SEMコラムVol.37
インタレストマッチの効果的活用

株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 大藤 宗一

これまで、Yahoo! JAPANのみに配信していた興味関心連動型広告「インタレストマッチ」のPC向けサービスが、4月以降に提携パートナーへも配信していくと発表されました。

広告の掲載が開始されるのは、mixi、All Aboutなど現在コンテンツ連動型広告「コンテンツマッチ」を採用しているパートナーサイトになります。

今回は、現在のYahoo! JAPANにおいて、ユーザーにどのように広告が見られているかを検討してみます。

インタレストマッチについて

そもそもインタレストマッチは、ページの内容や訪問者によって異なる広告が表示されます。

単なるコンテンツ連動型広告ではなく、多様な要素で、誰にどの広告を表示するかを制御しており、制御する要素としては、次のようなものがあります。

  1. ユーザーが閲覧しているサイトの内容(コンテンツマッチ)
  2. ユーザーの過去のウェブ利用履歴(興味分野ターゲティング)
  3. 都道府県など配信地域や性別・年代の絞込み(デモグラフィック)
  4. 配信スケジュールの時間指定

また、華々しく登場したものの、現状としては「コンバージョンがあがりにくい」といった評価が多数を占めております。

コンバージョンがあがりにくい理由

インタレストマッチ掲載枠のすぐ上のテキストが「主なニュースで○○の記事を読む」となっています。

  1. ユーザは、もともとニュース記事を読んでいる上に、この文脈で上から下へテキストを見て行くと、かなりの確率でインタレストマッチを「主なニュースの記事」と勘違いしている可能性がある。
  2. 点線による情報の区切りがあるために、「主なニュースで○○の記事を読む」からインタレストマッチ末尾までがひとつの情報のエリアとして認識されているのではないか。

以上のことから、インタレストマッチの仕組みは非常に斬新で効果的ではあると思うものの、配信先の掲載のさせ方により効果が変わってくると考えられます。

インタレストマッチへ出稿する際は、自社のコンテンツ・商材の内容と配信先のコンテンツの状況を踏まえて掲載しましょう。




今さら聞けない派遣情報 vol.1
派遣の種類とは?

株式会社メンバーズ 人材派遣サービスグループ

最近ニュースで派遣についてよく取り上げられていますが、派遣には種類があることをご存知ですか?

派遣には3種類、一般派遣と特定派遣、紹介予定派遣があります。
一般派遣とは登録型で、働きたい人が複数の派遣会社(派遣元)に登録し、企業(派遣先)からの依頼にあわせて派遣されます。

特定派遣は、派遣元が雇用している社員を派遣する方式。

紹介予定派遣はその名からも想像できるように派遣期間の終了後に、派遣先へそのまま正社員として雇用してもらうような制度です。

メンバーズでは特定派遣のサービスを行っています。
メンバーズの特定派遣サービス
ぜひお気軽にご相談ください。




SEMコラムVol.36
広告文テスト。正しい検証できていますか?

株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 金澤 大輔

今回は、リスティングにおける広告文の効果検証を行う際に留意すべきポイントをまとめてみました。
定期的にテストを行っているにもかかわらず、効果があがらない。
そんな時は以下の点をもう一度確認されてみてはいかがでしょうか。

1.テストを行う際の注意点

Googleではプレミアムポジションを考慮する

新規に広告を入稿した場合、Googleではプレミアムポジションへ表示されるようになるまである程度時間がかかります。
このため、既存の広告がプレミアムポジションにある場合、新規に入稿した広告とクリック率に差が生まれてしまうため、同条件の比較にならない可能性があります。

Overtureではコンバージョンの計上方法を考慮する

Overtureは過去のクリックからのコンバージョンを、コンバージョンが上がったその日につける仕組みになっているため、新規に入稿した広告文に比べ既存の広告文のコンバージョン数が多くカウントされる場合があります。

必ずスプリットテストで行う

クリック率やコンバージョン率は市場や季節の変動による外部的な要因に大きく影響を受けるため、前後比較での検証は避けたいものです。
たとえば、
「今テストしている広告Aと広告Bよりも、以前に使っていた広告Cのほうがコンバージョン率が高かったから広告Cに戻そう」
一見この判断は正しいようにみえますが、広告Cを走らせていたときの外部環境は現在とは異なっています。広告Cに戻した途端さらにコンバージョン率が下がってしまうかもしれません。

2.検証行う際の注意点

十分な母数を蓄積させる

商材や広告グループのキーワードによってはコンバージョン数が蓄積されるまで時間がかかる場合があります。
コンバージョン数が1桁では信憑性のあるデータとはいえないかもしれません。
早いサイクルでPDCAを回すことができるのが理想ではありますが、信頼度の低いデータの早期判断で効果が下がってしまっては本末転倒です。

