SEMコラムVol.21
リスティング広告を始める前に押さえておくべきポイント
株式会社メンバーズ
メディアマーケティング事業部 メディアグループ 植木 耕太
オーバーチュアリスティングを始めるためのガイドライン。
「なんとなく知っているようでも、具体的な内容はよくわからない」という方が多いと思います。
リスティング広告を実施中、もしくは実施予定で、サイトの改修を考えている方は、これらを加味してのサイト作成が必要になります。
今回はオーバーチュアのガイドラインにおいて重要な部分を抜粋してご説明いたします。
なお、グーグルアドワーズのガイドラインに関しては『AdWords Help Center』をご参照ください。
掲載ができない業種・商材(抜粋)
- スタンガンや催涙スプレー、刃物など武器に相当する商品
- ネズミ講などのネットワーク系のビジネス
- 宗教団体の勧誘、布教活動
- 政党、選挙活動などの政治活動
- 成人向けコンテンツ
…など
掲載に注意が必要な業種・商材
- ギャンブル系のサイト
→日本政府が公認している主催/運営団体はOK
→必勝法が記載されいているサイトや射幸心をあおるサイトはNG
→購入できるキーワードにも制限がある
- 消費者金融系のサイト
→上場企業やその関連企業であればOK
→上記以外でも「貸金業登録業者である」などを含む
5つの条件全てを満たしていればOK
- 異性紹介サービスや結婚情報サービス系のサイト
→結婚情報サイトでは、料金体系の明示や年齢制限の明示などが必要
→いわゆる「出会い系」サイトでは年齢確認ページなどが必要
- 医薬品や医薬部外品、化粧品など
→承認外の効能記載や断定的な表現、不安を与える表現はNG
→具体的なサイト審査は東京都の基準に従う
参考資料:「薬事法の施行について」による承認を要しない化粧品についての効能効果の表現の範囲
- 健康食品や健康器具、美容器具など
→「ガンに効く」など病気の治療または予防を目的とする表現はNG
→「疲労回復」など身体の組織機能の増強、増進を目的とする表現はNG
→「1日2個お飲みください」など、医薬的な用法用量の指定表現はNG
…など
サイトに記載が必要な事項
Overtureに広告を掲載するには、下記のようなサイト所有者情報が記載されている必要があります。
- 会社名または所有者名
- 所有者の連絡先(メールアドレス、電話番号、問合せフォームなど)
リンク先URLの必要事項
リスティング広告からの誘導先として設定するページは、下記の条件を満たしている必要があります。
- バックボタン(「戻る」ボタン)
ユーザーがブラウザのバックボタンを用いることにより、誘導先のページから1クリックで検索結果ページへ戻ることができなければなりません。
- ポップアップ
誘導先のページには、広告主以外の第三者によるポップアップ/アンダーウィンドウや別画面を表示することはできません。
- 表示できないサイト
作成中のサイトや無効なURLの使用により表示されないページは、審査を行うことができないため掲載できません。
以上、オーバーチュアで広告掲載を始めるための前提事項を見てきました。
詳細については、オーバーチュアの掲載ガイドラインをご参照ください。
Webマーケティングにおけるボトルネック解消方法
株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕
企業のWebマーケティング、特にECや資料請求、申し込みなどを主たる目的とする場合、Webマーケティングの効率性、効果性が常に要求されます。
最近は様々なソリューションや効果検証ツールが安価に提供されるようになり、企業のWeb担当者は実施したマーケティング施策効果や効率性を各自でも追及できるようになりました。各業務エリアの部分最適化は以前より効果があがっています。
その一方で部分最適化の効果、効率を追及するあまり、全体的に見れば最終効果を挙げられる可能性の高い施策を実施しない、あるいは一回の実施結果の細かい効果検証だけで判断をしてしまい、潜在性の高い施策を見失ってしまうということがおこっています。
つまり枝葉にこだわるあまり、木の幹を見ることが出来ていないということです。
メンバーズでは企業のWEBマーケティングをサイト構築・運用、ネット広告、eメールなどの業務支援を通じて、クライアントのマーケティング・ゴール達成のために、担当の方と日々PDCA(Plan Do Check Action)を実践しています。このマーケティング活動の中で重要なのは、1)目標を達成するために必要なタスクの管理数値目標=KPI(Key Performance Indicators)を設定し、2)全体の流れの中(※下記図参照)で何が障害(ボトルネック)になって流れが詰まっているのかを探し出し、早急に改善し、その流れが直ったかどうかを検証することです。我々はこれをボトルネック検証法と呼んでいます。
