンバージョン率が低いからといって掲載を制限していては、将来の優良な顧客へアプローチする機会を逃してしまっているかもしれません。
費用対効果を目的としたスケジュール配信を行う場合、間接効果まで測定できる計測ツールを導入するようにしましょう。
SEMコラムVol.38
Googleコンテンツ広告を有効活用する
株式会社メンバーズ メディアマーケティング事業部 植木 耕太
以前からこのコラムでご紹介していますが、GoogleAdwords広告には検索連動型広告とコンテンツ連動型広告の2種類があります。
今回はコンテンツ連動型広告を出稿するまでの手順をご紹介します。
まずはコンテンツ連動型広告のメリットデメリットからおさらいしましょう。
メリット
- 広告配信先が多く、露出が稼げる
- 大規模媒体から個人媒体まで、一括して出稿管理ができる
- コンテンツ内容からターゲットの設定や絞込ができる
デメリット
- 検索連動型広告ほどには、ターゲットの厳密な絞込ができない
- そのため、一般的に検索連動型広告よりもCPAが高くなる
- 予期しない配信先に広告が掲載される場合がある(コンテンツターゲット広告の場合)
続いて、掲載開始までの流れをご紹介します。
1.目的の設定
まずは広告の目的を設定します。
一般的には検索連動と同じく、獲得や購入等を目的にする場合が多いです。
ただ、コンテンツ連動広告の特長を生かして、商品認知を目的とし、広告インプレッションや誘導数を指標とすることもできます。
2.掲載フォーマットの設定
配信する広告のフォーマットはテキスト/イメージ/動画の3種類から選びます。
出稿単価は一般的に、上記の順番で高くなる傾向があります。
認知が目的の場合はイメージ広告や動画広告を使うと効果的です。
Youtubeに動画広告を配信するなどすれば、認知効果や口コミ効果も期待できるでしょう。
3.配信先の決定
「コンテンツターゲット広告」で出稿する場合、入稿したキーワードと関連性が高いサイトに広告が配信されます。
広告を出したくないサイトに広告が出てしまう可能性はありますが、出稿先を選ぶ手間は省くことができ、思わぬ良サイトを発掘することもできます。
「プレースメント広告」で出稿する場合には自分でサイトを選ぶ必要があります。
そのため、予期しないサイトに掲載されるリスクは回避されます。
4.効果検証
コンテンツ連動広告では「配信先の掲載結果」レポートで表示回数やクリック数、コスト、コンバージョン数などサイトごとの実績を確認することができます。
効果を見ながら入札単価を調整ましょう。
効果が期待できないようであれば、配信したくないサイト(除外サイト)として設定することも可能です。
また、「広告レポート」でテキスト文やバナー毎の効果を見ることもできます。
広告クリエイティブをテストし、効果の良いものを見極めましょう。
検索連動型広告は、検索数に限りがあり、競争も激化していますので、コンテンツ連動型広告をさらなる追加の打ち手として検討してみてはいかがでしょうか。