広告文のどこが良かったのか明確にする

それぞれの広告文で訴求しているポイントが何なのか明確にしておきましょう。
“価格の安さ"を訴求したことが良かったのか、それとも“商品の品質"を訴求したことが良かったのかを明確に判断できないのでは、テストを行う意味もなくなってしまいます。
同じ理由で、タイトルと説明文はそれぞれ、

  • タイトルが異なる広告文でのテスト
  • 説明文が異なる広告文でのテスト

を別々に行なわければ、タイトルが良かったのか説明文が良かったのかわからなくなってしまいます。

3.より良い広告文を作るために

仮説をもとに次の検証を行う

リスティングの広告文テストは、文字や表現の組み合わせを変えることでほぼ無限に改善を行うことができます。
ですが、現実的に考えると、限られたリソースの中で検証可能なのはその膨大に作れるパターンのほんの一部にすぎません。
その中で広告文の効果を最大化させるためには、ある程度の仮説をもって広告文を作ることが重要です。
自分だったらどんなコピーだったらクリックするのか?なぜこの広告文はあまりクリックされないのか?
広告文テストで大切なのは単に結果だけではなく、結果から得られた示唆をもとに次の改善にどう繋げていけるかではないでしょうか。




SEMコラムVol.35
ヤフーとグーグルの利用者の違い:その3

株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 植木 耕太

日本の検索エンジンはヤフーとグーグルの寡占状態。
SEMマーケティング成功のために、それぞれのユーザー像をイメージながらそれぞれ合ったリスティング広告の施策を打っていきましょう。

今回もいくつかの調査結果を基に、ユーザーの購入行動についてみていきます。

ネットショップでの平均購入金額

ヤフー :\9,950
グーグル:\11,252

グーグルユーザーはヤフーユーザーに比べて、ショッピング一回当たりの購入金額が高いようです。
グーグルユーザーは平均所得が高いという調査結果も出ていますので、ヤフーユーザーと比較すると、リッチに買い物ができるのかもしれません。

ネットショップでの購入時間帯

14時から21時までの時間帯では、ヤフーユーザーの方が購入を行う人が多く、24~7時の深夜早朝の時間帯ではグーグルユーザーの方が購入行動が活発になります。

利用者に主婦等が多いというヤフーの特性や、昼間の仕事中に比較検討して、夜の時間に購入を行うというグーグルユーザーの行動も見えてきそうです。

ネットショップでの代金決済方法

ヤフー :代金引換…45.1%、クレジットカード…24.5%
グーグル:代金引換…39.1%、クレジットカード…29.7%

ヤフーユーザーは代金引換への偏りが大きく、ネット上でクレジットカード番号を入力することに抵抗を感じているようです。
一方、グーグルユーザーではその差が縮まり、利便性を重視しながらネットショッピングを行っていることがわかります。

※上記記事は「Eストアー」の調査結果を引用しています。




SEMコラムVol.34
ロングテールワードの運用方法

株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 大藤 宗一

リスティング広告において、ロングテールワードは、費用対効果を高めるために非常に有効な手段です。
ただし、一歩間違えると費用対効果が悪くなってしまいます。

今回はロングテールワードの運用方法について触れてみたいと思います。

自社サイトにロングテールワードにあっているかどうか

ロングテールワードは「賃貸 マンション 価格 高円寺」といった形で具体的に商材を探している場合が多いです。
もし、コンテンツに必要な情報が存在しない、またはたどり着きにくい場合には、実施してもあまり効果は現れません。

自社サイトのコンテンツや製品を一度整理し、キーワード選定を心がけましょう。

新規追加する場合は、闇雲に入れない

よくある落とし穴として、ロングテールワードを入稿する際、「○○+○○+○○」といった3語を組み合わせたパターンで作成し、さらに組み換えを行ってキーワードを増やして追加する場合が見られます。
以前見られた例として「マンション 資料請求 比較 購入」といったワードが入っていることがありました。

場合によっては、検索をされる可能性が非常に低いキーワードを追加することで品質インデックスやクオリティスコアにも影響する場合がありますので、極力、機械的に入稿するのは避けましょう。

検証を行う際は、「点」で見るのは止めましょう

ロングテールワードは、コンバージョンをしても件数としてはわずかです。
月次で評価を行う際は、広告グループに紐づけて行いましょう。

また、ちりも積もれば山となるで、コンバージョンも増える一方、コンバージョンしていないキーワードでのコストが長い期間でみると意外とびっくりするほど使用している場合があります。

3ヶ月に一度のスパンでデータを検証し、キーワードの精査を行うようにしましょう。




モバイル端末の分け方

株式会社メンバーズ
ウェブインテグレーショングループ

モバイルサイトの制作にあたって、「推奨閲覧環境/テスト端末はどう考えるべきでしょうか?」との質問をもらったので、勉強もかねて携帯電話のウェブ閲覧環境をざっと整理してみました。
実装に大きく影響を与える項目は色々ありますが、何となく気になる8項目を取り上げています。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください




モバイル端末の分け方
対象にしている端末・ブラウザ

日本の携帯電話の搭載ブラウザには、モバイルブラウザとフルブラウザがあり、モバイルブラウザはiモード/EZweb/Yahoo!ケータイの閲覧、フルブラウザはPCサイトの閲覧用に使われます。
今回はモバイルブラウザ向けサイトの話なので、フルブラウザのことは考えていません。 また、iPhoneのようなスマートフォン端末も対象外にしています。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

対象にしている端末・ブラウザ

その他のモバイル端末の分類は下記リンクよりご覧ください。




モバイル端末の分け方
ベースとなる端末マッピング

携帯電話の端末をキャリアと通信方式(2G/3G)で作ったマトリクス上にマッピングしたものをベースとして使います。一応マトリクスの中は年代順に並べているつもりです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

ベースとなる端末マッピング

その他のモバイル端末の分類は下記リンクよりご覧ください。




モバイル端末の分け方
画面サイズ

基本的に2004年以降の3G端末はQVGAに対応しているようです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

画面サイズ



モバイル端末の分け方
ページ容量

au以外の3G端末では制約が大幅に緩和されています。パケット代の方が問題ですね。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

ページ容量



モバイル端末の分け方
(X)HTML文書タイプ

概ね2G端末がHTML系のみ、3G端末はXHTML系も利用可能なようです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

(X)HTML文書タイプ



モバイル端末の分け方
CSS

基本的に2004年以降の3G端末はCSSに対応しているようです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

CSS



モバイル端末の分け方
画像フォーマット

3G端末では、ドコモのみPNGが利用できなくなっているようです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

画像フォーマット



モバイル端末の分け方
SSL

ドコモの初期端末を除き、全ての端末がSSLに対応しているようです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

SSL



モバイル端末の分け方
Cookie

ドコモはCookieに一切対応していません。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

Cookie



モバイル端末の分け方
Flash

2004年以降、3G端末にはFlashに対応するものが増えてきているようです。

※分類は目安ですので、あくまで自己責任で参考程度にご覧ください

Flash



SEMコラムVol.33
モバイルリスティングの導入にあたって

株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 金澤 大輔

今回は、PCとの違いといった観点から何点か留意すべきポイントをまとめてみました。
一口にモバイルリスティングといっても、様々な媒体がありますが、まずは各キャリアの公式検索エンジンにもなっているOvertureとGoogleへの出稿を前提に見ていきます。

表示枠について

PCと違い、モバイルの小さな画面では、検索結果1ページ内に表示される広告の数も少なくなっています。
Overture、Googleともに2件~5件となっており、それ以下の順位では上位に比べインプレッションが大幅に減少することとなります。
そのため主力となっているキーワードの掲載順位は頻繁にチェックしましょう。

広告について

Overture

タイトル:全角14文字
説明文 :全角19文字

Google

タイトル:全角12文字(半角24文字)
説明文 :全角12文字(半角24文字)

広告文に使用できる文字数もPCと比べ少なくなっています。
特にGoogleでは表現や言い回しがかなり限定されてくるので、訴求するポイントを絞る必要があります。

入札方法について

Overtureではより高い金額を入札した順に掲載順位が決まる単純な仕組みとなっています。掲載順位を容易にコントロールできる反面、クリック単価の高騰には注意が必要です。
GoogleではPC同様、品質スコアと入札価格で順位が決まります。

また、Overture・Googleともにキャリアごとの入札価格の調整が可能です。

検索数の違いについて

au・ドコモはGoogleを、ソフトバンクはYahoo!Japanを公式エンジンとして採用しています。
そのため、検索数では現在のところOvertureに比べてGoogleが優位にある状況です。
もちろんキーワードにもよりますが、同じキーワードでも5倍以上インプレッションに差が出るケースも多々見受けられます。
このあたりもPCとは大きく異なるポイントではないでしょうか。

効果測定について

モバイル用ブラウザではjavascriptが起動しない、一部の端末ではクッキーが読み込めないといった制約があります。

そのため、効果測定にはモバイル用にツールを用意しましょう。

以上、モバイルリスティングにおけるPCとの違い、OvertureとGoogleの違いを簡単に見てきました。
モバイルでは制約や環境がPCと大きく異なるため、キーワードや広告グループの構成もモバイル用にリプランする必要があります。

いずれにせよ、ターゲットとなるユーザが

  • どのような時間帯にどのような場所からアクセスしているのか
  • どのような目的で検索しているのか
  • どのような興味をもっているのか

今一度考えてみたうえで出稿を検討するとよいでしょう。

※掲載内容は2009年2月現在の情報となります