私たちの知見では、多くの基本的な検証ポイントがあり、これに業種特有のポイントが付加されます。
ボトルネック検証の肝は下記の3つです。
- 全体を俯瞰して検証する
- 細部にこだわる
- PDCAを常に実践する
以上3つは単純なようですが、実は1と2の両立が難しくなっています。
例えばネット広告とサイト運用を別部門で担当している場合など、部門最適化はできたとしてもWeb全体のレビューはなかなか実施できていないのが現状です。
当社はクライントと検索サイトからの流入から最終コンバージョン(購入、資料請求など)までの分解図を作り、Webマーケティングにおける施策ポイント全体概要を常にクライアントと共有し、PDCAを実施しています。当社のあるクライアントでは流入から購買までの主導線を65通りに分け、常にそのコンバージョン状況をダッシュボードで把握し、施策を実施しています。
詳細はWebボトルネック診断サービスをご覧ください。
SEMコラムVol.20
ログ分析においてやってはいけない
5つの落とし穴
株式会社メンバーズ
プランニングディビジョン プランニンググループ 大藤 宗一
9月が終わり、多くの企業では半期の振り返りを行う時期に入っているかと思います。
今回は、SEMと関連性の深いアクセスログのデータ分析を行う際にやってはいけない5つの落とし穴についてまとめてみました。
1.他社と自社のデータを比較する
ここ最近Google Analyticsで他社ベンチマークの指標が出ています。
よくありがちな傾向として他社のデータをみて、「ここの指標まで押し上げるんだ!」などと数値目標を設定しがちですが、各企業ごとに営業戦略の違いや市場における立場の違いがあり、比較は困難です。
データを分析する際は、まずは自社の振り返りからはじめましょう。
2.分析指標の優先順位が決まっていない
アクセスログデータは大量に存在するため、分析を行っても「結局結論が何なのか?」を見失ってしまう場合があります。
分析を行う前に施策の目的、達成指標、あるべき姿を定義してから行いましょう。
3.必要のないデータを収集してしまう
企業のマーケティング活動におけるデータは大量に発生します。
達成指標、あるべき姿に対して影響度の低いデータはなるべく除外し、必要なデータ収集を心がけるようにしましょう。
4.正確なデータ収集が行えない
よくあるパターンとして、Webビーコン型の計測ツールを使っているにもかかわらずタグが埋まっていない、またタグの記述方式が違うなどといった問題が散見されます。
サイト上の都合といった部分もあるかと思いますが、正確に計測を実施するために、ログ解析ツールの設定を再度見直しましょう。
5.レポート作成・確認の周期を決めない
目標達成するためには、どの軸でデータを検証していくか?が非常に大切です。
分析を行うスケジュールを設定することで、いつまでにどこまで改善すればよいかを明確にし、次回施策につなげていくことが可能になります。
発見したファクトの原因となる仮説を策定し、改善・活用するための施策を実施、結果を効果測定する。
PDCAサイクルを効率的に行うための運用定義の策定が成功への近道になるのではないでしょうか。
9月30日(火)セミナー後記
“2009年勝ち組サイトになるためのカイゼン調査セミナー”を開催しました。
はじめに
当日は雨にも関わらず、多数の方にご来場頂きました。
お足もとの悪いなかお越し頂いたみなさまには、深く御礼申し上げます。
セミナー概要
このセミナーでは、Webマーケティングにおけるコンバージョン・アップの為に、ログ解析ツールをより効果的に活用する方法をご説明させて頂きました。
※当セミナーの内容詳細は9月30日(火)セミナー情報をご覧下さい
会場内の様子
今回起こし頂いたお客さまは、約半数の方々が実際にログ解析ツールをお使いになっている方々で、ログ解析ツールへの関心度の高さが伺えました。
当日のセミナーではログ解析ツールの画面も実際にお客さまにご覧頂き、みなさま大変熱心に聴講されており、また配布資料を熟読されている方々も多く見受けられました。
お客様から頂いた感想・ご意見
- 資料がとても参考になりました
(音楽関連業界) - 基本的な部分も解説して頂けたので、参加して良かったです
(金融関連業界)
今後のセミナー情報
当社で定期的に開催しております「Google Analytics徹底活用セミナー」は、毎回満席となっているため、今後も定期的な開催を予定しております。
近々セミナー情報ページにて、第6回目となります「Google Analytics徹底活用セミナー」開催のお知らせを予定しておりますので、ご興味のある方の、お問い合わせをお待ちしております。
